CD

String Quartet.14, 16: 古典四重奏団

Beethoven (1770-1827)

User Review :5.0
(1)

Item Details

Genre
:
Catalogue Number
:
EWCC0014
Number of Discs
:
1
Label
:
Format
:
CD

Track List   

  • 01. アダージョ、マ・ノン・トロッポ・エ・モルト・エスプレッシヴォ
  • 02. アレグロ・モルト・ヴィヴァーチェ
  • 03. アレグロ・モデラート
  • 04. アンダンテ、マ・ノン・トロッポ・エ・モルト・カンタービレ
  • 05. ブレスト
  • 06. アダージオ・クワジ・ウン・ポコ・アンダンテ
  • 07. アレグロ
  • 08. アレグレット
  • 09. ヴィヴァーチェ
  • 10. レント・アッサイ・カンタンテ・エ・トランクィロ
  • 11. グラーヴェ、マ・ノン・トロッポ・トラット~アレグロ

Customer Reviews

Comprehensive Evaluation

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意味深長なカップリングだと思わせるディス...

投稿日:2013/01/19 (土)

意味深長なカップリングだと思わせるディスクで、その印象は演奏によって助長されました。 作品131の第一楽章、ノイヴィーナーシューレの作品をかけてしまったのかと、錯覚に陥らせるような世紀末的不安を感じさせる始まりは、【そうでなければならぬのか?】と問いかけて来るようであり、終楽章の輝かしいばかりの楽句は 【そうでなければならぬ】と謂わんばかりの、決然とした音楽で終わりますが、作曲者によって記されたと伝えられているこれらの語句は、併録された作品135のスコアに書かれていたものだそうですが、第九の終楽章で前三楽章の調べが否定され、”An die Freude” に至る産みの苦しみを知る我々にとって、残された語句は、晩年を迎えたベートーヴェンの、須らく作品に込めていた自問自答が、作品に残影となって顕れたような印象を持ちました。 レコーディングエンジニアの腕が優れているのでしょう、ヴァイオリン二挺の対抗配置が生きた素晴らしい録音で、この団体が作品に抱くイデーを余すところなく伝えてきます。 コペンハーゲン、リディアン、サイプレスなど、最近では後期セットのみをリリースする団体が散見される中で、この古典弦楽四重奏団のディスクは、演奏、録音共に、ひときわ優れたセットとして記憶に残ることでしょう。  Hi-Price設定のため、今ではこの価格だと過去の名演奏の全集が手に入る時代になりましたが、それでも尚、このディスクの価値は少しも減じられることは無いほど素晴らしいと思います。 弦楽四重奏の録音としては、テラークのクリーヴランド盤がTOPランクの素晴らしいサウンドを提供してくれましたが、このディスクはそのセットを過去のものにしてしまいました。

和愚練庵 さん | 東京都 | 不明

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Beethoven (1770-1827) Items Information

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