CD

交響曲第9番(第4楽章完成版:キャラガン2006年補完) 内藤彰&東京ニューシティ管

ブルックナー (1824-1896)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
DCCA0032
組み枚数
:
1
レーベル
:
:
日本
フォーマット
:
CD
その他
:
ライブ盤

商品説明

ブルックナー:交響曲第9番4楽章完成版
内藤/東京ニューシティ管:ブルックナー・チクルス第3弾
ブルックナーの版の権威、ウィリアム・キャラガン最新校訂版

ブルックナーの新稿に力を入れている内藤彰/東京ニューシティ管のコンビによる第3弾!
しかも、今回はブルックナーの版の校訂の権威、ウィリアム・キャラガンが83年に校訂した第9番のフィナーレを新たに発見された資料(ボーゲン)を元に更に説得力のある最新校訂版を使用。
 内藤/東京ニューシティ管は、第8交響曲ではアダージョ2、第4番『ロマンティック』ではコースヴェット版と、近年オーソドックスに演奏されている、ハース、ノヴァーク版とは違う観点で強烈な存在感を示しており、アメリカの音楽雑誌「ファンファーレ」にも取り上げられ、日本より海外で評価されています。
 ブルックナーの第9交響曲といえば、その完成度の高さからフィナーレが無い3楽章形式でも十分に一つの曲として成立していますが、ブルックナーが目指したのはあくまでも4楽章形式でした。そこで、キャラガン氏は83年に一度第4楽章を完成させましたが、更に新資料などを踏まえ校訂したのが今回の2006年9月補完版ということです(版でいえば第3版にあたります)。
 また、この演奏では通常第2楽章で演奏機会が少ない(ほとんど無い)トリオ2を使用しているのも特徴の一つであり、滅多に耳にしないトリオ2ではヴィオラ・ソロがあるなどブルックナー晩年の様式で作曲された佳曲であることもブルックナーの第9番を聴く上でも興味深い事でしょう。
 以上のように第2楽章のトリオ部分とフィナーレはキャラガン氏の最新校訂版を使用していますが、第1楽章から第3楽章(第2楽章のトリオ除く)までは2000年のコールズ版を使用しています。
 日本ではブルックナーの演奏は遅く、重たく、力強い演奏が好まれる傾向や、ハース、ノヴァーク版以外の版について否定的なところもありますが、このコンビによる取り組みはブルックナーについてまわる「版」の問題に一石を投じる取り組みで、上記米音楽誌「ファンファーレ」や英「ブルックナー・ジャーナル」など海外で注目を集めているのも事実です。
 ライヴ録音故、細かいきずもありますが、それを差し引いてもこの第9番は一聴する価値はあります。シモーネ・ヤング指揮のキャラガン校訂の第2番同様この第9番の4楽章版も注目盤といえるでしょう。(デルタ エンタテインメント)

・ブルックナー:交響曲第9番(第4楽章完成版)
 第4楽章はウィリアム・キャラガン版1983年/2006年9月補完・初演
 第2楽章トリオ部分は第2稿ウィリアム・キャラガン版使用
 東京ニューシティ管弦楽団
 内藤彰(指揮)
 録音:2006年9月28日、東京芸術劇場(ライヴ)

内容詳細

キャラガンが83年に復元し、2006年に改訂した未完の終楽章。そしてスケルツォには別ヴァージョンのトリオ。これはその貴重な世界初演のライヴであり、もちろん世界初録音。力強く逞しい響きのなか、内藤の音楽はストレートな躍動感に満ちている。(教)(CDジャーナル データベースより)

総合評価

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このCDに収められた9番の演奏をLiveで聴く...

投稿日:2012/06/10 (日)

このCDに収められた9番の演奏をLiveで聴くことが出来た。06年キャラガン校訂版の世界初演だったと記憶している。演奏後、内藤氏が会場入り口で観客と歓談する機会を設けてくれるので(8番、4番のLiveでも気さくにお話しさせて頂いた。9番の時は4,8番のCDにサインも頂いた)、当日キャラガン氏が来場すると聞いていた旨話しかけると、残念ながら事情があって来日できなかったとのこと。 それはさておき、Liveの感想は全楽章通し、実に良い演奏であった。オケ全体の響きも美しくて冗長にならず、実に好ましいものであった。自宅に帰ってから4楽章を含めた印象や、早くCD化してほしい旨をニューシティ管の事務局にメールし、丁寧にも「指揮者にお伝えします」という返信を頂いたものだ。 歴代の超名演盤と比べては申し訳ない思いがこのCDにはある。4楽章の系譜のひとつとして、一聴の価値はある。

爺さん さん | 千葉県 | 不明

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タルミ盤で当時の残スケッチとキャラガン補...

投稿日:2010/10/28 (木)

タルミ盤で当時の残スケッチとキャラガン補筆完成版を聴いて以来、 コーダに関しては、SMPC版より、こちらのほうが好きだ。 3楽章アダージョの冒頭の旋律が、長調になって回帰するのは圧巻で、 金管で朗々と奏でられるのを一度聴くと、他では物足らなくなってくる。 前3楽章は快速の部類に入るが、4楽章のバランスを考えると悪くない。

あいすまんじゅう さん | 東京都 | 不明

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この演奏、使用している版に興味深いものが...

投稿日:2010/05/07 (金)

この演奏、使用している版に興味深いものがあるが、特に未完の第四楽章がなかなか面白い。たしかにコールズみたいな「らしさ」は無いが、随所に大胆にブルックナーニ迫ろうという編者の強い気持ちが感じられる。それが空回りしているようなところもないわけではないが、その積極性は評価したい。演奏はオケの弱さやライヴにつきもまののキズ等に不満がないわけではないし、変わった内容のCDかもしれないが、全体的にはストレートな魅力にみちたものとなっており好感がもてる。演奏時間は、22:52、10:08、21:42、22:51。

ぼん さん | 神奈川県 | 不明

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人物・団体紹介

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ブルックナー (1824-1896)

1824年:オーストリアのアンスフェルデンでヨーゼフ・アントン・ブルックナー誕生。 1845年:聖フローリアン修道院の助教師に就任。 1856年:リンツ聖堂及び教区教会のオルガン奏者に就任。 1866年:交響曲第1番完成。 1868年:音楽大学の教授に就任。 1869年:交響曲第0番完成。 1872年:交響曲第2番完成。 1873年

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