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Symphony No, 9, : Furtwangler / Vienna Philharmonic, Guden, Anday, Patzak, Poell (1952)

Beethoven (1770-1827)

User Review :5.0
(9)

Item Details

Genre
:
Catalogue Number
:
TAH4008
Number of Discs
:
1
Label
:
Format
:
CD
Other
:
Import

Product Description

ベートーヴェン:交響曲第9番『合唱』(1952)
フルトヴェングラー&ウィーン・フィル

ORF録音。旧FURT1075。(キングインターナショナル)

【収録情報】
・ベートーヴェン:交響曲第9番ニ短調Op.125『合唱』
 ヒルデ・ギューデン(ソプラノ)
 ロゼッテ・アンダイ(アルト)
 ユリウス・パツァーク(テノール)
 アルフレード・ペル(バス)
 ウィ−ン・シングアカデミ−
 ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
 ヴィルヘルム・フルトヴェングラー(指揮)

 録音時期:1952年2月3日
 録音場所:ウィーン、ムジークフェラインザール
 録音方式:モノラル(ライヴ)

Customer Reviews

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Comprehensive Evaluation

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フルトヴェングラーの代名詞と言えば、ベー...

投稿日:2012/12/06 (木)

フルトヴェングラーの代名詞と言えば、ベートーヴェンの交響曲であるが、9曲ある交響曲の中でも第1番を除くいわゆる奇数番の交響曲については、自他ともに認める十八番であったと言えるだろう。それら4曲の交響曲については、かなりの点数の録音が遺されているのも特徴であり、近年になっても新発見の録音が発掘されたり、あるいはより音質のより音源の発見、さらにはSACD化などの高音質化が図られるなど、フルトヴェングラーの指揮芸術に対する関心は、没後50年以上が経っても今なお衰えの兆しが一向に見られないところだ。フルトヴェングラーによるベートーヴェンの交響曲第9番の名演としては、諸説はあると思うが、これまでのところ、バイロイト祝祭歌劇場管弦楽団とのライヴ録音(1951年)と、最晩年のフィルハーモニア管弦楽団とのライヴ録音(1954年)が2強を形成していたと言える。もちろん、これら2つの演奏自体が圧倒的な素晴らしさを誇っているのであるが、それ以上に、両名演についてはSACD化が図られているというのも大きいと言えるのではないだろうか。フルトヴェングラーの録音は、演奏が素晴らしくても音質が良くないというのが定評であり、逆に、これまであまり評価が高くなかった演奏がSACD化によって、高評価を勝ち取ることもあり得るところである(例えば、1947年5月25日のベートーヴェンの交響曲第5番のライヴ録音)。本盤におさめられた1952年の交響曲第9番についても、今般のSACD化によって、そのような可能性を秘めた名演と言えるだろう。これまで、とりわけトゥッティにおいて音が団子状態になったり、不鮮明で聴き取りにくい箇所が極めて多かったのが大幅に解消され、前述のバイロイト盤や1954年盤にも十分に対抗できるような良好な音質に生まれ変わった意義は、極めて大きいことであると言える。本演奏は、かのバイロイト盤の1年前のものであるが、それだけに気力・体力ともに更に充実したフルトヴェングラーによる至高の指揮芸術を、これまでとは違った良好な音質で堪能することができるようのなったのは実に素晴らしいことと言えるだろう。第1楽章冒頭の他の指揮者の演奏の追随を許さない深遠さ、その後のとても人間業とは思えないような彫の深さ、第3楽章の誰よりもゆったりしたテンポによる演奏の神々しいまでの崇高さ、そして終楽章のドラマティックな表現など、フルトヴェングラーだけに可能な至芸は、我々聴き手の深い感動を誘うのに十分であると言える。オーケストラがウィーン・フィルであることも、本演奏の大きなアドバンテージであると言えるところである。いずれにしても、SACD化によって、これまでとは格段に良好な音質に生まれ変わるに至った本盤の演奏は、バイロイト盤や1954年盤とともに3強の一角を占めるとも言うべき至高の超名演に位置づけられることになったと言えるところであり、本SACD盤の登場を大いに歓迎したいと考える。

つよしくん さん | 東京都 | 不明

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 フルトヴェングラーが残した素晴らしい4...

投稿日:2012/01/01 (日)

 フルトヴェングラーが残した素晴らしい4種の第9,1942,バイロイト,1952,そしてルツェルン。この中で,安定した美しさと,バランスのとれた劇的迫力でもって,この1952盤が最も素晴らしい第9と呼べるのではないかと思います。  私にとってのベストはバイロイトなのですが,どこに違いがあるのか…専門的な用語を用いての説明は私にはできません。ただ,専門知識のない私のレベルでもはっきり言えることは,1952年盤の聴後は「なんて凄い作品なんだ…」「なんて凄い指揮者なんだ…」「なんて凄い演奏なんだ…」となるのですが,バイロイトの聴後は忘我状態のため何の感想も抱けないということです。  第9という作品の素晴らしさを,これほど見事に表現できた演奏は他にないのでは,と思います。だから,第9を聴きたいときは,私は1952年盤を取り出します。…が,1942年盤,そしてバイロイト盤には,それを越えた何かがあるんです…。

masato さん | 新潟県 | 不明

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素晴らしい。ひどい音質のレコード・CDで出...

投稿日:2006/04/20 (木)

素晴らしい。ひどい音質のレコード・CDで出回っていたため問題外視されていたが、正規盤の登場で評価が一新。ここまで音によって演奏の質が見直された例は余りなかったのでは?正直な所ドイツ協会盤とAndante盤しか聴いていないが、両者の音に感銘を左右するほどの差はなかったので(多少はあったという事ですが)、このTahra盤も期待できます。オケの熱気が素晴らしいし、合唱がいい。それに何より晩年の、しかし活力をも残したフルトヴェングラーの指揮。51年53年のVPOなどとは比べ物にならない。お勧め。ひょっとしたらバイロイト盤よりいいかも

Pianist さん | Tokyo | 不明

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Beethoven (1770-1827) Items Information

  • Furtwangler / Bayreuth 1951 German Edition. In 1951 Wilhelm Furtwangler twice demonstr... HMV&BOOKS online|Friday, January 1, 2008 21:20
    Furtwangler / Bayreuth 1951

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