(Cello)Beethoven Violin Sonata No.5, Ravel Ma Mere L'oye, Debussy Syrinx : Yo kigoshi(Vc)Yoshitaka Suzuki(P)

倍音豊かにチェロが奏でる『スプリング・ソナタ』

倍音を意識した細やかなチューニングを用いるなど、チェロのさらなる可能性を追求する木越 洋。ヴァイオリンのために書かれた『スプリング・ソナタ』をチェロで演奏することは、大変高度なテクニックが要求されます。それを巧みに成し遂げ、さらに同楽器の響きで奥行きが増した音場感は作品の新たな側面を表出させる事に成功し、大変興味深い演奏となっています。
　『 マ・メール・ロワ』はファンタジックな小品の個性が際立つ秀逸な演奏。いずれもオリジナルとは一線を画す風情で聴き手を魅了します。（メーカー資料より）

【収録情報】
● ベートーヴェン：ヴァイオリン・ソナタ第5番ヘ長調 Op.24『春』（木越 洋編、チェロ版）
● ラヴェル：マ・メール・ロワ（M.フィッシュ編）
　1. 眠れる森の美女のパヴァーヌ
　2. 親指小僧
　3. パゴダの女王レドロネット
　4. 美女と野獣の対話
　5. 妖精の園
● ドビュッシー：シランクス

　木越 洋（チェロ）
　鈴木慎崇（ピアノ）

　録音方式：ステレオ（DXD）

【木越 洋　Yo KIGOSHI】
1978年より新日本フィルハーモニー交響楽団主席チェロ奏者に就任。1981年よりNHK交響楽団主席チェロ奏者を33年間務める。2013年からはソリストとして活動をはじめ、日本各地でリサイタル、室内楽のコンサートを行っており、2017年より西本智実主宰のイルミナートフィルハーモニーの主席チェロ奏者としても活躍している。現在、桐朋学園大学講師、洗足学園大学客員教授。（メーカー資料より）