ベートーヴェン(1770-1827)

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CD 輸入盤

交響曲第7番、『コリオラン』序曲 宇野功芳&日本大学管弦楽団(1983ライヴ)

ベートーヴェン(1770-1827)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
GS2001
組み枚数
:
1
レーベル
:
:
International
フォーマット
:
CD
その他
:
輸入盤

商品説明

10年間封印されていた超過激演奏、ついにCD化!
交響曲第7番は近衞版準拠による稀少演奏


【制作者より】
今から10年前、GS-2001として発売を予告したこの演奏は、突如指揮者から「あまりにも過激な演奏で、世に出すべきものではない」と待ったがかかり、中止となりました。そのため、年に何回かはファンから問い合わせがあり、その都度指揮者と交渉をしましたが、許諾は得られませんでした。
 しかし、2010年10月、事態は急変、晴れて世に出すことが可能になりました。つまり、指揮者の説得に10年近くかかったことになります。
 宇野功芳(指揮)のベートーヴェン第7 はこれまでに新星日本交響楽団(1997年、キングレコード KICC237)、アンサンブルSAKURA(1999年、URFC0001/プライヴェート盤)の2種類ありますが、全体の解釈は回を重ねるごとに軌道修正がなされています。しかし、このディスクの演奏は第1回目の指揮のためか、やりたいことをすべて行った演奏で、その衝撃度は破格です。
 また、特筆されるのは日本の指揮界の発展に大きく寄与した近衞秀麿[1898-1973]が編曲した版に準拠していることです。この版には管楽器ではピッコロやコントラ・ファゴットが加わり、ホルンは6本に増強されています。また、弦楽器は特に内声部がより厚みのある響きを得るように改変されていますが、ティンパニなど原典から著しく遠いと思われる箇所は原典に戻してあります。従って、全体の響きの印象としてはマーラー版によるシューマンの交響曲全集に近く、著しく違和感を感ずることはないでしょう。
 なお、『コリオラン』序曲は全くの原典通りです。
 ボーナス・トラックには本番直前に行われた通しリハーサルを入れました。

【解説書の内容】
 演奏会当日のプログラムに掲載された宇野功芳の「指揮者のひとりごと」を転載します。(以上、平林直哉)

※おことわり:日本大学管弦楽団は同大学芸術学部とは全く無関係のアマチュアの団体で、技術的にはつたない箇所が多々あります。

【収録情報】
ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン:
1. 『コリオラン』序曲、作品62
2. 交響曲第7番イ長調、作品92(近衞秀麿版準拠)

ボーナス・トラック/最終リハーサルより
3. 交響曲第7番より第1楽章
4. 『コリオラン』序曲

 日本大学管弦楽団
 宇野功芳(指揮)

 録音時期:1983年6月21日(1,2)、1983年6月19日(3,4)
 録音場所:新宿文化センター(1,2)、日本大学文理学部大講堂(3,4)
 録音方式:ステレオ(ライヴ:1,2)
 使用音源:19センチ、4トラック、オープンリール・テープ

ユーザーレビュー

総合評価

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「あまりの過激さ」と書かれてあるが、「宇...

投稿日:2019/04/14 (日)

「あまりの過激さ」と書かれてあるが、「宇野節」が大好きな私には、「これ位で丁度良い」と思いました。 金管は「音を割って」強秦され、打楽器は「阿修羅の様に」強打されます。 テンポの動かせ方も独特で、それは「メンゲルベルク」を超えます。 寧ろ、アマチュア・オーケストラの「日大管」が、良くぞ此処迄、宇野氏に「着いて」演奏出来ている事が、何よりも素晴らしいと思いました。 宇野氏の同曲で別のCDも持っていますが、恐らく、この「グランド・スラム盤」が、第一に聴かれて然るべき、と思います。 「聴き古した曲」である交響曲第7番に「新鮮な感動」を受けました。 「アンチ宇野」のクラシック・ファンが多い様ですが、私はそういう人々に、 「何を取り澄まして綺麗事言っているのだ!斬れば血の出る様な演奏、それこそが、クラシックを『再現芸術』として楽しむ事ではないか!」と言ってやりたいと思います。

Albertine Simonet さん | 千葉県 | 不明

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過剰なアゴーギグとテンポ変化で宇野氏がや...

投稿日:2010/12/25 (土)

過剰なアゴーギグとテンポ変化で宇野氏がやりたい放題に暴れた演奏。こういうのが好きな人もいるだろうが、激怒しながら停止ボタンを押す人の方が多いだろう。僕としては星2つぐらいの演奏だが、説得力皆無の粗野な解釈に、文句言わずに従った学生諸君の献身を讃えて+1オマケ。

ふらんこ さん | 埼玉県 | 不明

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ベートーヴェン(1770-1827)

1770年12月17日(16日?):父ヨハン、母マリアの次男としてドイツのボンに誕生。 1778年:7歳でケルンでの演奏会に出演。 1781(1782?)年:クリスティアン・ゴットロープ・ネーフェに師事。 1800年:交響曲第1番を宮廷劇場で指揮。 1804年:交響曲第3番『英雄』を発表。 1805年:交響曲第5番『運命』、交響曲

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