ベートーヴェン(1770-1827)

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CD 輸入盤

ピアノ・ソナタ第30番、第31番、第32番 リュビモフ

ベートーヴェン(1770-1827)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
ZZT110103
組み枚数
:
1
レーベル
:
:
Europe
フォーマット
:
CD
その他
:
輸入盤

商品説明

ベートーヴェン:
・ピアノ・ソナタ第30番ホ長調 Op.109
・ピアノ・ソナタ第31番変イ長調 Op.110
・ピアノ・ソナタ第32番ハ短調 Op.111

 アレクセイ・リュビモフ(フォルテピアノ:アロイス・グラーフ、1828年製)

収録曲   

  • 01. Beethoven: Piano Sonata No. 30, Op. 109: I. Vivace [06:35]
  • 02. II. Andante molto cantabile ed expressivo [12:39]
  • 03. Piano Sonata No. 31, Op. 110: I. Moderato cantabile molto expressivo [06:27]
  • 04. II. Allegro Molto [02:33]
  • 05. III. Adagio ma non troppo [03:45]
  • 06. IV. Fuga Allegro ma non troppo [07:37]
  • 07. Piano Sonata No. 32, Op. 111: I. Maestoso [09:21]
  • 08. II. Arietta (Adagio molto semplice e cantabile) [17:01]

総合評価

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優しいけど芯のあるフォルテピアノの響きが...

投稿日:2021/11/02 (火)

優しいけど芯のあるフォルテピアノの響きが美しいディスクだ。ベートーヴェンの「最後の3つのソナタ」というとどうしても「構造」とか「精神」とか難しく考えてしまうが、当盤で奏されるソナタは「歌」が充溢しているのが特徴だと考える。構造がないわけではない。精神の充実はいうまでもない。そこを考えた上で、その上に輝いているのは「歌」。交響曲・弦楽四重奏曲・ピアノ・ソナタを大きな三つの山と仮定してみよう。ベートーヴェンの人生が到達したひとつの山頂はこの3曲の如き晴朗で澄みきった歌の境地なのだろう。彼が遺した歌を、リュビモフが歌う為に選んだ楽器はアロイス・グラーフによる1828年製のもの。モダンピアノでなく、あえて選んだのは正解だったと思う。ロシア出身のピアニストは一癖も二癖もある人物が多い気がするが、みんなそれぞれ固有の「歌声」を両手で表現しているような気がする。 (私個人の印象だが)澄んだ空に溶け込むような爽やかな歌を聴いてみたい方にお薦めしたい。

うーつん さん | 東京都 | 不明

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 ベートーヴェン晩年の3つのソナタをリュ...

投稿日:2021/07/10 (土)

 ベートーヴェン晩年の3つのソナタをリュビモフが1828年製のフォルテピアノで弾いたCDである。3曲とも個性的な傑作で、OP.109ホ長調は若き日を懐かしんでいるような曲で、長大な第2楽章はかつての恋人との思い出を思い浮かべているような感じの優しくドラマチックな曲。OP.110 変イ長調は第4楽章のフーガが聞きもので、途中にロマンチックな曲が挟み込まれているという変わったフーガで、バッハとは異なるいわば「人間臭いフーガ」で、いかにもベートーベンらしい。OP.111ハ短調は老いを感じさせない力強い第1楽章、強靭な意思が感じられる長大な第2楽章(最後は静かで安らかに終わる。)から成る。リュビモフはこの3曲の個性をフォルテピアノの特性を十二分に生かして見事な演奏を成し遂げており、脱帽である。今後更にベートーベンのピアノソナタをフォルテピアノで録音してほしい。 

まさやん さん | 新潟県 | 不明

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数少ないフォルテピアノによる演奏の中では...

投稿日:2013/10/14 (月)

数少ないフォルテピアノによる演奏の中では、このCDがベストだろう。音色がひたすら美しい。続編も希望。

akiapple さん | 大分県 | 不明

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人物・団体紹介

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ベートーヴェン(1770-1827)

1770年12月17日(16日?):父ヨハン、母マリアの次男としてドイツのボンに誕生。 1778年:7歳でケルンでの演奏会に出演。 1781(1782?)年:クリスティアン・ゴットロープ・ネーフェに師事。 1800年:交響曲第1番を宮廷劇場で指揮。 1804年:交響曲第3番『英雄』を発表。 1805年:交響曲第5番『運命』、交響曲

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