ベートーヴェン(1770-1827)

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SACD

ベートーヴェン:運命(1937)、ワーグナー:ブリュンヒルデの自己犠牲、他 フルトヴェングラー(24ビット・リマスター限定盤)(2SACD)

ベートーヴェン(1770-1827)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
TOGE11026
組み枚数
:
2
:
日本
フォーマット
:
SACD
その他
:
ハイブリッド

商品説明

ベートーヴェン:『運命』(1937)、ワーグナー:ブリュンヒルデの自己犠牲、他
フルトヴェングラー&ベルリン、フィル、フラグスタート、他


アビー・ロード・スタジオによる最新リマスター音源をSACDハイブリッド盤で!
フルトヴェングラー生誕125年企画 期間生産限定盤 デジパック仕様
ベートーヴェン:交響曲第5番『運命』については新たに発見されたメタル・マスターよりリマスターを行います。(EMI)

【収録情報】
・ベートーヴェン:交響曲第5番ハ短調 op.67『運命』

 ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
 録音時期:1937年10月8日、11月3日
 録音場所:ベルリン
 録音方式:モノラル(セッション)

・ベートーヴェン:ヴァイオリン協奏曲ニ長調 op.61

 イェフディ・メニューイン(ヴァイオリン)
 ルツェルン祝祭管弦楽団

 録音時期:1947年8月28-29日
 録音場所:ルツェルン、クンストハウス
 録音方式:モノラル(セッション)

・ブラームス:ハイドンの主題による変奏曲

 ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
 録音時期:1952年1月27日
 録音場所:ウィーン、ムジークフェラインザール
 録音方式:モノラル(ライヴ)

・ワーグナー:ジークフリート牧歌

 ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
 録音時期:1949年2月16-17日
 録音場所:ウィーン、ブラームスザール
 録音方式:モノラル(セッション)

・ワーグナー:ブリュンヒルデの自己犠牲

 キルステン・フラグスタート(ソプラノ)
 フィルハーモニア管弦楽団
 録音時期:1948年3月26日
 録音場所:ロンドン、アビー・ロード・スタジオ
 録音方式:モノラル(セッション)

 ヴィルヘルム・フルトヴェングラー(指揮)

 96Hz/24Bitデジタル・リマスタリング
 SACD Hybrid
 CD MONO/ SACD MONO


『フルトヴェングラー名盤デジタル・リマスター・カタログ SACD(hybrid) シリーズ』
アビー・ロード・スタジオが総力を挙げて取り組んだ、最高の音質を貴方に。
制作にあたってのマスター素材は、EMIグループのメインともいうべきアビー・ロード・スタジオにてその管理するオリジナル素材、出来る限り良好な状態の素材から、全アイテムとも本発売のためにあらためてリマスタリングを敢行

音楽演奏によって「何を」表現するかに専心した音楽家といわれるフルトヴェングラーの演奏記録をリマスタリングするのにあたり、基本的なポリシーとして、不必要なクリック・ノイズは除去しながらも、楽音と録音会場全体の音響をできるかぎり忠実に再現するべく取り組むことをアビー・ロード・スタジオのスタッフと確認、96Hz/24Bitでデジタル・リマスタリングを実施。
 また、演奏芸術の再現という観点から素材が残されている音源に関しては、楽章間の音響も再現することにより、巨匠の音楽への取り組み姿勢をより具体的に窺う可能性を広げ、音楽的な繋がりがより自然に聞き取れる収録を目指しました。
 サイモン・ギブソンをはじめ、イアン・ジョーンズ、アンディ・ウォルター、アラン・ラムゼイ、と経験豊富なエンジニアによるアビー・ロード・スタジオでの最新リマスター音源。『バイロイトの第9』では演奏開始前の聴衆の拍手や、フルトヴェングラーからコンマスにかけられたコメント部分などが取り込まれ、『ベートーヴェン7番』では、60年の経年にも関わらず良好な状態の新たに確認された録音セッションのアナログ・テープが、世界初の素材として使用されるなど着目点も多く、音の仕上がりに注目が集まっています。(EMI)

内容詳細

フルトヴェングラー生誕125周年を記念した新リマスタリング&SA-CDハイブリッド盤シリーズ。ベートーヴェンやワーグナーを収録しており、なかでも1937年録音の「運命」は、新たに発見されたメタル・マスターからマスタリングを施した嬉しい一枚。(CDジャーナル データベースより)

収録曲   

ユーザーレビュー

総合評価

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この2枚組ではあの評判の悪いデジパックで...

投稿日:2011/07/03 (日)

この2枚組ではあの評判の悪いデジパックではなく、通常のプラケースで出たのは良かったというべきか。さて、「運命」は、新たに発見されたメタル・マスターより復刻ということで大いに期待したが、飛躍的に改善されたということはない。期待以上に音が良かったのが、ベートーヴェンのヴァイオリン協奏曲、ジークフリート牧歌、ブリュンヒルデの自己犠牲の3曲。メニューインのヴァイオリンは意外と艶のある音色で惚れ惚れする。また、フラグスタートの歌唱は52年の再録音よりも声に張りがあり、フルトヴェングラーのスケールの大きな指揮とともに、「リング」の終幕を締めくくるのにふさわしい感動を与える。このフルトヴェングラーのSACDシリーズだが、個人的には戦後のスタジオ録音に大きな改善の効果が現れていると思う。

ドンナー さん | 神奈川県 | 不明

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本盤におさめられたベートーヴェンの交響曲...

投稿日:2011/05/28 (土)

本盤におさめられたベートーヴェンの交響曲第5番は、新たに発見されたメタル・マスターよりリマスタリングを行っているとのことである。録音は、1937年のスタジオ録音であるが、確かに、これまでの既発売のCDとは次元の異なる良好な音質に生まれ変わったと言える。フルトヴェングラーの第5の名演としては、1947年の復帰後のコンサートの3日目のライヴ録音が超名演として知られているが、これはSHM−CD化もされている(DG)ものの音質は極めてよろしくない。ところが、復帰初日のライヴ録音が昨年、アウディーテからきわめて鮮明な音質で発売されたことから、今後は当該アウディーテ盤が決定盤との評価が確立するものと考えられる(近々にも前述の3日目のライヴ録音がシングルレイヤーによるSACD&SHM−CD化されるようなので、それによって音質の抜本的な改善がみられれば、事情が変わるかもしれない。)。これに次ぐ名演とされているのが、本年1月にEMIからSACD盤が発売されたが、1954年のスタジオ録音ということになる。ドラマティックな1947年盤に対して、こちらは荘重なインテンポを基調とする奥行きのある演奏ではあるが、フルトヴェングラーの芸術の懐の深さをあらわすものとして、この2強の地位は今後ともいささかも揺るぎがないと考えられる。そして、この両横綱に続く名演が、1943年のライヴ録音(既にドリームライフによりSACD化)と本盤の1937年のスタジオ録音ということになるのではないだろうか。フルトヴェングラーの全盛期は1930年代と主張される識者の方も多数おられるところであり、本演奏においても、フルトヴェングラー&ベルリン・フィルの黄金時代の演奏がいかに重厚で深みのあるものであったのかがよく理解できるところだ。既発CDの音質がきわめて劣悪であったことから、前述の両横綱や1943年盤の後塵を拝していた名演が、今般のSACD化によって再び脚光を浴びることになることが大いに期待されるところだ。ベートーヴェンのヴァイオリン協奏曲は、メニューインと組んでルツエルン祝祭管弦楽団を指揮したスタジオ録音であるが、一般的にメニューインとの演奏で名演とされているのは1953年のスタジオ録音盤(同様に今回SACD化)の方である。しかしながら、今般のSACD化によって見違えるような良好な音質に生まれ変わっており、1953年盤にも比肩し得る名演であることが証明された意義は極めて大きい。メニューインについては、とある某有名評論家を筆頭に芳しからざる酷評がなされているが、フルトヴェングラーの下で演奏する際には、気品溢れる芸術的な演奏を披露していると言っても過言ではあるまい。それにしても、メニューインのヴァイオリンの弓使いまで聴こえる今般のSACD化による高音質化の威力は殆ど驚異的ですらある。ブラームスのハイドンの主題による変奏曲は、1952年のライヴ録音だけに、今般のSACD化による音質向上効果には著しいものがあり、実演ならではのフルトヴェングラーのドラマティックな表現をも加味すれば、フルトヴェングラーによる同曲の演奏の中では最高の名演と高く評価したい。ワーグナーの2曲は、いずれも1948〜1949年にかけてのスタジオ録音であるが、こちらもSACD化によって素晴らしい音質に蘇った。いずれも定評ある懐の深い名演であるが、特に、ブリュンヒルデの自己犠牲におけるフラグスタートの名唱が鮮明に響くのには大変驚いたところであり、あらためてSACDの潜在能力の高さを思い知った次第だ。なお、本盤におさめられたハイドンの主題による変奏曲は、第1弾のブラームスの交響曲第1番(TOGE−11006)と同じ日のコンサートの際の演奏であるにもかかわらず、当該盤には本演奏ではなく1949年のスタジオ録音の方がおさめられていた。フルトヴェングラーの実演での凄さに鑑みれば、同一のコンサートの演目は可能な限り同じCDにおさめるのがベストであり、このようなカプリングには若干の疑問を感じることをこの場を借りて指摘しておきたい。

つよしくん さん | 東京都 | 不明

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ベートーヴェン(1770-1827)

1770年12月17日(16日?):父ヨハン、母マリアの次男としてドイツのボンに誕生。 1778年:7歳でケルンでの演奏会に出演。 1781(1782?)年:クリスティアン・ゴットロープ・ネーフェに師事。 1800年:交響曲第1番を宮廷劇場で指揮。 1804年:交響曲第3番『英雄』を発表。 1805年:交響曲第5番『運命』、交響曲

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