ベートーヴェン(1770-1827)

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CD 輸入盤

ヴァイオリン・ソナタ第1、4、7、8番 イブラギモヴァ、ティベルギアン

ベートーヴェン(1770-1827)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
WHLIVE0036
組み枚数
:
1
レーベル
:
フォーマット
:
CD
その他
:
ライブ盤,輸入盤

商品説明

ウィグモア・ホール・ライヴ
ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ集第1集
イブラギモヴァ&ティベルギアン


1985年ロシア生まれで現在は英国在住のヴァイオリニスト、アリーナ・イブラギモヴァは、古楽奏法とモダン奏法の両方を学び、どちらの分野にも見事な表現力を示すヴァイオリニスト。2005年10月の来日公演ではバッハの無伴奏作品を演奏し、その模様がNHKで放映されて大きな話題を呼びました。
 彼女はこれまでハイペリオン・レーベルにバッハの無伴奏、シマノフスキ、ハルトマン、ロスラヴェッツの作品をレコーディングしており、特にバッハはベストセラーとなり、さらにコンサートの好評もあって、英国での人気も高いものがあります。
 今回、由緒あるウィグモア・ホールでおこなわれたベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ全曲演奏会は、現在の彼女の高度な実力をよく示すものといえます。1738年ピエトロ・グァルネリ製のヴァイオリンを駆使し、高速で軽快な弓使いと必要最小限のヴィブラートにより、柔軟な筋肉質の機動性に満ちた見事なベートーヴェンを聴かせてくれます。
 重要な役割を果たすピアノ・パートは、1975年フランス生まれの名手セドリック・ティベルギアンが受け持ち、イブラギモヴァのヴァイオリンを引き立てながらも意欲あふれる演奏を聴かせています。

【収録情報】
ベートーヴェン:
・ヴァイオリン・ソナタ第1番ニ長調 Op.12-1 [19:50]
・ヴァイオリン・ソナタ第4番イ短調 Op.23 [20:23]
・ヴァイオリン・ソナタ第8番ト長調 Op.30-3 [17:44]
・ヴァイオリン・ソナタ第7番ハ短調 Op.30-2 [24:27]
 アリーナ・イブラギモヴァ(ヴァイオリン)
 セドリック・ティベルギアン(ピアノ)

 録音時期:2009年10月27日
 録音場所:ロンドン、ウィグモア・ホール
 録音方式:デジタル(ライヴ)

収録曲   

  • 01. Beethoven: Violin Sonata Op. 12-1: I. Allegro con brio [08.16]
  • 02. II. Theme and variations: Andante con moto [06.59]
  • 03. III. Rondo: Allegro [04.32]
  • 04. Violin Sonata Op. 23: I. Presto [07.24]
  • 05. II. Andante scherzoso, piu Allegretto [06.55]
  • 06. III. Allegro molto [06.03]
  • 07. Violin Sonata Op. 30-3: I. Allegro assai [06.14]
  • 08. II. Tempo di minuetto, ma molto moderato e grazioso [07.48]
  • 09. III. Allegro vivace [03.41]
  • 10. Violin Sonata Op. 30-2: I. Allegro con brio [07.10]
  • 11. II. Adagio cantabile [08.43]
  • 12. III. Scherzo: Allegro [03.27]
  • 13. IV. Finale: Allegro - Presto [05.04]

ユーザーレビュー

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このCDを聴いていて、スコット・ラファエ...

投稿日:2014/10/14 (火)

このCDを聴いていて、スコット・ラファエロが生きていた時代のビル・エヴァンスのトリオの演奏を思い浮かべていました。それまでのジャズ・ピアノトリオのイメージを一変させ、ベースが単なる脇役からピアノと対等に「話す楽器」へと変貌させた素晴らしい演奏でした。このCDのイブラギモヴァとティベルギアンの演奏は正にお互いの演奏に触発されていままで以上に実力を高めていく様がすばらしい クラシックにおけるインタープレイを確認できました。今後が楽しみです。

快傑ハリマオ さん | 宮城県 | 不明

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これは新時代を切り拓く演奏。クレメル+ア...

投稿日:2011/11/05 (土)

これは新時代を切り拓く演奏。クレメル+アルゲリチも時代を開いたが、それでも観念の縛りからの飛翔はできながった。この二人の音楽は、その地平から軽々と浮き上がっている。大演奏時代にまとわりついていた胡散臭さとは無縁の、異星人みたいな感覚。だがそれが何とも見事。ベートーヴェンが純粋に音楽として成り立っている。 しかし音楽観・世界観がこれほどピッタリの共演者が居たとは…。 シマノフスキ、ラヴェル+ルクーでの共演でもティベルギアンの見事なピアにズムが確かめられる。

so減七 さん | 埼玉県 | 不明

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ソナタ第1番から凄かった…。 ヴァイオリンソナタ...

投稿日:2010/07/05 (月)

ソナタ第1番から凄かった…。 ヴァイオリンソナタ…といってしまうと、ヴァイオリンメイン、ピアノ伴奏というイメージだが、二人のソナタはまさに「ヴァイオリンとピアノのためのソナタ」と呼ぶに相応しい見事な競演だった。 ヴァイオリンの見せ場、ピアノの聞かせ処を律儀に押さえつつ、勢いを失わないダイナミックで軽快な音…。 タイミングも鳥肌が立つほどピッタリで、音量もばっちり、どんなに疾走してもずれず、聴き手の心も、もっと、もっと、と逸ってしまうほど。 アリーナは弱音のヴィブラートも素晴らしいが、今回は特に、高音域の音の伸び、これは延びといってもよいだろう。残響に頼らない絶妙な延び感に、魂が持って逝かれる(笑) それがまた、ソプラノ歌手の朗々と謳い上げるアリアのような…そうまるで肉声のような音…。 ピリオド奏法的な、スーッと伸びる高音が印象的だった彼女が、こんなに詩心のある、躍動的な演奏をするとは…でも音はしっかりいつもの彼女。 私が特に気に入ったのは、4番と7番だ。 ローテンポな旋律に、一層味わいを感じられるのと、ドラマティックな展開部分に、競演の醍醐味を感じられた。 っていうか、ティベルギアンも凄い。 名手の競演は、ぶつかりすぎてお腹一杯になることも多いが、彼は脇役に徹するわけでもなく、ヴァイオリンの旋律に真摯に応えており、出るところはしっかり主張してくる。 それが単なる自己主張じゃないから、結果ふたつの楽器のいいところが惜しみなく出てるという…お互いの良さが存分に引き出されたソナタを作り上げてるわけだ。 凄い競演だ…。 っていうか、これホールで聴いた人がホント羨ましい…。 このベートーベンのソナタはシリーズでリリースされるらしいので次のリリースが楽しみだ。

さが さん | 愛知県 | 不明

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ベートーヴェン(1770-1827)

1770年12月17日(16日?):父ヨハン、母マリアの次男としてドイツのボンに誕生。 1778年:7歳でケルンでの演奏会に出演。 1781(1782?)年:クリスティアン・ゴットロープ・ネーフェに師事。 1800年:交響曲第1番を宮廷劇場で指揮。 1804年:交響曲第3番『英雄』を発表。 1805年:交響曲第5番『運命』、交響曲

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