女たちのポリティクス 台頭する世界の女性政治家たち 幻冬舎新書

ブレイディみかこ

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784344986237
ISBN 10 : 4344986237
フォーマット
出版社
発行年月
2021年05月
日本
追加情報
:
262p;18

内容詳細

叩かれても。踏まれても。

世界で活躍する
20人の女性政治家を
ブレイディみかこが
徹底解剖!


近年、世界中で多くの女性指導者が生まれている。アメリカ初の女性副大統領となったカマラ・ハリスに、コロナ禍で指導力を発揮するメルケル(ドイツ)、アーダーン(ニュージーランド)、蔡英文(台湾)ら各国首脳たち。政治という究極の「男社会」で、彼女たちはどのように闘い、上り詰めていったのか。その政治的手腕を激動の世界情勢と共に解き明かす。

また、女性の政治進出を阻む「サイバー暴行」や、女性国会議員比率が世界166位と大幅に遅れる日本の問題にも言及。コロナ禍の社会で女性の生きにくさがより顕在化し、フェミニズムの機運高まる中「女たちのポリティクス」はどう在るべきか。その未来も照らす1冊。

<目次>
・メルケル時代の終焉
EUの「賢母」か「毒親」か
・極右を率いる女たち
新たなマリーヌ・ル・ペンが欧州に
続々と現れている理由
・フェモナショナリズムの罠
小池百合子とフェミニズム
・コロナ対策に成功した指導者に女性が多い
「本当の」理由
・なぜ主婦はサッチャーに熱狂したのか
マーガレット・サッチャー再考 他

【著者紹介】
ブレイディみかこ : ライター・コラムニスト。1965年福岡市生まれ。福岡県立修猷館高校卒。1996年から英国ブライトン在住。2017年、『子どもたちの階級闘争 ブロークン・ブリテンの無料託児所から』で第一六回新潮ドキュメント賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • ヴェネツィア さん

    本書が書かれたのが2018年から2020年。その頃に活躍していた女性の政治家たちを俎上に載せて、ブレイディみかこさんが切れ味鋭く語る政治家評論。まず最初に思ったことは、自分が世界の政治動向にも、フェミニズムにも疎い事である。さすがに、かつてのサッチャーやメルケル、アーダーンは知っていたけれど、本書の中でもとりわけ興味深く読んだアレクサンドリア・オカシオ=コルテスは今まで全く知らなかった。実に痛快、かつ政治的に有能な人だ。日本にこんな人がいないのはまことに残念。もっとも、アメリカにだって類を見ないのだが。⇒

  • 榊原 香織 さん

    面白い! 毒舌に磨きがかかる。やはり女は女に厳しいかw  メイ、メルケル(もう過去の人)小池、等の話は笑った。スコットランド事情は疎いのでぴんと来なかったけど。 AOC(アレクサンドリア・オカシオ=コルテス議員)の、キレッキレダンス流出動画観てみたい。 2021年刊

  • ずっきん さん

    『ぼくはイエローで〜』もよかったけど、やっぱこっち系が本領発揮という気がする。「揺れる欧州の中心に坐する漬物石メルケル」「人種やジェンダーだけでなく、上と下(格差)との対立」対立も多様性を増し、構造的に複雑になってるよなあ。フェモナショナリズムについては、とても勉強になった。うーん、陥りがちなので気をつけねば。著者のシビアかつ明快明晰な語り口がとてもいい。

  • さぜん さん

    世界の女性政治家達をブレイディさん節で論じた一冊。彼女達が政治の舞台に出てくる背景や社会情勢を考察している。世界を見ても女性政治家は少ない。ガラスの天井はまだ分厚い。興味深いのはフィンランド。5党連立政権の党首は女性であり女性首相が誕生した(2020年)今の日本では想像もつかない。かといってダークサイドの面もあるそうだ。女性の個人的尊厳より経済的独立に重きを置いたことでDVが多いらしい。ジェンダー平等が進む一方で置き去りにされているもの。それでも、今の日本よりずっと前進的。

  • ネギっ子gen さん

    【深く地に根を張ったイシューをどうにかしようと思ったら、使えるものは何でも使う必要がある。上からも下からも潰していかないと「これまでの常識」は突き崩していけない】世界中で多くの女性指導者が生まれた。カマラ・ハリスにメルケルら。政治という究極の「男社会」で、彼女たちはどのように闘い、上り詰めたか。コロナ禍の社会で女性の生きにくさがより顕在化する中、「女たちのポリティクス」はどう在るべきか問うた書。一方、女性の政治進出を阻む「サイバー暴行」や、女性国会議員比率が世界166位と大幅に遅れる日本の問題にも言及。⇒

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ブレイディみかこ

ライター・作家。1965年、福岡県福岡市生まれ。96年から英国ブライトン在住。日系企業勤務後、保育士資格を取得し、「底辺託児所」で働きながらライターとなる。2017年、『子どもたちの階級闘争 ブロークン・ブリテンの無料託児所から』(みすず書房)で第16回新潮ドキュメント賞を受賞。19年、『ぼくはイエ

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