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Sym.7: Leitner / Haag Po

Bruckner (1824-1896)

User Review :4.5
(3)

Item Details

Genre
:
Catalogue Number
:
SSS0057
Number of Discs
:
1
Label
:
Format
:
CD
Other
:
Live Recording,Import

Product Description

フェルディナント・ライトナー シリーズ第1弾
ライトナーのブルックナー第7番

知る人ぞ知る名指揮者、フェルディナント・ライトナーのブルックナー。すでに第0番、第6番、第9番のCDがリリースされ、ブルックナー演奏に定評があるライトナーですが、その上品な芸風にぴったりなのがこの第7番。初出となるレパートリーです。手兵ハーグ・フィルを率いての東ベルリン公演で、しみじみとした味わいが筆舌に尽くしがたく。美音の連続と無理のないオーケストラ・ドライヴに大家のゆとりを感じさせるブルックナーに仕上がっています。70分を超える、ゆったりとした風格の名演です。

・ブルックナー:交響曲第7番ホ長調 WAB.107
 ハーグ・フィルハーモニー管弦楽団
 フェルディナント・ライトナー(指揮)
 1978年10月4日、ステレオ録音(ライヴ)
 コミッシェ・オパー・ベルリン

Track List   

  • 01. Symphony no 7 in E major, WAB 107
  • 02. Symphony no 7 in E major, WAB 107
  • 03. Symphony no 7 in E major, WAB 107
  • 04. Symphony no 7 in E major, WAB 107

Customer Reviews

Comprehensive Evaluation

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ブラームスのフレージングの手法を導入し、...

投稿日:2006/06/29 (木)

ブラームスのフレージングの手法を導入し、ブルックナーの世界観を革新的に広げたヨッフムと、フレージングの力学とバランスに主眼を置き、音を構築するライトナーのタイプは根本的に違う。ミスを聞きたくないならがリアルライブは外されたほうがよいだろう(とはいっても、修辞法的な間違いはスタジオ録音にも多いけど)。私なんかはよくこの状態で発売してくれたと感謝している。わずかな編集のバランスで粉砕されてしまうだろう、澄んだ流体のように繊細に流れていく呼吸の見事さ、時間を繋げてゆく生きた実態としての演奏。全く感心してしまう。

ラジオデイズ さん | 九島 | 不明

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ライトナーならではの7番だといえよう。た...

投稿日:2006/05/18 (木)

ライトナーならではの7番だといえよう。ただし、スケルツォでの管のミスには耳を覆いたくなる。ライトナーはヨッフムに近いタイプの指揮者であり、曲の造形をきっちりと抉り出すのではなく、響きの連続性や情感を大切にした演奏をする。時にそれはムードに流されやすいというマイナス面を持つが、7番ではそれがプラスとなっている。第一楽章や第二楽章は美観を損なわず、自然体のブルックナーの響きを引き出すことに成功している。オケの問題もあり9番ほどの名演ではないが、ファンなら揃えておきたいところだ。

肉ポエム さん | 東京 | 不明

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友人のドイツ系指揮者オタク(本人は認めな...

投稿日:2005/12/31 (土)

友人のドイツ系指揮者オタク(本人は認めないけど)が、随喜の涙を流しつつ、感涙にむせた録音。絶妙の緩やかさでハーモニーを流す部分に、この指揮者でしかできない表現があるのだそうだ。何気ない普通の部分が本当に素晴らしく、他の追随を許さないレベルにあるらしい。「驚異的な何気なさ」と友人は熱く語る。今の感覚でも十分に素晴らしいと思うが、私もさらに時間をかけて聴きこんでいき、その魅力を真に実感できるようになりたいと思う。そこには私がまだ知らない世界が広がっているのだろう。

ひのき饅頭 さん | 愛媛県 | 不明

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