CD

交響曲第4番『ロマンティック』 スイトナー&シュターツカペレ・ベルリン

ブルックナー (1824-1896)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
KICC3533
組み枚数
:
1
レーベル
:
:
日本
フォーマット
:
CD

商品説明

ベリー・ベスト・クラシック1000
キング・クラシック最強ベーシック・シリーズ誕生。

「ドイツ・シャルプラッテン」「キング(ファイアバード/セブンシーズ)」「クラーヴェス」のレーベルから過去に評判の良かった盤を50タイトル厳選して1,000円(税込)で再発売(2枚組は税込1,700円)。手軽にホーム・クラシックを楽しみたいライト・ユーザーから、レーグナー&読売日本交響楽団のベートーヴェン全集、スイトナーのブラームス全集などをこの価格ならコレクションに加えておきたいと思うクラシック・マニアまで、幅広い購買層にアピールする廉価盤クラシック最強シリーズの登場です。(キングレコード)

スイトナー/ブルックナー:交響曲第4番
スイトナーがブルックナー指揮者としての名声を確立したのはドイツ・シャルプラッテンに録音した5曲があったから。その1・4・5・7・8番の5曲を本シリーズで一挙に発売。実に透明、かつ整然とした美演。ホルンをはじめとするブラスの優秀さも特筆もの。

【収録情報】
・ブルックナー:交響曲第4番変ホ長調『ロマンティック』(ノヴァーク版)
 シュターツカペレ・ベルリン
 オトマール・スイトナー(指揮)

 録音時期:1988年10月
 録音場所:旧東ベルリン、キリスト教会
 録音方式:デジタル(セッション)

内容詳細

スウィトナーがブルックナー指揮者としての名声を確立したのはドイツ・シャルプラッテンに録音した5曲があったから。その1、4、5、7、8番の5曲を本シリーズで一挙にリリース。実に透明、かつ整然とした美演がここに。(CDジャーナル データベースより)

収録曲   

ユーザーレビュー

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30年前東西ドイツ統一前夜 東ベルリンを自...

投稿日:2018/05/03 (木)

30年前東西ドイツ統一前夜 東ベルリンを自由への希望と平等への不安が朝靄のように覆っていただろう きっと日は射すと信じつつもその瞬間を怖れてもいただろう スイトナー&SBは何事もない日常の延長線上を歩む姿勢を崩さなかった だが音楽は知っていた 間も無く自由の無限なる海原に漕ぎ出でることを 平等という無限の競争世界に投げ出されることも そこで自分たちの育んできた愛が博く伝い通じて行くのだろうか それは始まってみなければ分からない その時演奏するブルックナーは祈り以外何ものでもない 未来永劫社会体制に左右されない音楽 どんな恣意でいじくり回されても変質しない音楽 音楽そのものが世界と人生と宗教と吊り合っている音楽 没我入魂すれば音楽は火となり水となり巌となり何かを語らずにいない ブルックナーの前にスタイルなし ただブルックナーがあるだけ ブルックナーといる幸福を味わった あなたも如何

風信子 さん | 茨城県 | 不明

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作品のみを語らせる演奏というのはそうざら...

投稿日:2011/02/06 (日)

作品のみを語らせる演奏というのはそうざらにあるわけではない。海千山千の指揮者が演奏をするわけであるから、作品の魅力もさることながら、指揮者の個性がどうしても前面に出てくることになるのが必定だ。さりとて、個性を極力自己抑制して、作品のみに語らせる演奏を行おうとしても、それが逆に仇となって、没個性的な薄味な演奏に陥ってしまう危険性も高いのが実情だからだ。ところが、スウィトナーはそうした単純なようで難しい至芸を見事に成し遂げてしまった。ブルックナーの第4では、同様の自然体のアプローチによる名演として、ベーム&ウィーン・フィル盤とブロムシュテット&シュターツカペレ・ドレスデン盤がある。しかしながら、これらの両名演では、指揮者の力量も多分にあるとは思うが、それ以上に、ウィーン・フィルの深みのある優美な音色や、シュターツカペレ・ドレスデンのいぶし銀の音色による魅力が、名演に大きく貢献したという事実も忘れてはならない。これら両オーケストラと比較すると、シュターツカペレ・ベルリンは、力量においては決して劣るものではないとは思うが、特別な個性的な音を持っているわけではない。このような地味とも言えるオーケストラを指揮しての本演奏であるからして、スウィトナーの指揮者としての卓越した力量がわかろうと言うものである。ブルックナーの第4の魅力を、ゆったりとした安定した気持ちで味わうことができるという意味においては、本盤は、ベーム盤やブロムシュテット盤にも匹敵し得る至高・至純の名演と高く評価したい。ベルリン・キリスト教会の豊かな残響を活かした録音も実に秀逸だ。

つよしくん さん | 東京都 | 不明

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最近BOX盤を購入して、手始めに聴いてみた...

投稿日:2010/10/13 (水)

最近BOX盤を購入して、手始めに聴いてみたばかりです。結論からいうと、この曲のベストを争う名演奏だと思います。全体の印象は白い貴婦人を想起させ、端正に整った感じですが、鳥の声を描写した木管がまさに生き物のように絶叫するような箇所があったり、金管やティンパ二も盛大で、自然なスケール感と活力のある演奏になっています。弦楽器の音量を抑えているのと、低音部を過度に重くしない事で厚ぼったくなりませんし、要所でテンポを引き締めて冗長さから救っていますので、聴きやすいですが、情感も充分なので、軽いというわけではありません。こうした特色は同じN響の名誉指揮者であったたマタチッチと共通するように感じます。暴力的までな音圧を誇示したり、やたらと音を引き延ばすゴージャスな演奏がある一方で、東欧の団体の正調な中にも意地が炸裂したような演奏があり、どちらも楽しめますが、後者に良識を感じますね。録音も素晴らしく、シュターツカペレ・ベルリンはスイトナーの特質に寄り添いながら一体となったメジャー級の充実したアンサンブルと華美にならない高貴な美しい音を聴かせてくれます。

河童親父 さん | 熊本県 | 不明

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人物・団体紹介

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ブルックナー (1824-1896)

1824年:オーストリアのアンスフェルデンでヨーゼフ・アントン・ブルックナー誕生。 1845年:聖フローリアン修道院の助教師に就任。 1856年:リンツ聖堂及び教区教会のオルガン奏者に就任。 1866年:交響曲第1番完成。 1868年:音楽大学の教授に就任。 1869年:交響曲第0番完成。 1872年:交響曲第2番完成。 1873年

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