がまくんとかえるくんができるまで アーノルド・ローベルの全仕事

ブルーシープ

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784908356209
ISBN 10 : 4908356203
フォーマット
出版社
発行年月
2021年01月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
256p;22

内容詳細

絵本作家アーノルド・ローベル(1933‐1987)を知っていますか?かえるくんが親友のがまくんに手紙を送る「おてがみ」というお話を、国語の教科書で読んだひとも多いかもしれません。『ふたりはともだち』からはじまる「がまくんとかえるくん」全4冊のシリーズは、誕生から半世紀が経ったいまも世界中で愛されているロングセラーです。ローベルはほかにも、『どろんここぶた』や『ふくろうくん』など、ユーモラスであたたかな100冊以上の絵本を世に送りだしました。ローベルはニューヨークのブルックリンに暮らしました。音楽を聴きながら午前中は絵を描き、午後はお話を書き、夜は家族4人でたくさんおしゃべりをして過ごしたといいます。ねこやねずみやへび、がまがえるなど、さまざまな生き物を飼っていました。映画や舞台を観にいくことが好きで、家ではテレビを観ながら刺しゅうをしていました。大声で歌いながら食器を洗い、そうじが大好きで、そしてなにより、仕事をこよなく愛していました。ふたりの子どもたちは、一緒にいて楽しい人だった、と語ります。チャーミングな人柄で親しまれたローベルのこと、そして彼が残した絵と物語の数々を、現存する貴重な原画やスケッチなどを通して紹介する日本初の展覧会が、2021年1月から全国を巡回します。本書は、展覧会図録として図版や解説を収めながら、ふたりの子どもたちが父の素顔を語るロングインタビューや、ローベル作品を深く理解し愛する日本語版翻訳者・三木卓さんの解説を収録した、決定版の一冊です。

目次 : 第1章 がまくんとかえるくんの世界(変わりものと呼ばれても/ お説教はまっぴら/ きみがいてくれてうれしいよ/ がまくんとかえるくんができるまで)/ 第2章 アーノルド・ローベルの仕事(僕が絵本作家になったのは、他にできることがなにもなかったからだ/ 僕はきみで、きみは僕/ ここがきみの居場所/ ねぇ、お話を聞きたいかい? ほか)/ 第3章 素顔のアーノルド・ローベル

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • ゆか さん

    お説教くささがないところが、魅力。ローベルは「子供たちにとって人生は牢獄だ」「家庭でも学校でも、子供たちは大人の決めた制約のなかで生きることを余儀なくされているからだ」と語る。子供たちを説き伏せたり、戒めたりすることなく、道徳や成功譚でもなく「真実」を語ることを大事にしたローベル。上手くいくこともあれば、いかないこともある。それをありのままお話にした。「お絵描きはデザート、お話づくりはホウレン草」が口癖で「絵を描くのは大好きだけれど、お話を書くことは苦手」とあるが、お話がとても魅力的で、面白い。大好き。

  • くさてる さん

    がまくんとかえるくん。そう「ふたりはともだち」。展覧会の図録なだけあって、豊富な絵と解説が収録されていてとても良かったです。作家のお子さんへのインタビューもあって、ローベル氏のひととなりまで分かった感がありました。

  • うさっぴ さん

    「がまくんとかえるくん誕生50周年記念アーノルド・ローベル展」の図録。がまくんとかえるくんシリーズの絵本が好きで、英語版と日本語版、両方読みました。図録は原画やスケッチが掲載されていて、ボリュームたっぷり!特にp223、人生で見出した生きるための哲学が印象的でした。「仕事、仕事、仕事、仕事、そしてまた仕事!」「そして、1日の終わりにおいしいごはん、だね。」ローベルの子どもたちによる推測なので、ローベル本人が語った哲学ではありません。ですが、仕事と美味しいごはんは生きていく上で大事だなと思いました。

  • みなみ さん

    アーノルド・ローベル展で購入。いわば展覧会の図録的な一冊。「がまくんとかえるくん」のメイキングと作品解説、アーノルド・ローベルの絵本の仕事の紹介など充実した図版が並ぶ。とくに、3色のインクで刷られた「がまくんとかえるくん」の、3色に分かれたそれぞれの版をローベル自ら作っている図版が目を引く。当時の印刷技術の限界ゆえ、多色版を作家自ら自作するわけのだ。ローベルの「いろいろへんないろのはなし」はまさに印刷の赤青黄版に分かれた世界である。これも図版が掲載されており、好きな作品なので嬉しかった。

  • yk さん

    展覧会で購入。絵本読んでたときは、まさか原画が見れるなんて思ってなかったから、この展覧会で原画見たときちょっと感動でうるっときた。本当にがまくんとかえるくんには相手を思うことでの幸せを学ばせてもらったと思う。他の作品もいくつか読んだけど全部はそろえてないのでちまちま買っていこうと思います。

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