老人と海 角川文庫

ヘミングウェイ

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784041139257
ISBN 10 : 4041139252
フォーマット
出版社
発行年月
2024年01月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
160p;15

内容詳細

終戦後間もないキューバ。老漁師サンティアーゴには、もう84日ものあいだ釣果がなかった。幼い頃からサンティアーゴの見習いをしていたマノーリンは、一人前の漁師になったいまもサンチャゴを慕い、漁の心配をしてくれる。サンティアーゴはそんなマノーリンをたのもしく思いながら、自身のプライドも捨ててはいなかった。
翌朝、一人で漁に出たサンティアーゴの綱に、見たこともないほど巨大なカジキがかかった。そこから、サンティアーゴとカジキの命を賭けた闘いが始まる。不眠不休の極限を超える死闘のなかで、サンティアーゴは次第にカジキへの畏敬の念と、強い絆を感じるようになっていく。やがて運命の瞬間が訪れ、ついにカジキに勝利し、帰路につくサンティアーゴに、しかし海は、さらなる試練を課すのだった――。
簡潔な文体と研ぎ澄まされた表現で、大いなる自然と自らの人生に対峙する男の姿を力強く描きだす、ヘミングウェイの最高傑作。

【著者紹介】
ヘミングウェイ : 1899年イリノイ州生まれ。高校卒業後新聞記者となり、第一次世界大戦下のイタリアで重傷を負う。復員後、記者をしながら24歳で作家デビュー。『日はまた昇る』『武器よさらば』『誰がために鐘は鳴る』などを発表。1952年『老人と海』を発表し、ピュリッツアー賞とノーベル賞を受賞。1961年猟銃自殺。簡潔で力強いハードボイルドスタイルの文体で、世界に大きな影響を与えた

越前敏弥 : 1961年石川県金沢市生まれ。東京大学文学部国文科卒。学習塾自営、留学予備校講師などを経て、37歳で翻訳家に(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • しゃお さん

    越前敏弥さんによる新解釈版。少年と若者でだいぶ印象が変わりますね。昔々に読んだきりだったけど、こうやってまた読める機会が得れたのも良かったです。今度ある越前さんの講演会も楽しみです。

  • Vincent さん

    4年ぶり4回目の再読。シンプルなストーリーが容易に理解できる良質の新訳でした、すばらしい。貧しく孤独な老人の生きがい、つまり人生は海の上にこそあるわけなんですね。24年前にはじめて本書を手に取ったときはイマイチピンときませんでしたが、きっと年を重ねるごとにその真価がわかってくる傑作なのかもしれません。

  • Kooheysan さん

    老人(サンティアーゴ)と若者(マノーリン)の交流、そして老人の、自分の存在をかけた海上での格闘の話。すごい夢中になって読んだ、というよりは読んだ後にじわじわと染み渡っていくような印象というべきか…。「それに、男にとって痛みなど些細なことだ」「『しかし、人間は負けるようにはできていない』老人は言った。『叩きのめされることはあっても、負けはしない』」。長くひとつのことに従事してきた人の独り言は印象深いです。有名なところでも新潮版、光文社古典新訳文庫版などがあり、ざっと見ても少し違いが分かります。

  • おだまん さん

    新解釈にて。確かにこちらの方がしっくりくるような気がする。

  • 茶々丸 さん

    数年前に一度読んでいるのだが、越前敏弥氏による新訳が出たとのことで再読。 マーリンのことを従来“少年”としている訳が多いのに対し、本書では“若者”としているのが特徴らしい。 訳が読みやすいのか、2度目だからかは分からないが、今回の方が海での情景、格闘の様子などがよりハッキリと浮かんできた。 ラストも老人がライオンの夢を見ているところで終わるように、途中でも出てくる“ライオンの夢”がひとつ重要なファクターなのかもしれないが、その意味が良き分からないのはまだまだ読みが浅いということか。

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ヘミングウェイ

1899年イリノイ州生まれ。高校卒業後新聞記者となり、第一次世界大戦下のイタリアで重傷を負う。復員後、記者をしながら24歳で作家デビュー。『日はまた昇る』『武器よさらば』『誰がために鐘は鳴る』などを発表。1952年『老人と海』を発表し、ピュリッツアー賞とノーベル賞を受賞。1961年猟銃自殺。簡潔で力

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