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Piano Concerto.1, 2, 4: Afanassiev(P), Soudant / Salzburg Mozarteum.o

Beethoven (1770-1827)

User Review :4.0
(4)

Item Details

Genre
:
Catalogue Number
:
OC344
Number of Discs
:
2
Label
:
Format
:
CD
Other
:
Import

Product Description

絶賛を博した鬼才アファナシエフの瞠目すべきベートーヴェン第2弾! 
異能ぶりを発揮、聴き手を再度挑発!

異才・鬼才と呼ばれるアファナシエフの演奏スタイルは、極めて斬新かつ先鋭なもので、独特のデュナーミクとアゴーギク、時には極度に遅いテンポ、弾きながら思索するかのような、身ぶり豊かな演奏姿で常に聴衆を魅了するとともに賛否の渦を巻き起こしてきました。作曲家・作家としての顔も持ち、多彩で超個性的な芸術活動を精力的に展開しています。
 このアルバムは、アファナシエフの初の協奏曲録音となったベートーヴェンのピアノ協奏曲第3番&第5番「皇帝」に続く第2弾で、ピアノ協奏曲全集の完結編となります。
 アファナシエフとスダーンの顔合わせは、2001/02年のシーズンにザルツブルク・モーツァルテウム管弦楽団の定期公演におけるベートーヴェンの協奏曲全曲サイクルで実現し、2002年の4月にはアメリカ・ツアーも行って絶賛を博すという好評ぶり。
 ベートーヴェンの「皇帝」は1999年に「東京の夏音楽祭」のオープニングで東京交響楽団と弾いて大きな話題を巻き起こしましたが、シューマンのピアノ協奏曲を40分以上もかけた激遅テンポで弾いたこともあるアファナシエフだけに、このディスクでも異能ぶりを発揮し、聴き手を挑発するレコーディングとして大きな話題になった第3番&第5番「皇帝」に続く興味深い演奏を繰り広げています。


■ピアノ協奏曲 第1番 ハ長調 作品15 [43:21]
 第1楽章 アレグロ・コン・ブリオ [20:30]
 第2楽章 ラルゴ [12:59]
 第3楽章 ロンド アレグロ・スケルツァンド [09:52]

■ピアノ協奏曲 第2番 変ロ長調 作品19 [33:18]
 第1楽章 アレグロ・コン・ブリオ [15:54]
 第2楽章 アダージョ [10:43]
 第3楽章 ロンド [06:41]

■ピアノ協奏曲 第4番 ト長調 作品58 [42:22]
 第1楽章 アレグロ・モデラート [23:29]
 第2楽章 アンダンテ・コン・モート [06:53]
 第3楽章 ロンド ヴィヴァーチェ [12:00]

ヴァレリー・アファナシエフ(p)
ユベール・スダーン(指揮) 
ザルツブルク・モーツァルテウム管弦楽団
2001年11月21、22日(第1番&第2番)
2002年3月20、21日(第4番)
ザルツブルク、モーツァルテウム大ホールにおけるライヴ録音


ヴァレリー・アファナシエフ
1947年9月8日モスクワに生まれ、モスクワ音楽院でギレリスらにピアノを師事。1968年にライプツィヒのバッハ国際コンクールで優勝、1972年にはエリーザベト王妃国際コンクールで優勝。その後、旧ソ連でモスクワ・フィルやレニングラード・フィルと共演したり、国内ツアーを行うなどしたものの、1974年に西ヨーロッパ(ベルギー)に亡命、フランスを本拠地に新たな出発を開始。ベルリン・フィルやロイヤル・フィルなどメジャーなオーケストラと共演する一方、ヴァイオリニストのギドン・クレーメルとデュオを組んで録音を行い、ヨーロッパだけでなく、アメリカ、日本などでリサイタルを開催。日本にもクレーメルとともに1983年に初来日、以後次々に来日し、中沢新一、浅田彰をはじめとする思潮界のオピニオンリーダーを含む熱烈なファンも増加中。

Track List   

Disc   1

  • 01. Afanassiev, Valery - Konzert Fuer Klavier Und Orch
  • 02. 1. Allegro Con Brio
  • 03. 2. Largo
  • 04. 3. Rondo: Allegro Scherzando
  • 05. Afanassiev, Valery - Konzert Fuer Klavier Und Orch
  • 06. 1. Allegro Con Brio
  • 07. 2. Adagio
  • 08. 3. Rondo: Molto Allegro

Disc   2

  • 01. Afanassiev, Valery - Konzert Fuer Klavier Und Orch
  • 02. 1. Allegro Moderato
  • 03. 2. Andante Con Moto
  • 04. 3. Rondo: Vivace

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アファナシエフは、暗く重苦しい演奏をする...

投稿日:2013/08/08 (木)

アファナシエフは、暗く重苦しい演奏をするピアニストだと一般には捉えられているが、そんなことはない。たしかにテンポは極端に遅いが、このCDに聞かれるキラキラとしたピアノの音の粒立ちと軽やかさはどうだ。まるでモーツアルトの協奏曲を聴いているかのような錯覚に陥ってしまう。しかし、モーツァルテウムってこんなオーケストラだったっけ? 私はハンス・グラーフがモーツァルテウムの振ったモーツァルトの交響曲全集を持っているが、まるで音が違い、ピリオドオーケストラのように響く。いずれにしても、ベートーヴェンの協奏曲がモーツァルトのそれの延長線上にあることを如実に物語ってくれる演奏だ。

まーきー さん | 徳島県 | 不明

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四番を久し振りに聴いて途中で思わず吹き出...

投稿日:2008/02/11 (月)

四番を久し振りに聴いて途中で思わず吹き出してしまった。アファナシエフのテンポに付き合いきれないオーケストラが度々暴走してしまうのだが、アファナシエフはそんな事には一切お構いなしで、飽く迄自分のテンポを貫き通してしまっているからだ。それどころか、もっと遅くしようとテンポをわざと落として行く始末。スダーンがどうにも仕様のない無能な指揮者に聴こえてしまい何とも哀れである。 ただし、ピアノ・ソロは掛け値なしに素晴らしい。音楽に停滞感は一切なく、ほんの些細なパッセージまで美しく息づいており、我を忘れて聴き入ってしまった。あんなに遅い演奏なのに、もう終ってしまうのか、と名残惜しくて仕方がないのだから、アファナシエフという人は驚くべき人だ。しかも、そのピアノは、別段、閃きに満ちているという様子も見せないのである。次回は是非とも、もっとまともな共演者を得て協奏して頂きたい、と切実に思った。

小鳥遊 司 さん | 東京都三鷹市 | 不明

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アファナシエフだから仕方ないと言われれば...

投稿日:2004/07/29 (木)

アファナシエフだから仕方ないと言われればそれまでだが、聞きとおすのがつらいほどの退屈な演奏。1、4番は特にテンポが遅すぎて音楽が流れないのには困りました。

fratres さん | 東京 | 不明

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Beethoven (1770-1827) Items Information

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