ベートーヴェン(1770-1827)

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CD 輸入盤

交響曲全集、ミサ・ソレムニス、合唱幻想曲、序曲集 ヴォルフガング・サヴァリッシュ&NHK交響楽団(1970年ステレオ)(7CD)

ベートーヴェン(1770-1827)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
KKC2127
組み枚数
:
7
レーベル
:
:
International
フォーマット
:
CD
その他
:
輸入盤

商品説明


ベートーヴェン交響曲全集、序曲集、合唱幻想曲、荘厳ミサ
サヴァリッシュ&NHK交響楽団


「私とN響とが共に努力した仕事の成果は、すばらしい演奏 ― それもしばしば稀に見るほどの見事な演奏として表され、これに対して私は心からの感謝を捧げたいと思います。特に1970年のベートーヴェン・ツィクルスは、私にとって忘れることのできないすばらしい思い出となっています。」

ヴォルフガング・サヴァリッシュ


いざなぎ景気と万博に日本が沸いていた1970年は、クラシック界にとっては、ベートーヴェン生誕200周年という大きな記念の年でもあり、ベートーヴェン演奏が世界規模で活性化、日本では46歳のサヴァリッシュがNHK交響楽団を指揮して気合の入ったベートーヴェン演奏を聴かせていました。
 サヴァリッシュとNHK交響楽団の関係は1964年に始まりますが、当初から相性が良かったようで、6年目となるこの1970年の共演では、サヴァリッシュのスタジオ録音ではまずお目にかかれない激しい演奏が聴こえてくるのに驚かされます。

【巨匠たちとの交流から自己確立へ】
サヴァリッシュは若い頃に、ワルターやクレンペラー、フルトヴェングラー、クレメンス・クラウス、ベームといった大指揮者たちと交流があり、特にクナッパーツブッシュについては、地元がミュンヘンだったこともあって、同地のすべての公演に通うほどの崇拝ぶりだったといいます。
 彼らから、ワーグナーやモーツァルト、R.シュトラウスのオペラ解釈の方向性、そしてシューベルトやシューマン、ベートーヴェン、ブラームスらの交響曲の解釈で大きな影響を受けたというサヴァリッシュは、やがてコレペティトアからたたき上げ、数多くの現場経験を踏まえて自分のスタイルを確立して行きます。
 ここで聴ける演奏は、若きサヴァリッシュがバイロイトに登場して世間に衝撃を与えたときと同じく、エネルギッシュに作品に切り込む迫力あるアプローチをベースに、自己のスタイルを切り開いたものとなっています。
 たとえば交響曲第4番の第4楽章など凄いスピードで緊迫感も強く、その荒々しいまでのパワーには驚くばかりですが、一方、続いて始まる交響曲第7番では大交響曲として仕上げられており、第1楽章では巨匠的なスケールをも感じさせ、第2楽章の詠嘆、第3楽章の野趣とトリオの壮大な盛り上がりを経て、第4楽章でも十分な重みをもった状態で突き進む姿が印象的です。

【人気指揮者サヴァリッシュ】
当時のサヴァリッシュは、ハンブルク市の音楽総監督とウィーン交響楽団首席指揮者を務める一方、ミラノ・スカラ座やバイエルン国立歌劇場でもオペラを振り、さらにベルリン・フィル、ウィーン・フィル、チェコ・フィル、シュターツカペレ・ドレスデンなどの有名オケにも数多く客演する売れっ子ぶりでした。
 このときの来日の直前にはローマで『パルジファル』、来日直後にはヴァチカンで『荘厳ミサ』、一か月後にはプラハで『第九』、その一か月後にはミュンヘンで『第九』、その3か月後にはペルージャで『荘厳ミサ』&『フィデリオ』という具合に、各地で大作を披露していますが、交響曲全曲プラスアルファを演奏するという、まとまった規模でのベートーヴェン・ツィクルスは日本のみ。つまりサヴァリッシュにとってのベートーヴェン・イヤーの本丸はN響とのツィクルスだったということになります(ちなみにサヴァリッシュは第九が好きで、1950年代なかばから各地で折にふれて取り上げており、大晦日と元旦の2日連続で演奏などということもやっていました)。

【大ホールでのベートーヴェン】
ベートーヴェン時代のホールの容積とは大きく規模感が異なる現代の大ホールでの演奏にあたって、20世紀の多くの指揮者とオーケストラは「倍管」という形で楽員を大幅に増員して演奏することも多かったのですが、サヴァリッシュは、大ホールでのベートーヴェン演奏に際しても、管楽器の増員はしなかったといいます。
 そのことがよくわかるのがここでの響き具合で、2管ながら、16型もしくは14型とおぼしき分厚い弦楽セクションを、ドイツ風のアインザッツでまとめた重厚な風合いのピラミッド型サウンドとなっています。
 また、このベートーヴェン・ツィクルスが、当時のNHK交響楽団のメイン会場であった東京文化会館で収録されているという点も、適度な間接音の状態などからこのセットの価値を高めていると思われます。(HMV)


【販売元情報】
1970年はベートーヴェンの生誕200年にあたり、それを記念する企画がいくつか催されました。今でも語り草となっているのが、サヴァリッシュとNHK交響楽団による連続演奏会で、交響曲全曲、序曲に加え、合唱幻想曲と荘厳ミサ曲まで披露するという一大イベントでした。この記録はすべて残されて、今回CD化され世に出ます。高度成長期、昭和の日本の音楽関係者たち熱い思いが伝わってくる感動の記録です。

NHK交響楽団が初の世界一周ツアーを行ってからちょうど10年の1970年は、ベートーヴェンの生誕200年でした。それを記念して、当時の名誉指揮者サヴァリッシュが全交響曲と荘厳ミサ曲の連続演奏会を催しました。日本でも人気のある楽聖の記念ということもあり、NHK交響楽団としても一大事業となりました。同年4月15日から5月13日まで6回に分けられ、交響曲の前には序曲や合唱幻想曲まで演奏されていたものの音源がすべて残っており、47年を経て音で確認することが実現しました。
 合唱付きのピアノ協奏曲の体をなす合唱幻想曲では、サヴァリッシュ自身がピアノ・パートを受け持ち、名人芸を発揮しているのも興味津々。独唱陣も豪華。今は亡き中沢 桂、大橋国一の美声を聴くことができるのも貴重です。
 演奏史譚・山崎浩太郎氏入魂の解説は読み物としても面白く、臨場感伝わる力作。サヴァリッシュによるベートーヴェンの主要管弦楽集という魅力も含め、永久保存の宝物となること間違いなしのボックスです。
*テープ劣化によるお聴き苦しい点がございます。予めご了承下さい。

【収録情報】
NHK交響楽団ベートーヴェン生誕200年記念ツィクルス1970


Disc1 第1夜:1970年4月15日、東京文化会館
● 交響曲第1番ハ長調 Op.21
● 交響曲第3番変ホ長調 Op.55『英雄』

Disc2 第2夜:1970年4月20日、東京文化会館
● 交響曲第8番ヘ長調 Op.93
● 交響曲第5番ハ短調 Op.67『運命』

Disc3 第3夜:1970年4月25日、東京文化会館
● 交響曲第2番ニ長調 Op.36
● 交響曲第6番ヘ長調 Op.68『田園』

Disc4 第4夜:1970年4月30日、東京文化会館
● 交響曲第4番変ロ長調 Op.60
● 交響曲第7番イ長調 Op.92

Disc5 第5夜:1970年5月6日、東京文化会館
● 交響曲第9番ニ短調 Op.125『合唱』

 中沢 桂(ソプラノ)、伊原直子(アルト)
 丹羽勝海(テノール)、大橋国一(バス)
 東京放送合唱団、二期会、日本合唱協会、藤原歌劇団合唱部

Disc6 第6夜:1970年5月13日、東京文化会館
● ミサ・ソレムニス Op.123

 蒲生 能扶子(ソプラノ)、長野 羊奈子(アルト)
 丹羽勝海(テノール)、大橋国一(バス)
 東京放送合唱団、二期会、日本合唱協会、藤原歌劇団合唱部

Disc7 その他
● 『エグモント』 Op.84〜序曲
● 『レオノーレ』序曲第3番 Op.72b
● 『レオノーレ』序曲第1番 Op.138
● 序曲『コリオラン』 Op.62
● 合唱幻想曲 ハ短調 Op.80

 ヴォルフガング・サヴァリッシュ(ピアノ:Op.80)
 東京放送合唱団、二期会、日本合唱協会、藤原歌劇団合唱部(Op.80)

 NHK交響楽団
 ヴォルフガング・サヴァリッシュ(指揮)

 録音方式:ステレオ(ライヴ)
 国内プレス
 日本語帯・解説付


【サヴァリッシュ・プロフィール】
1923年(0歳)
●8月26日、ミュンヘンに誕生。父はハンブルク=ブレーメン火災保険会社の重役。

1927年(4歳)
●ピアノで遊ぶようになります。

1928年(5歳)
●ピアノの個人レッスン開始。

1933年(10歳)
●ミュンヘン青少年音楽コンクールでピアノ部門第1位獲得。
●ヴィッテルスバッハ・ギムナジウムでクラス委員に選出。以後、毎年クラス委員に選ばれています。学校でのあだ名はサラ。

1934年(11歳)
●バイエルン国立歌劇場で『ヘンゼルとグレーテル』を鑑賞。指揮者になりたいと考えるようになり、以後、親の所有していた定期予約席に通い始めます。
●週に一度の頻度でザクセ夫妻からのレッスンを開始。ロッテ・ザクセにはピアノを、ハンス・ザクセには和声学・管弦楽法・楽式論・対位法・作曲などを師事。ハンスはミュンヘン高等音楽院教授でした。なお、このプライヴェート・レッスンは徴兵まで続けられますが、ピアノに関しては、途中からでミュンヘン高等音楽院教授のヴォルフガング・ルオフ[1882-1964]の教えを受けることになります。

1935年(12歳)
●リヒャルト・シュトラウスの指揮とチェンバロによる『コジ・ファン・トゥッテ』をレジデンツ劇場で鑑賞。レチタティーヴォのチェンバロに『ティル』や『ドン・ファン』の素材を組み込むなどの自由な演奏に感銘を受けます。

1936年(13歳)
●12月に成立したヒトラーユーゲント義務化法は、10歳から18歳の健康な「ドイツ人全員」を対象としたもので、違反者には罰金や拘禁処置もあったため、サヴァリッシュも、ヒトラーユーゲントに参加させられます。ちなみに1936年に約440万人だったヒトラーユーゲント構成員は、1937年に約580万人、1938年に約700万人、1939年には約810万人に達するという増え方で、1939年当時の対象者人口は約887万人だったので、その時点での加入率は実に91%と非常に高いものとなっています。ヒトラーユーゲントは健康志向で、ヒトラーが熱中した禁煙運動、アルコールやカフェイン飲料の禁止(節減)、菜食などに関する運動が推進されたほか、「芸術班」も設けて、小さなオーケストラや合唱によって、音楽活動をおこなっており、少年サヴァリッシュもそこで活躍、キャンプや会合でピアノを弾き、作曲し、合唱の指揮もおこなっていました。

1937年(14歳)
●バイエルン放送の学校体操番組でピアノ伴奏を担当。以後、3年間に渡って継続。

1938年(15歳)
1939年(16歳)
●オルガン製作者の娘でバイエルン放送で8歳の時から活動していた18歳のメヒトヒルト・シュミット[1921-1998]と知り合います。

1941年(18歳)
●初めての作曲。
●交響曲の総譜からピアノ譜をつくる練習を繰り返し、総譜に対する理解を深めます。

1942年(19歳)
●ヴィッテルスバッハ・ギムナジウムを卒業。
●徴兵により招集。アウクスブルクの国防軍歩兵部隊に配属。しかしすぐに放送局からドイツ巡業への参加を要請され、バッハのイタリア協奏曲などを演奏するために巡業に同行。兵舎に戻ると全員スターリングラードに向かったと知らされます。ドイツ軍の犠牲が40万人とも言われる過酷な戦場に向かわずに済んだサヴァリッシュは、音楽に救われた形となりました。
●ミュンヘンで無線分隊長用の下士官養成コースに参加、モールス信号などの技能を身につけます。

1943年(20歳)
●対戦車部隊の前哨偵察係として、フランス、ベルギー、オランダと転々とし、最終的にイタリアに配属。アメリカ軍との戦闘で戦友を失い、サヴァリッシュ自身も左手を負傷します。

1944年(21歳)
●サヴァリッシュの所属部隊は、イタリアでアメリカ軍との戦闘で降伏。イギリス軍の捕虜収容所に収監。サヴァリッシュはそこで弦楽四重奏曲を作曲。

1945年(22歳)
●10月、アメリカ軍によりミュンヘン近郊のバート・アイブリングの除隊兵収容所に移送され、3日後にミュンヘンまで運ばれます。爆撃によりオペラハウスも全焼するなど変わり果てたミュンヘンでしたが、幸いにも自宅のある建物は無事でした。
●放送局時代の友人でもあるヴァイオリニストのゲルハルト・ザイツ[1922-?]と組んで、小規模なコンサートを数多く開催。現代作品を必ず含むプログラム構成でした。ザイツは1950年代の初めにオイゲン・ヨッフム[1902-1987]に招かれてバイエルン放送交響楽団のコンサートマスターになる人物。

1946年(23歳)
●再開されたミュンヘン高等音楽院に試験を受けて入学しますが、すでに同校教授から長期間レッスンを受けていたため、最終学年への編入となり、3か月後には卒業。作曲をヨーゼフ・ハース[1879-1960]、音楽学をハンス・メルスマン[1891-1971]、ピアノをヴァルター・ゲオルギー[1887-1967]に師事。
 特にピアノのゲオルギーからは、対位法的な作品での演奏法や、バロックから前古典派時代の作品に要求される規律、そして現代作品での特別な奏法について多くの教えを受けます。
●ゲオルギーの紹介で、ミュンヘン近郊のアウクスブルク市音楽監督、フリッツ・シュネル[1903-?]と会い、オペラのピアノ・スコア初見演奏をテストされて合格。事務局長と報酬交渉の上、アウクスブルク市立劇場のコレペティトアとして採用が決まります。
●アウクスブルクに転居。


1947年(24歳)
●1月、アウクスブルク市立劇場コレペティトアに着任。市立劇場の建物は、連合軍の爆撃によって破壊されており、1956年に再建されるまでは客席数1200の「ルートヴィヒスバウ(ルートヴィヒ館)」でオペラやオペレッタを上演、サヴァリッシュもそこで、稽古やコーチ、舞台裏要員へのキュー出しといった日々のコレペティトア仕事をこなしていました。
 そうした日々の中である日舞い込んできたカール・ミレッカーのウィンナ・オペレッタ『デュバリー夫人』の指揮は、プロとしての初の指揮仕事ということになりますが、この上演で、サヴァリッシュは舞台作品の指揮の難しさを痛感することとなります。
●フンパーディンクのオペラ『ヘンゼルとグレーテル』を指揮して成功し、ほどなくヴェルディの『リゴレット』も指揮。
●室内楽演奏、歌曲伴奏、放送局での仕事なども継続。

1948年(25歳)
●12月、アウクスブルク市立劇場オペラ指揮者、オペレッタ指揮者、バレエ指揮者として契約。指揮の仕事が本格化。オフシーズンの夏場にも、アウクスブルク名物の野外劇場(フライリヒトビューネ)での上演がありました。
●室内楽演奏、歌曲伴奏、放送局での仕事なども継続。

1949年(26歳)
●秋、友人のヴァイオリニスト、ゲルハルト・ザイツと共に、ジュネーヴ国際コンクールに応募、デュオ部門で1位なしの2位を獲得。800スイス・フランの賞金を獲得しますが、バイエルン州通産省から一時没収されるなどトラブルに巻き込まれます。
●コンクール首位で知名度の上がった「ザイツ=サヴァリッシュ」のもとには演奏依頼も増え、室内楽コンサートを多数開催。
●12月、オペラ繁忙期には指揮に集中。夜のオペラのほか、午後のオペレッタやバレエにも取り組み、一か月に32回も指揮をおこないます。

1950年(27歳)
●6月、初めてのオーケストラ演奏会開催。曲目はハイドン『軍隊』、モーツァルト:ピアノ協奏曲第21番、ラヴェル:ボレロ、リスト:『レ・プレリュード』。モーツァルトは弾き振りでした。
●室内楽演奏、歌曲伴奏、放送局での仕事なども継続。

1951年(28歳)
●アウクスブルク市立劇場オペラ指揮者、演奏会指揮者として契約。
●夏、ザルツブルクでマルケヴィチのマスタークラスに助手として参加。
●室内楽演奏、歌曲伴奏、放送局での仕事なども継続。

1952年(29歳)
●「ザイツ=サヴァリッシュ」のデュオ・ツアー開催。ロンドン、ブリストル、エディンバラ、パリなどを訪問。
●アウクスブルクのオーケストラ演奏会で、ブルックナーの交響曲第3番。
●夏、ザルツブルクの指揮者講習に助手として参加。
●夏、アウクスブルク野外劇場で、新演出『カルメン』。
●10月、アウクスブルクのオーケストラ演奏会でヴィルヘルム・ケンプと共演。
●秋〜冬、アウクスブルクで、新演出『ラ・ボエーム』『フィデリオ』『フラ・ディアヴォロ』。
●メヒトヒルト・シュミットと結婚。

1953年(30歳)
●1月、アウクスブルクで新演出『さまよえるオランダ人』。
●2月、アーヘン市立劇場で『タンホイザー』。
●3月、アーヘンでオーケストラ・コンサートを2度指揮。
●3月、アーヘン市立劇場音楽監督に選出。候補者は76名でした。
●4月、アウクスブルクで新演出メノッティ『泥棒とオールドミス』。
●6月、アウクスブルク野外劇場で新演出、ヴェルディ『シチリア島の夕べの祈り』。
●6月、ベルリン・フィルに始めて客演。
●7月、アウクスブルク野外劇場で新演出、ヴェルディ『運命の力』。
●8月、アウクスブルク市立劇場契約指揮者として最後の指揮。
●夏、ザルツブルクの指揮者マスタークラスに講師として参加。
●9月、アーヘン市立劇場で新演出『オテロ』。
●10月、初のレコーディング(商業録音)をミュンヘンでおこない、続いてフランクフルト、ケルンでもオペラをレコーディング。
●10月、室内楽演奏会開催。
●11月、アーヘンの新しいコンサート・ホールで落成記念演奏会。
●11月、アーヘンでハイドン『天地創造』。
●11月、ベルリンRIAS交響楽団とレコーディング。

1954年(31歳)
●1月、アーヘンのオーケストラ演奏会でクララ・ハスキルと共演。
●2月、リエージュ劇場で『タンホイザー』。
●4月、アーヘン市立劇場で新演出『リゴレット』。
●5月、ミュンヘン・フィルに客演。
●6月、フィルハーモニア管弦楽団とレコーディング。
●6月、9月、ベルリン・フィルに客演。
●9月、アーヘン市立劇場で新演出『アイーダ』。
●9月、バイエルン放送で『カヴァレリア・ルスティカーナ』&『道化師』を放送用にレコーディング。
●10月、アーヘンのオーケストラ演奏会でフィッシャー=ディースカウと共演。
●10月、バイエルン国立歌劇場で新演出『シモン・ボッカネグラ』。
●11月、フランクフルト・ムゼウム管弦楽団に客演。
●12月、ロッテルダム・フィルに客演。
●10月、アーヘンの特別演奏会で『カルミナ・ブラーナ』。
●12月、ベルギー国立管弦楽団に客演。

1955年(32歳)
●1月、ベルリン・フィルに客演。
●1月、ベルギー国立管弦楽団に客演してヴァルター・ギーゼキングと共演。
●1月、ベルリン・フィルを指揮してフルトヴェングラー追悼マチネー演奏会。
●3月、アーヘン市立劇場で新演出『トリスタンとイゾルデ』。
●3月、リエージュ劇場で『トリスタンとイゾルデ』。
●4月、アーヘン市立劇場で新演出『コジ・ファン・トゥッテ』。
●5月、オランダ放送フィルに客演。
●6月、アーヘン市立劇場で新演出『運命の力』。
●8月、ベルリン・フィルとエディンバラ音楽祭に出演。
●9月、アーヘン市立劇場で新演出『アラベラ』。
●10月、バイエルン国立歌劇場で『カルミナ・ブラーナ』『賢い女』。
●10月、バイエルン国立歌劇場より音楽総監督就任要請。
●10月、ベルリン・フィルに客演。
●12月、アーヘンで『ドイツ・レクィエム』。
●12月、ローマRAI交響楽団に客演。
●12月、ハンス・ホッターと『冬の旅』で共演。

1956年(33歳)
●1月、アーヘンのモーツァルト生誕200年特別演奏会で、ゼーフリート&シュナイダーハン夫妻と共演。
●1月、アーヘン市立劇場で新演出『ドン・ジョヴァンニ』。
●2月、ベルリン・フィルに客演。
●3月、オイストラフと共演。
●3月、アーヘン市立劇場で新演出『さまよえるオランダ人』。
●3月、リエージュ劇場で『さまよえるオランダ人』。
●3月、アーヘンで『マタイ受難曲』。
●5月、アーヘン市立劇場で新演出『ファルスタッフ』。
●6月、オルフ監修のもとケルン放送交響楽団と『カルミナ・ブラーナ』をレコーディング。
●7月、ベルリンRIAS交響楽団とルール音楽祭に出演。
●8月、ルツェルン音楽祭管弦楽団。
●9月、アーヘン市立劇場で新演出『ワルキューレ』。
●9月、ベルリン・フィルに客演。
●9月、デニス・ブレイン、フィルハーモニア管弦楽団とシュトラウスの協奏曲をレコーディング。
●10月、バイエルン放送で『アンドレア・シェニエ』を放送用にレコーディング。
●10月、ベルギー国立管弦楽団に客演して『カルミナ・ブラーナ』。
●12月、ベルリン市立歌劇場(現ベルリン・ドイツ・オペラ)で、新演出『仮面舞踏会』。
●12月、ベルリン市立歌劇場より音楽総監督就任要請。
●12月、アーヘンの特別演奏会でベートーヴェンの交響曲第9番『合唱』。

1957年(34歳)
●1月、バイエルン国立管弦楽団(バイエルン国立歌劇場管弦楽団)定期演奏会。
●2月、ベルリン・フィルに客演。
●2月、ハンブルク国立歌劇場で『さまよえるオランダ人』。
●2月、ハンブルク国立歌劇場で『仮面舞踏会』。
●2月、ロンドンでエリーザベト・シュワルツコップとヴォルフ・リサイタル開催。
●2月、アーヘン市立劇場のベルギー引っ越し公演で『後宮からの誘拐』。
●3月、ウィーン交響楽団に初客演。ムジークフェラインでの連続演奏会。
●3月、ウィーン交響楽団から首席指揮者就任要請。
●3月、オルフ監修のもとフィルハーモニア管弦楽団と『月』をレコーディング。
●4月、ベルリン・フィルに客演。
●4月、アーヘン市立劇場で新演出『ばらの騎士』。
●6月、アーヘン市立劇場で新演出『ドン・カルロ』。
●7月、バイロイト音楽祭へ『トリスタンとイゾルデ』で初登場。開幕含め6回指揮。
●8月、ベルリン・フィルとザルツブルク音楽祭に出演。モーツァルト・プログラム。
●8月、ルツェルン音楽祭管弦楽団。
●8月、メトロポリタン歌劇場総支配人ルドルフ・ビングから年6か月の出演交渉。
●9月、フィルハーモニア管弦楽団とシュトラウスの『カプリッチョ』などレコーディング。
●9月、ベルリン・フィルに客演。
●9月、アーヘン市立劇場で新演出『魔的』。
●11月、ミラノ・スカラ座でオーケストラ・コンサート。
●11月、ローマ、サンタ・マリア・デッリ・アンジェリ教会でウィーン交響楽団、ウィーン楽友協会合唱団とブルックナーのミサ曲第3番。
●11月、アーヘンでヴェルディのレクィエム。
●11月、バイロイトのベルギー引っ越し公演で『ワルキューレ』。
●12月、ロンドンでフィルハーモニア管弦楽団を指揮した初の演奏会。
●12月31日、ベルリンRIAS交響楽団とベートーヴェンの交響曲第9番『合唱』。

1958年(35歳)
●1月1日、ベルリンRIAS交響楽団とベートーヴェンの交響曲第9番『合唱』。
●1月、ベルリン・フィルに客演。
●1月、アーヘンでフリードリヒ・グルダと共演。
●1月、アーヘンでシュワルツコップと歌曲リサイタル開催。
●2月、アーヘン市立劇場で新演出『ニュルンベルクのマイスタージンガーダー』。
●2月、バイロイトのヴェネツィア引っ越し公演で『トリスタンとイゾルデ』。
●2〜3月、ロンドンでフィルハーモニア管弦楽団と演奏会。
●4月、フィレンツェ五月祭管弦楽団に客演。
●5月、アーヘン市立劇場で新演出『エフゲニー・オネーギン』。
●5月、チェコ・フィルに客演。プラハの春音楽祭。
●6月、ウィーン・フィルに客演。ウィーン音楽週間開幕演奏会。
●6月、ウィーン合唱音楽祭で『カルミナ・ブラーナ』。
●6月、アーヘン市立劇場契約指揮者として最後の演奏会。
●6月、ウィーン合唱音楽祭でオネゲルのオラトリオ『死の踊り』と『ダヴィデ王』。
●7月、バイロイト音楽祭で『トリスタンとイゾルデ』を5回指揮。
●8月、コンセルトヘボウ管弦楽団とザルツブルク音楽祭に出演。モーツァルト・プログラム。
●8月、フィルハーモニア管弦楽団とエディンバラ音楽祭に出演。
●9月、ヘッセン州立劇場音楽監督就任。
●9月、ヘッセン州立劇場で新演出『運命の力』。
●9月、ベルリン・フィルに客演。
●9月、ヘッセン州立劇場で新演出『ラインの黄金』。
●10月、バイエルン放送交響楽団、マルタ・メードルとオルフ『アンティゴネ』。
●11月、ウィーン交響楽団に客演。ムジークフェラインでのブラームス・ツィクルス。
●12月、ヘッセン州立劇場でコルネリウス『バグダッドの理髪師』。
●12月、ハンブルク国立歌劇場で新演出『カルメン』。演出はヴィーラント・ワーグナー。
●12月31日、ベルリンRIAS交響楽団とベートーヴェンの交響曲第9番『合唱』。

1959年(36歳)
●1月1日、ベルリンRIAS交響楽団とベートーヴェンの交響曲第9番『合唱』。
●1月、スイス・ロマンド管弦楽団に客演。
●2月、ヘッセン州立劇場で新演出『ワルキューレ』。
●6月、チューリヒ・トーンハレ管弦楽団に客演。
●7月、バイロイト音楽祭で『さまよえるオランダ人』を開幕含め7回指揮。
●8月、バイロイト音楽祭で『トリスタンとイゾルデ』を2回指揮。
●9月、ヘッセン州立劇場で新演出『フィガロの結婚』。
●9月、ハンブルク国立フィルに客演。
●10月、ケルン歌劇場で新演出『ファルスタッフ』。
●10月、ヘッセン州立劇場で『ニーベルングの指環』。
●11月、ハンブルク、聖ミヒャエル教会でドイツ・レクィエム。
●11月、ハンブルク国立フィル(現ハンブルク・フィル)とヴェルディのレクィエム。
●12月、ベルリン・フィルに客演。
●12月31日、ベルリンRIAS交響楽団とベートーヴェンの交響曲第9番『合唱』。

1960年(37歳)
●1月1日、ベルリンRIAS交響楽団とベートーヴェンの交響曲第9番『合唱』。
●2月、ベルリン・フィルに客演。
●3月、ヘッセン州立劇場で新演出『仮面舞踏会』。
●3月、ケルン市立歌劇場(現ケルン歌劇場)で新演出『ドン・ジョヴァンニ』。
●ウィーン交響楽団首席指揮者就任。
●4月、ウィーン交響楽団とドイツ・ツアー実施。
●7月、バイロイト音楽祭で『さまよえるオランダ人』を4回指揮。
●8月、フィルハーモニア管弦楽団とエディンバラ音楽祭に出演。
●9月、ハンブルク北ドイツ放送交響楽団とモントルー音楽祭に出演。
●9月、コンセルトヘボウ管弦楽団に客演。
●9月、ケルン市立歌劇場音楽総監督就任。
●9月、ケルン音楽大学指揮科教授就任。
●10月、ケルン市立歌劇場で『エディプス王』『ジャンニ・スキッキ』。
●10月、ハンブルク国立フィルとスカンジナヴィア・ツアー。
●11月、ウィーン交響楽団に客演。ムジークフェラインでのブルックナー・ツィクルス第1回。
●11月、ウィーン交響楽団設立60周年記念演奏会。
●11月、ミラノ・スカラ座でオーケストラ・コンサート。

1961年(38歳)
●2月、ケルン市立歌劇場で新演出『ホフマン物語』。
●4月、ケルン市立歌劇場で新演出『アラベラ』。
●6月、フィルハーモニア管弦楽団とベートーヴェン:交響曲第9番『合唱』。
●7月、ウィーン交響楽団とリンツの聖フローリアン大聖堂でブルックナーの交響曲第7番。
●7月、バイロイト音楽祭で『タンホイザー』を開幕含め5回指揮。
●7月、バイロイト音楽祭で『さまよえるオランダ人』を6回指揮。
●7月、ウィーン・フィルとザルツブルク音楽祭に出演。開幕公演。『グレート』ほか。
●8月、ウィーン交響楽団とブレゲンツ音楽祭でドイツ・レクィエム。
●8月、ルツェルン音楽祭管弦楽団。
●9月、ハンブルク市音楽総監督就任。
●9月、ハンブルク・フィルハーモニー管弦楽団首席指揮者就任。
●10月、ウィーン交響楽団とベートーヴェン・ツィクルス第1回。
●10月、ケルン市立歌劇場で新演出『フィデリオ』。
●12月、ハンブルク国立フィルとヘルシンキ公演。

1962年(39歳)
●1月、コンセルトヘボウ管弦楽団に客演。
●2月、ケルン市立歌劇場で新演出『シモン・ボッカネグラ』。
●3月、ウィーン交響楽団とオーストリア・ドイツ・ベルギー・フランス・ツアー。
●5月、ケルン市立歌劇場で新演出『ラインの黄金』。
●5月、シュヴェツィンゲン音楽祭でフォルトナー『庭でドン・ペルリンプリンはベリサを愛した』。
●7月、バイロイト音楽祭で『ローエングリン』を5回指揮。
●7月、バイロイト音楽祭で『タンホイザー』を8回指揮。
●9月、フランス国立放送管弦楽団(現フランス国立管弦楽団)とモントルー音楽祭に出演。
●10月、ケルン市立歌劇場で新演出『3つのオレンジへの恋』。
●10月、ウィーン交響楽団とロマン派ツィクルス第1回。
●11月、ケルン市立歌劇場で新演出『影の無い女』。

1963年(40歳)
●1月、ウィーン交響楽団とスイス・ツアー。
●2月、ウィーン交響楽団とハンガリー・ツアー。
●3月、ケルン市立歌劇場で新演出フォルトナー『庭でドン・ペルリンプリンはベリサを愛した』。
●5月、ベルリン・フィルに客演。
●5月、ケルン市立歌劇場で新演出『ワルキューレ』。
●6月、ハンブルク国立フィルとミラノ公演。
●8月、チェコ・フィルとザルツブルク音楽祭に出演。ドヴォルザーク第8番ほか。
●8月、ベルリン放送交響楽団とレバノンのバールベック音楽祭に出演。
●8月、ベルリン放送交響楽団とギリシャのアテネ音楽祭に出演。
●9月、フランス国立放送管弦楽団とモントルー音楽祭に出演。
●10月、ケルン市立歌劇場メンバーによりフォルトナー『庭でドン・ペルリンプリンはベリサを愛した』をベルリン芸術週間で上演。
●10月、ケルン市立歌劇場で新演出『ジークフリート』。
●10月、ウィーン交響楽団とベルギー・ツアー。
●11月、ケルン市立歌劇場で新演出『神々の黄昏』。
●11月、ケルン市立歌劇場で『ニーベルングの指環』。
●12月、ウィーン交響楽団とリヒャルト・シュトラウス・ツィクルス第1回。

1964年(41歳)
●2〜3月、ウィーン交響楽団とアメリカ・ツアー。
●4月、ベルリン・フィルに客演。
●5月、チェコ・フィルとプラハの春音楽祭に出演。
●5月、ハンブルク国立フィルとポーランド公演。
●6月、スイス・イタリア語放送管弦楽団に客演。
●6月、チューリヒ・トーンハレ管弦楽団に客演。
●6月、フランス国立放送フィルとストラスブール音楽祭に出演。
●6月、ウィーン交響楽団とシェーンベルク『グレの歌』。
●8月、ベルリン・フィルとザルツブルク音楽祭に出演。
●8月、ウィーン・フィルとザルツブルク音楽祭でヴェルディ『マクベス』を上演。
●9月、ハンブルク国立歌劇場でアイネムの『裂かれし者』初演。
●10月、ウィーン交響楽団の定期演奏会。
●11月、ハンブルク国立歌劇場で『フィデリオ』。
●11月、NHK交響楽団に初めて客演し東京で3回、大阪で2回指揮。以後、数多く来日して人気を博し、名誉指揮者を経て桂冠名誉指揮者となり、通算40年に渡って同楽団に深く貢献していました。
●12月、ベルリン市立歌劇場(現ベルリン・ドイツ・オペラ)で、新演出『ドン・カルロ』。

1965年(42歳)
●1月、ベルリン市立歌劇場で、『ドン・カルロ』。映像収録。
●1〜2月、スイス・ロマンド管弦楽団とスイス国内ツアー。
●3月、ミラノ・スカラ座で、新演出『ローエングリン』。
●4月、オーストリア学術・芸術名誉賞勲一等受賞。
●5月、トリノ・イタリア放送交響楽団とベートーヴェンの交響曲第9番『合唱』。
●5月、ローマ・イタリア放送交響楽団とベートーヴェンの交響曲第5番、第6番。
●5月、フランス国立放送管弦楽団に客演。
●6月、ベルリン・フィルに客演。
●6月、ニュー・フィルハーモニア管弦楽団に客演。
●8月、シュターツカペレ・ドレスデンとザルツブルク音楽祭に出演。シューマン『ライン』ほか。
●8月、ウィーン・フィルとザルツブルク音楽祭でヴェルディ『マクベス』を上演。
●9月、ウィーン・フィルとルツェルン音楽祭に出演。
●9月、フランス国立放送管弦楽団とブザンソン音楽祭に出演。
●10月、ウィーン交響楽団とドイツ・ツアー。
●11月、アウクスブルク市立劇場管弦楽団創立100周年記念演奏会で指揮。
●12月、ローマ聖チェチーリア音楽院管弦楽団に客演。

1966年(43歳)
●1月、ハンブルク国立フィルと東ドイツ公演。分断後、東ドイツで初となる西ドイツのオーケストラによる演奏。
●2月、ミラノ・スカラ座で、新演出『さまよえるオランダ人』。
●3月、フィラデルフィア管弦楽団に客演。フィラデルフィアとニューヨークで公演。
●3月、ベルリン・フィルに客演。
●3月、チェコ・フィルとベートーヴェンの交響曲第9番『合唱』を2日連続で演奏。
●5月、フランス国立放送管弦楽団に客演。
●5月、ウィーン国立歌劇場で『タンホイザー』。
●6月、ウィーン国立歌劇場で『ドン・カルロ』。
●6月、ニュー・フィルハーモニア管弦楽団に客演。
●9月、チェコ・フィルとモントルー音楽祭に出演。
●9月、フランス国立放送管弦楽団とブザンソン音楽祭に出演。
●9月、ウンブリア音楽祭でバッハの『マタイ受難曲』『ヨハネ受難曲』『マルコ受難曲』、シュッツ『ルカ受難曲』、ブラームス『ドイツ・レクィエム』。
●9〜10月、ウィーン交響楽団の定期演奏会。
●10月、シュターツカペレ・ドレスデンとシューベルト交響曲全集をレコーディング。
●10月、シュターツカペレ・ドレスデンと演奏会。
●10月、ウィーン交響楽団とベルギー・ツアー。
●11月、トリノ・イタリア放送交響楽団とマーラーの交響曲第9番。
●11月、スペイン国立管弦楽団に客演。ブラームス4番、レオノーレ3番、ブラッハーのパガニーニ変奏曲。

1967年(44歳)
●1月、ハンブルク国立フィルと演奏会。
●1月、ウィーン交響楽団と演奏会。
●1月、ローマ聖チェチーリア音楽院管弦楽団とベートーヴェンの交響曲第9番『合唱』。
●1月、ローマ・イタリア放送交響楽団とベートーヴェンの交響曲第1・2・3・4・8番。
●2月、NHK交響楽団に客演し7回の演奏会。名誉指揮者に任命。
●4月、ミラノ・スカラ座で、新演出『タンホイザー』。
●5月、チェコ・フィルとプラハの春音楽祭に出演。
●6月、ニュー・フィルハーモニア管弦楽団とメンデルスゾーンの交響曲全集をレコーディング。
●6月、ニュー・フィルハーモニア管弦楽団と演奏会。
●6月、チューリヒ・トーンハレ管弦楽団に客演。
●6月、ベルリン・フィルに客演。
●7月、ミラノ・スカラ座管弦楽団と演奏会。
●8月、ウィーン・フィルとザルツブルク音楽祭で『魔笛』を上演。
●9〜11月、ウィーン交響楽団とアメリカ&日本ツアー。
●12月、ローマ聖チェチーリア音楽院管弦楽団と『ドイツ・レクィエム』。

1968年(45歳)
●1月、ミラノ・スカラ座で、新演出『イドメネオ』。
●2月、ローマ、サンタ・マリア・デッリ・アンジェリ教会でローマ・イタリア放送交響楽団とロッシーニ『エジプトのモーゼ』。
●2月、ラファエル・クーベリックと2台ピアノのための演奏会を開催。
●2〜3月、ローマ・イタリア放送交響楽団と演奏会形式で『ニーベルングの指環』。
●5月、チェコ・フィルとプラハの春音楽祭に出演。
●6月、チューリヒ・トーンハレ管弦楽団に客演。
●6月、ニュー・フィルハーモニア管弦楽団に客演。
●6月、ベルリン・フィルに客演。
●6月、ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団とメンデルスゾーンのオラトリオ『エリア』をレコーディング。
●7月、ウィーン・フィルとザルツブルク音楽祭で『魔笛』を上演。
●9月、ローマ聖チェチーリア・アカデミー名誉会員に選出。
●9月、ウンブリア音楽祭で、シューマン『ゲーテの《ファウスト》からの情景』、『楽園とペリ』、『ゲノフェーファ』。
●10月、バイエルン国立管弦楽団を指揮してヨーゼフ・カイルベルト追悼演奏会。
●11月、ミラノ・スカラ座管弦楽団に客演。
●12月、ローマ・イタリア放送交響楽団とハイドンのオラトリオ『四季』。
●12月、フランス国立放送管弦楽団に客演。

1969年(46歳)
●2月、ローマ・イタリア放送交響楽団と演奏会形式で『さまよえるオランダ人』。
●2〜3月、フィラデルフィア管弦楽団に客演。フィラデルフィアとニューヨークで公演。ギレリスとも共演。
●3〜4月、NHK交響楽団に客演。
●6月、シュターツカペレ・ドレスデンに客演。
●7月、ミラノ・スカラ座管弦楽団に客演。
●7月、バイエルン国立歌劇場で『ナクソス島のアリアドネ』。
●7月、ウィーン・フィルとザルツブルク音楽祭に出演。モーツァルト・プログラム。
●8月、ベルリン放送交響楽団とギリシャのアテネ音楽祭に出演。
●9月、ミラノ・スカラ座管弦楽団に客演。
●9月、ウンブリア音楽祭で、ブルックナーのミサ曲第1番、第3番、ウェーバー『オイリアンテ』。
●10月、ウィーン交響楽団とイタリア・ツアー。
●11〜12月、スペイン国立管弦楽団に客演。


1970年(47歳)
●1月、ミラノ・スカラ座で、新演出『アラベラ』。
●3月、ローマ・イタリア放送交響楽団と演奏会形式で『パルジファル』。
●4〜5月、NHK交響楽団とベートーヴェン・ツィクルス開催。
●5月、ローマ、サン・ピエトロ寺院でベートーヴェンの荘厳ミサ。
●6月、チェコ・フィルとプラハの春音楽祭に出演。ベートーヴェンの交響曲第9番『合唱』を2日連続で演奏。
●6月、ベルリン・フィルに客演。
●6月、ミラノ・スカラ座管弦楽団に客演。
●7月、バイエルン国立管弦楽団とベートーヴェンの交響曲第9番『合唱』。
●8月、ウィーン・フィルとザルツブルク音楽祭で『魔笛』を上演。
●10月、ウンブリア音楽祭で、『フィデリオ』とベートーヴェンの荘厳ミサ。
●10〜11月、ベルリン放送交響楽団&RIAS室内合唱団とイタリア・ツアー。
●11月、シュターツカペレ・ベルリンに客演。ボレロ、ヴォリシェクの交響曲、アニー・フィッシャーとのベートーヴェン第3番ほか。
●11〜12月、ローマ聖チェチーリア音楽院管弦楽団とベートーヴェン・プログラム(独奏はポリーニ)、シューマン『ゲノフェーファ』。

1971年(48歳)
●2月、ミラノ・スカラ座で、新演出『パルジファル』。
●2月、バイエルン国立管弦楽団を指揮してアカデミー・コンサート。
●2月、バイエルン国立歌劇場で新演出『ローエングリン』。
●4月、ローマ・イタリア放送交響楽団と演奏会形式で『ニュルンベルクのマイスタージンガー』。
●4〜5月、NHK交響楽団に客演。
●6月、シュターツカペレ・ドレスデンとシューベルトのミサ曲をレコーディング。
●4月、ローマ・イタリア放送交響楽団と演奏会形式で『エレクトラ』。ニルソンほか。
●7月、バイエルン国立歌劇場で新演出『無口な女』。
●7月、バイエルン国立歌劇場で『フィガロの結婚』。
●9月、バイエルン州音楽総監督就任。
●9月、バイエルン国立歌劇場音楽監督就任。
●10月、バイエルン国立歌劇場で新演出『売られた花嫁』。
●12月、チェコ・フィルに客演。
●12月、バイエルン国立歌劇場で『トリスタンとイゾルデ』。

1972年(49歳)
●3月、ロンドンにバイエルン国立歌劇場が引っ越し公演。『無口な女』『ナクソス島のアリアドネ』。
●3月、ミラノ・スカラ座で、新演出『エレクトラ』。
●4〜5月、NHK交響楽団に客演。ギレリスとも共演。
●7月、ミラノ・スカラ座管弦楽団に客演。
●7月、バウムブルク修道院で、ロッシーニの小ミサ・ソレムニスを弾き振り演奏。
●8月、バイエルン国立歌劇場と『魔笛』をレコーディング。
●8月、バイエルン国立歌劇場で『影の無い女』『無口な女』『ナクソス島のアリアドネ』『トリスタンとイゾルデ』。
●8月、バイエルン国立管弦楽団を指揮してベートーヴェンの交響曲第9番『合唱』。
●9月、シュターツカペレ・ドレスデンとシューマンの交響曲全集をレコーディング。
●9月、ウンブリア音楽祭で、シューマンのミサ曲とレクィエム。
●10月、ペルージャで演奏会形式で『タンホイザー』。
●11月、バッハ:4台のクラヴィーアのための協奏曲を、クーベリック、ケンペ、リーガーと共に演奏。
●12月、バイエルン国立歌劇場で新演出『エレクトラ』。

1973年(50歳)
●1月、ローマ・イタリア放送交響楽団と演奏会形式で『魔弾の射手』。
●3月、ミラノ・スカラ座で、新演出『ラインの黄金』。
●4月、バイエルン国立歌劇場で新演出『パルジファル』。
●5月、シューマンの『楽園とペリ』をジュネーヴ、ローザンヌ、ベルンで上演。
●5月、ハンブルクの音楽総監督として最後の演奏会。ベートーヴェンの交響曲第9番『合唱』を2日連続で指揮。
●5月、ハンブルク国立フィルの名誉会員に選出。
●5月、ハンブルク市よりブラームス・メダル授与。
●6月、NHK交響楽団に客演。NHKホール落成記念公演ではベートーヴェンの交響曲第9番『合唱』。
●7月、バイエルン国立歌劇場で新演出『ドン・ジョヴァンニ』。
●7〜8月、バイエルン国立歌劇場で『フィガロの結婚』『エレクトラ』『影の無い女』『無口な女』『ニュルンベルクのマイスタージンガー』。
●8月、ロンドン交響楽団とザルツブルク音楽祭に出演。シューベルトの第3番、ワイルの交響曲、『ティル・オイレンシュピーゲル』ほか。
●8月、ルツェルン音楽祭で、ロッシーニの小ミサ・ソレムニスを弾き振り演奏。
●9月、スイス・ロマンド管弦楽団首席指揮者就任。
●9月、シュターツカペレ・ドレスデンと創立425周年記念演奏会。
●11月、バイエルン国立歌劇場で『エレクトラ』『ニュルンベルクのマイスタージンガー』。
●12月、バイエルン国立歌劇場で新演出『外套』『ジャンニ・スキッキ』。

1974年(51歳)
●2月、ジュネーヴ大劇場で新演出『エレクトラ』。
●3月、ミラノ・スカラ座で、新演出『ワルキューレ』。
●3月、スイス・ロマンド管弦楽団と『マタイ受難曲』。
●4月、バイエルン国立管弦楽団を指揮してアカデミー・コンサート。ギレリスと共演。
●5月、シュヴェツィンゲン音楽祭で、ロッシーニの小ミサ・ソレムニスを弾き振り演奏。
●6月、バイエルン国立歌劇場で新演出『ワルキューレ』。
●7月、バイエルン国立歌劇場で『ファルスタッフ』『フィデリオ』『ドン・ジョヴァンニ』。
●7月、へルクレスザールで、ロッシーニの小ミサ・ソレムニスを弾き振り演奏。
●9〜10月、日本へのバイエルン国立歌劇場引っ越し公演。
●10〜11月、スイス・ロマンド管弦楽団とアメリカ・ツアー。

1975年(52歳)
●2月、バイエルン国立歌劇場で新演出『ラインの黄金』。
●2月、ベルリン・フィルに客演。
●2月、バイエルン放送交響楽団とハイドン『天地創造』。
●3月、ミラノ・スカラ座で、新演出『ジークフリート』。
●4〜5月、NHK交響楽団に客演。
●5月、ミラノ・スカラ座管弦楽団に客演。
●6月、バイエルン州功労賞を授与。
●7月、バイエルン国立歌劇場で『パルジファル』『アンティゴネ』『ファルスタッフ』『ワルキューレ』。
●7月、バイエルン国立歌劇場で新演出『イドメネオ』。
●8月、オーストリア放送交響楽団とザルツブルク音楽祭に出演。交響曲『画家マティス』『カルミナ・ブラーナ』。
●9月、バイエルン国立歌劇場で『トリスタンとイゾルデ』。
●10月、チェコ・フィルに客演。
●11月、ローマ・イタリア放送交響楽団とシューマンの『ゲーテの《ファウスト》からの情景』。

1976年(53歳)
●1月、ローマ・イタリア放送交響楽団と演奏会形式で『魔笛』。
●2月、バイエルン国立歌劇場で新演出『ジークフリート』。
●2月、ローマ・イタリア放送交響楽団に客演。シューマン・プログラム。
●2月、ローマ・イタリア放送交響楽団と演奏会形式で『ナクソス島のアリアドネ』。
●4〜5月、NHK交響楽団に客演。
●6月、スイス・ロマンド管弦楽団とベートーヴェンの交響曲第9番『合唱』と『合唱幻想曲』。
●6月、バイエルン国立歌劇場で新演出『神々の黄昏』。
●7月、バイエルン国立歌劇場で『ラインの黄金』『ワルキューレ』『ジークフリート』『アンティゴネ』『ドン・ジョヴァンニ』『ファルスタッフ』。
●8月、ウィーン・フィルとザルツブルク音楽祭に出演。モーツァルト・プログラム。
●9月、ウンブリア音楽祭で、ロッシーニ『エジプトのモーゼ』。
●9月、バイエルン国立歌劇場監督就任。1年間運営責任者に。
●9〜10月、バイエルン国立歌劇場で『エレクトラ』『影の無い女』。
●10〜11月、スイス・ロマンド管弦楽団と日本・韓国ツアー。
●ドイツ・リヒャルト・シュトラウス協会会長に選出。

1977年(54歳)
●1月、バイエルン国立歌劇場で『ニーベルングの指環』。
●1月、バイエルン国立歌劇場で新演出『アラベラ』。
●2月、フィッシャー=ディースカウとの歌曲リサイタルを、ジュネーヴ、パリ、ロンドン、ストックホルム、ミラノで開催。
●4〜5月、フィッシャー=ディースカウとの歌曲リサイタルを日本で6回開催。
●4〜5月、NHK交響楽団に客演。
●7月、バイエルン国立歌劇場で新演出『ダフネ』。
●7月、チェコ・フィルとドヴォルザークの劇的カンタータ『幽霊の花嫁』。
●7〜8月、バイエルン国立歌劇場で『ラインの黄金』『無口な女』『ワルキューレ』『ナクソス島のアリアドネ』『アラベラ』『ジークフリート』『神々の黄昏』『イドメネオ』。
●9月、ベルリン・フィルに客演。
●9月、チェコ・フィルとベートーヴェンの荘厳ミサ。
●11月、バイエルン国立歌劇場で『ニーベルングの指環』。

1978年(55歳)
●2月、バイエルン国立歌劇場で『コジ・ファン・トゥッテ』。
●4〜5月、NHK交響楽団に客演。ギレリスとも共演。
●5月、ミュンヘン芸術アカデミーの正会員に選出。
●5月、バイエルン国立歌劇場で『ニーベルングの指環』。
●7月、バイエルン国立歌劇場で新演出『ローエングリン』。
●7〜8月、バイエルン国立歌劇場で『ニーベルングの指環』『イドメネオ』『ナクソス島のアリアドネ』『アラベラ』『影の無い女』『エレクトラ』。
●9月、ウンブリア音楽祭で、演奏会形式で『ローエングリン』。
●10月、R.シュトラウス『クレーマーシュピーゲル(商人の鑑)』をフィッシャー=ディースカウと演奏。
●11月、バイエルン国立歌劇場で『魔笛』。

1979年(56歳)
●1月、バイエルン国立歌劇場で『ニーベルングの指環』。
●2月、バイエルン国立歌劇場のローマへの引っ越し公演で『魔笛』。
●2月、パリ管弦楽団に客演。ギレリスとも共演。
●2月、R.シュトラウス『イノック・アーデン』をハンス・ラインハルト・ミュラーと演奏。
●4〜5月、NHK交響楽団に客演。
●5月、スイス・ロマンド管弦楽団。ギレリスも共演。
●5月、トーンハレ管弦楽団に客演。ギレリスも共演。
●7月、バイエルン国立歌劇場で新演出『ニュルンベルクのマイスタージンガー』。
●7月、バイエルン国立管弦楽団、ギレリスとベートーヴェン:ピアノ協奏曲全曲演奏会。
●8月10日、バイエルン国立管弦楽団と、南仏オランジュの野外劇場でハイドン『四季』。コトルバシュ、シュライアー、タルヴェラと共演。
●8月11日、バイエルン国立管弦楽団と、南仏オランジュの野外劇場で『パルジファル』。コロ、リザネク、タルヴェラ、ニムスゲルンという豪華キャスト。
●9月、ベルリン・フィルとシューマンの『ゲーテの《ファウスト》からの情景』。
●10〜11月、スイス・ロマンド管弦楽団とドイツ・ツアー。
●12月、バイエルン国立歌劇場で新演出プフィッツナー『パレストリーナ』。

1980年(57歳)
●1月、ミュンヘンでフルトヴェングラーの室内楽作品。
●1月、バイエルン国立歌劇場で『ニーベルングの指環』。
●2月、フィッシャー=ディースカウとの歌曲リサイタルを、ジュネーヴ、パリ、ロンドン、ストックホルム、ミラノで開催。
●3〜4月、NHK交響楽団に客演。
●5月、ミュンヘン・フィルと演奏会形式でオルフ『アンティゴネ』。
●5月、チェコ・フィルとプラハの春音楽祭出演。ドヴォルザークの劇的カンタータ『幽霊の花嫁』。
●7月、バイエルン国立歌劇場で新演出『トリスタンとイゾルデ』。
●7〜8月、バイエルン国立歌劇場で『パレストリーナ』『ナクソス島のアリアドネ』『ニュルンベルクのマイスタージンガー』『魔笛』。
●9月、バイエルン国立管弦楽団と創立450周年記念演奏会開催。
●9月、バイエルン国立管弦楽団とボンのベートーヴェンハレで演奏。
●10月、バイエルン国立管弦楽団とニュルンベルクで演奏。
●10〜11月、ウィーン交響楽団とヨーロッパ・ソ連ツアー。
●11月、バイエルン国立歌劇場で『ニーベルングの指環』。

1981年(58歳)
●1月、西ドイツ政府より連邦功労十字勲章授与。
●1月、バイエルン国立歌劇場で新演出『さまよえるオランダ人』。
●6月、チェコ・フィルとプラハの春音楽祭出演。ベートーヴェンの交響曲第9番『合唱』。
●6月、ベルリン・フィルとデュッセルドルフ・シューマン音楽祭に出演。
●6月、ウィーン交響楽団とメンデルスゾーンのオラトリオ『エリア』。
●7月、バイエルン国立管弦楽団とヴェルディのレクィエム。
●7月、バイエルン国立歌劇場で新演出『エジプトのヘレナ』。
●7〜8月、バイエルン国立歌劇場で『影の無い女』『ナクソス島のアリアドネ』『コジ・ファン・トゥッテ』。
●8月、ウィーン・フィルとザルツブルク音楽祭に出演。『ナクソス島のアリアドネ』。
●8月、ウィーン・フィルとザルツブルク音楽祭で、ベーム追悼演奏会。『未完成』と『グレート』。
●9月、バイエルン国立歌劇場メンバーを率いてギリシャのアテネ音楽祭に出演。『タンホイザー』『カルミナ・ブラーナ』『ナクソス島のアリアドネ』を上演したほか、ワーグナー・コンサートも開催。
●10月、バイエルン国立管弦楽団とオーストリア・ドイツ・ツアー。
●10月、ミラノ・スカラ座管弦楽団に客演。
●11月、フィルハーモニア管弦楽団とブラームス・ツィクルス。
●12月31日、ウィーン交響楽団とベートーヴェンの交響曲第9番『合唱』。

1982年(59歳)
●1月1日、ウィーン交響楽団とベートーヴェンの交響曲第9番『合唱』。
●1月、ウィーン交響楽団とオーストリア・ユーゴスラヴィア・ツアー。
●2月、バイエルン国立歌劇場で新演出エックの『ペール・ギュント』。
●4月、サンフランシスコ交響楽団に客演。
●4〜5月、NHK交響楽団に客演。
●5月、フィルハーモニア管弦楽団とベートーヴェン・ツィクルス。
●6月、チェコ・フィルとドヴォルザークのスターバト・マーテル。
●7〜8月、バイエルン国立歌劇場で『ニュルンベルクのマイスタージンガー』『影の無い女』『エジプトのヘレナ』『魔笛』『ペール・ギュント』『フィガロの結婚』『ナクソス島のアリアドネ』。
●8月、ウィーン・フィルとザルツブルク音楽祭に出演。『ナクソス島のアリアドネ』。
●9月、バイエルン国立歌劇場監督、音楽総監督就任。
●11月、フランス国立放送管弦楽団と『楽園とペリ』ほか。

1983年(60歳)
●1月、バイエルン国立歌劇場で『ニーベルングの指環』。
●2月、バイエルン国立歌劇場で『恋愛禁制』。
●4〜5月、NHK交響楽団に客演。
●5月、NHK交響楽団ヨーロッパ・ツアーに同行。
●6月、チューリヒ・トーンハレ管弦楽団に客演。
●7月、バイエルン国立歌劇場で新演出『リエンツィ』。
●7月、バイエルン国立歌劇場で『恋愛禁制』『フィガロの結婚』『外套』『ジャンニ・スキッキ』『魔笛』『ニュルンベルクのマイスタージンガー』。
●7月、バイエルン国立管弦楽団とブラームス・コンサート。
●7月、バイエルン放送交響楽団と演奏会形式でワーグナー『妖精』。
●8月、ウィーン・フィルとザルツブルク音楽祭で、ブルックナーの交響曲第9番とモーツァルト交響曲第39番。

1984年(61歳)
●4〜5月、NHK交響楽団に客演。
●12月、バイエルン国立管弦楽団とコンサート。ギレリスも共演。

1985年(62歳)
●4〜5月、NHK交響楽団に客演。

1986年(63歳)
●9〜10月、NHK交響楽団に客演。10月1日の第1,000回定期公演ではメンデルスゾーンのオラトリオ『エリア』。

1987年(64歳)
●4〜5月、NHK交響楽団に客演。アラウと共演。

1988年(65歳)
●88年にはリヒャルト・シュトラウスの全オペラ作品を上演する、という快挙を成し遂げる。

●4〜5月、NHK交響楽団に客演。
●11〜12月、バイエルン国立歌劇場の日本への引っ越し公演。

1989年(66歳)
●4〜5月、NHK交響楽団に客演。

1990年(67歳)
●4〜5月、NHK交響楽団に客演。

1991年(68歳)
●9〜10月、NHK交響楽団に客演。
●コンセルトヘボウ管弦楽団とベートーヴェンの交響曲第4・5・6・7番をレコーディング。

1992年(69歳)
●フィラデルフィア管弦楽団音楽監督就任。
●12月、バイエルン国立歌劇場退任。
●コンセルトヘボウ管弦楽団とベートーヴェンの交響曲第9番をレコーディング。

1993年(70歳)
●コンセルトヘボウ管弦楽団とベートーヴェンの交響曲第1・2・3・8番をレコーディング。

1994年(71歳)
●6月、ミラノ・スカラ座で『後宮からの誘拐』。
●11月、NHK交響楽団に客演。
●NHK交響楽団桂冠名誉指揮者に選出。

1995年(72歳)
●4月、フィラデルフィア管弦楽団とブラームスの交響曲第2番。
●11月、NHK交響楽団に客演。

1996年(73歳)
●4月、ロンドン・フィルとブラームスの二重協奏曲をレコーディング。
●7月、ミュンヘンでブラームスのホルン三重奏曲をレコーディング。

1997年(74歳)
●11月、NHK交響楽団に客演。

1998年(75歳)
●11月、NHK交響楽団に客演。
●12月24日、メヒトヒルト夫人、甲状腺癌のため死去。

1999年(76歳)
●11月、NHK交響楽団に客演。

2000年(77歳)
●5月、フィラデルフィア管弦楽団とショスタコーヴィチの交響曲第5番。

2001年(78歳)
●2月、フィラデルフィア管弦楽団とニューヨークでベートーヴェンの荘厳ミサ。
●10〜11月、NHK交響楽団に客演。創立75周年記念公演でメンデルスゾーンのオラトリオ『エリア』。

2002年(79歳)
●フィラデルフィア管弦楽団音楽監督退任。以後、フリーランスとして活動。
●10月、フィラデルフィア管弦楽団とブルックナーの交響曲第3番。
●10〜11月、NHK交響楽団に客演。
●ヴォルフガング・サヴァリッシュ財団を設立。若手音楽家育成のため。
2003年(80歳)
●7月、バイエルン国立管弦楽団と最後のコンサート。

2004年(81歳)
●1月、フィラデルフィア管弦楽団とブルックナーの交響曲第5番。
●11月、NHK交響楽団に客演。NHK交響楽団との最後のコンサート。ベートーヴェンの交響曲第7番ほか。椅子に座っての指揮。

2005年(82歳)
●2月、フィラデルフィア管弦楽団とドヴォルザークのスラヴ舞曲集とヒンデミットの協奏音楽。
●3月、フィラデルフィア管弦楽団とシューベルトの『グレート』。
●9月、健康上の理由で11月に予定されていたNHK交響楽団への客演をキャンセル。

2006年(83歳)
●心臓病の悪化により、予定されていた全公演をキャンセルし、引退。

2013年(89歳)
●2月22日、ドイツ南部グラッサウの自宅で死去。
●2月25日、メータ指揮バイエルン国立管弦楽団によりヴェルディのレクィエムが演奏。
●3月7日、ケント・ナガノ指揮バイエルン国立管弦楽団によりモーツァルトのレクィエムが演奏。

内容詳細

70年、ベートーヴェン生誕200年記念ツィクルスのライヴ。若きサヴァリッシュとN響による正統的で覇気あふれる演奏。オケの熱演はもちろん、大橋国一をはじめ当時のベストメンバーによるソリストと国内プロ合唱団を総動員した第九やミサ・ソレムニスの圧倒的な声の威力。記念碑的な録音。(長)(CDジャーナル データベースより)

ユーザーレビュー

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集中力の高い大変に充実した演奏。半世紀前...

投稿日:2021/03/17 (水)

集中力の高い大変に充実した演奏。半世紀前に既に日本のオーケストラはこれだけの高みに達していた。現在と最も違うところは響きの質に豊かさが欠けるところで、これは録音の古さだけではなく実際にこういう音がしていた。サヴァリッシュは細部まで意思を徹底させていて、表情はかなり入念なもの。テンポの揺れ、強弱の質など細かく繰り出す。これにオーケストラが良く応えている。サヴァリッシュがバイロイトに登場した頃はその清新な表現が新しい世代の指揮者という位置付けだったと思う。しかしここでは、もちろんロマンティックに崩れることはないものの、今の感覚からすると古風なアゴーギクが多々あるし、いかにもドイツ的な大きなタメを作って開始される曲(ツィクルス冒頭のエグモントなど)もある。指揮者によっては流れ重視のところも、ぐっと踏みしめるように着実にオーケストラを鳴らし切るのも特徴だ。慣習的な楽譜の改変については当時としてはこれでも楽譜に忠実な演奏となるのだろうか?「エロイカ」は重厚な響きで開始されたあと第1主題が柔らかな表情を交えてニュアンス豊かに演奏され、表現の幅を感じる。しかし曲によってはやや単調に感じた部分もある。合唱幻想曲のピアノは自由な即興性よりも気迫が上回っていて、全体の方向性の通り。声楽は独唱も合唱も良い出来。特に30代の大橋国一の堂々たる美声が嬉しい。4年後の早世が惜しまれる。音質は明瞭でノイズも少なく安定している。音場が平面的に展開する典型的なNHK-FM放送のもの。ピアノがオンマイク過ぎる所に時代を感じる。

Cherubino_492 さん | 東京都 | 不明

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ベートーヴェンに対するサヴァリッシュ先生...

投稿日:2018/03/21 (水)

ベートーヴェンに対するサヴァリッシュ先生の熱い思いに共感するN響の、まさに会心のライブ録音!情熱的でありながら、スコアの隅々まできっちりコントロールされた、オーケストラサウンドの素晴らしさ!要所要所でティンパニーが楔を打ち込む、これぞベートーヴェン!ブラームス、ベートーヴェンと続くN響とのライブ音源の発掘にますます拍車がかかる事を切に願います!次はブルックナーかなー、シューマン、メンデルスゾーンも素晴らしいしなー

boss さん | 長野県 | 不明

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人物・団体紹介

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ベートーヴェン(1770-1827)

1770年12月17日(16日?):父ヨハン、母マリアの次男としてドイツのボンに誕生。 1778年:7歳でケルンでの演奏会に出演。 1781(1782?)年:クリスティアン・ゴットロープ・ネーフェに師事。 1800年:交響曲第1番を宮廷劇場で指揮。 1804年:交響曲第3番『英雄』を発表。 1805年:交響曲第5番『運命』、交響曲

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