柔らかい棘 講談社文庫

ベイン・カー

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784062733441
ISBN 10 : 4062733447
フォーマット
出版社
発行年月
2002年03月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
584p;15

内容詳細

熱血弁護士が医療の聖域に挑む法廷ミステリ癌を見逃した医師を訴えた奔放で美しきシングルマザーのテリー。彼女の熱意に動かされた弁護士モマは、「良心的医師」がひた隠す、おぞましい真実を突きとめる!

【著者紹介】
ベイン・カー : 1946年生まれ。短編集“Jumping‐Off Place”の著者として注目を集め、地方紙ミズーリ・レビューの編集者賞を受賞。処女長編である『柔らかい棘』では医療過誤訴訟を取り上げているが、自らも医療過誤を専門とするコロラド州ボルダーの現役弁護士である。法律家として20年のキャリアを持つ一方、1983年には国立芸術基金の小説部門で助成金を受け創作活動も続けている。現在2作目を執筆中。1997〜1998年、弁護士事務所の特別休暇を使い、ジャーナリストとして旧ユーゴスラビアの戦争犯罪裁判を取材。その他ボスニアの選挙管理人を務めるなど行動派の弁護士としても知られる

高野裕美子 : 札幌市生まれ。1987年、冴木淳名でスティーブン・クーンツ作『デビル500応答せず』(講談社文庫)を翻訳。その後、高野裕美子名でクーンツ、L・サンダースなどの作品を数多く翻訳する。2000年に『サイレント・ナイト』(光文社)で作家デビュー。第3回日本ミステリー文学大賞新人賞を受賞した(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • tsukasa_oishi さん

    ひさしぶりにリーガル・ミステリを読んだ。やっぱり法廷での戦いはエキサイティングだし楽しい。現代において、実際に弱者を守って悪人をぶちのめすことができるのは法廷だけなのかもしれない。作中でも語られているけど、弁護士というのは依頼人に忠誠を誓った騎士なのだ。もちろん、これは理想なのだろうけど、まったくその通りだなと感じてしまう。法律というのは弱者が強者と対等にやりあうための大切な武器だし、その武器をうまく使いこなすのが弁護士という名の騎士なのだ。被告の医師を糾弾するクライマックスのシーンでは、実際に主人公のピ

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ベイン・カー

1946年生まれ。短編集“Jumping‐Off Place”の著者として注目を集め、地方紙ミズーリ・レビューの編集者賞を受賞。処女長編である『柔らかい棘』では医療過誤訴訟を取り上げているが、自らも医療過誤を専門とするコロラド州ボルダーの現役弁護士である。法律家として20年のキャリアを持つ一方、19

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