CD

ベートーヴェン:交響曲第3番『英雄』、シューベルト:交響曲第8番『未完成』 モントゥー&コンセルトヘボウ管弦楽団

ベートーヴェン(1770-1827)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
UCCD5132
組み枚数
:
1
:
日本
フォーマット
:
CD

商品説明

スタンダード・コレクション
ベートーヴェン:『英雄』、シューベルト:『未完成』
モントゥー&コンセルトヘボウ管弦楽団


ロマン派の交響曲隆盛の出発点となった記念碑的名作として知られる、作曲家の激しい情熱を劇的に表出した『英雄』。限りない憧れを秘めた静謐美が横溢する、ロマン的な抒情性が存分に表現された比類なき名曲『未完成』。音楽を彫琢してゆくことにかけては右に出る者のない存在だった巨匠指揮者モントゥーの美質である造型の見事さや密度の濃い豊かな味わい、そして格調の高い演奏は多くのファンから愛されていました。(ユニバーサルミュージック)

【収録情報】
1. ベートーヴェン:交響曲第3番変ホ長調 作品55『英雄』
2. シューベルト:交響曲第8番ロ短調 D.759『未完成』

 ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団
 指揮:ピエール・モントゥー

 録音時期:1962年7月1-3日(1)、1963年11月28、29日(2)
 録音場所:アムステルダム、コンセルトヘボウ大ホール
 録音方式:ステレオ(セッション)
 原盤:PHILIPS

【ユニバーサル・クラシックス スタンダード・コレクション】
ドイツ・グラモフォン、デッカが誇る豊富な音源から厳選された名盤や、2010年&2011年のアニバーサリー作曲家、来日予定アーティストのアルバムなどをミッド・プライスで再発売!

第1回発売:10月6日 50タイトル(DG25タイトルDECCA25タイトル
第2回発売:11月10日 50タイトル(DG24タイトルArchiv1タイトルDECCA25タイトル

内容詳細

20世紀前半のフランスを代表する指揮者のひとり、モントゥー最晩年の録音。しかしモントゥーには枯淡の境地というものがなかった。ともに瑞々しく勢いがある。新即物主義の流れをくんだ快演を聴かせている。(CDジャーナル データベースより)

収録曲   

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いずれも名演だ。エロイカは死の2年前、未...

投稿日:2011/01/26 (水)

いずれも名演だ。エロイカは死の2年前、未完成は1年前の録音であり、モントゥーの最晩年の演奏ということになるが、全体としてはやや早めのテンポの中に、絶妙なニュアンスや表現が込められている。これは、人生の辛酸をなめ尽くした巨匠だけが成し得る至芸と言うべきであり、その味わい深さは、他のどの演奏にも勝るとも劣らない至高・至純の境地に達していると言 える。エロイカは、全体的にテンポが早いし、重々しくなるのを意識的に避けた感じがする。むしろ、軽快ささえ感じさせるが、それでいて、随所に温かみのあるフレージングが支配しており、演奏全体に潤いを与えていることを忘れてはならない。第1楽章の終結部のトランペットも楽譜どおりであるが、それでも弱々しさを感じさせないのは、この演奏が、威容と崇高さを湛えている証左であると考える。終楽章のホルンの朗々たる吹奏は、他のどの演奏にも負けないぐらいの力強さであり、演奏全体の制度設計の巧さもさすがと言うべきであろう。未完成は、テンポ設定が緩急自在であり、その絶妙さは他のどの演奏よりも優れていると言える。第1楽章では、第1主題を早めに、第2主題をややゆったりとしたテンポ設定としているが、その効果は抜群。いい意味でのメリハリの効いた名演奏に仕上がっている。第2楽章は、全体としたゆったりとしたテンポで進行させ、白眉の名旋律を徹底して歌い抜いているのが素晴らしい。これは、あたかも、モントゥーの輝かしい人生の最後のゴールを祝福するような趣きさえ感じさせて、実に感動的だ。

つよしくん さん | 東京都 | 不明

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今まではスケールの大きいクレンペラー盤が最高だと...

投稿日:2010/12/14 (火)

今まではスケールの大きいクレンペラー盤が最高だと思っていたが、上には上があるものだなあ!買って良かったと心から思える数少ない一枚である。細かいことはともかく、テンポ、リズム、強弱、音質のどこを取っても、非の打ち所が見当たらない。まだモントゥー盤を聴いていない方には、絶対にお薦めの一枚と言える。モントゥー盤のおかげで、ますますエロイカが好きになれた。

佐渡のランボー さん | 新潟県 | 不明

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人物・団体紹介

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ベートーヴェン(1770-1827)

1770年12月17日(16日?):父ヨハン、母マリアの次男としてドイツのボンに誕生。 1778年:7歳でケルンでの演奏会に出演。 1781(1782?)年:クリスティアン・ゴットロープ・ネーフェに師事。 1800年:交響曲第1番を宮廷劇場で指揮。 1804年:交響曲第3番『英雄』を発表。 1805年:交響曲第5番『運命』、交響曲

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