基本情報
内容詳細
革命以後の混乱期にあってなお、西域探検への期待は高まるばかりであった。楼蘭遺跡とロプ・ノールの発見から二〇年後の一九二六年、中央アジア探検史の大きなうねりの中で、地学調査を目的とした国際的な探検隊が組織された。厳しい自然環境の中、ゴビ砂漠を西に横断する巨大キャラバンを襲う様々なトラブルの果てに、探検隊一行は未踏の湖ソホ・ノールへ到達するのだが…。探検の困難と興奮を全方位から活写し、その醍醐味を豊かに描いた決定的名著。
目次 : 発端/ ついに出発/ 匪賊の天国/ 集合/ 探検隊のひとびと/ 「ソーダの河」にて/ 三隊に分れる/ ラクダの反乱/ キャンプ一三号/ シャンデ・ミャオの僧院〔ほか〕
【著者紹介】
スウェン・ヘディン : 1865‐1952。スウェーデンに生まれた世界探検史上最大の人物の一人。大学では地理学を専攻。1893年から1933年まで5回にわたる探検旅行をしたが、本書はそのうちの第4回旅行(1927〜33年)をまとめたものである。天性探検家の資質に恵まれ、その生涯を中央アジアの探検と調査にささげた。厖大な著作をのこし、日本では『ヘディン中央アジア探検紀行全集』全11巻が刊行されている
梅棹忠夫 : 1920‐2010。京都市生まれ。生態学者、民族学者。京都大学理学部動物学科卒業。大興安嶺、モンゴル、カラコラム・ヒンズークシなどの探検隊に参加。京都大学人文科学研究所教授を経て、国立民族学博物館館長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
ユーザーレビュー
読書メーターレビュー
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星落秋風五丈原 さん
読了日:2023/05/16
relaxopenenjoy さん
読了日:2023/06/01
どろだんご さん
読了日:2024/09/30
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