SACD 輸入盤

交響曲全集(第00番〜第9番) マルクス・ボッシュ&アーヘン交響楽団(10SACD)

ブルックナー (1824-1896)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
COV31215
組み枚数
:
10
レーベル
:
:
Europe
フォーマット
:
SACD
その他
:
ハイブリッド,輸入盤

商品説明


ブルックナー:交響曲全集(11曲)
マルクス・ボッシュ&アーヘン交響楽団(10SACD)


ボッシュ指揮アーヘン交響楽団による看板シリーズ、ブルックナーの交響曲全集がお得なボックス・セットになって登場します。しかも、既発リリース9曲だけでなく、2012年最新録音の『ヘ短調の習作』と『第0番ニ短調』の未発売2曲があらたに加わり、さらに通常盤CDでの発売であった『第7番』と『第8番』もSACDハイブリッド仕様となって登場という超強力なポイントつき!
 アーヘン交響楽団創立150周年記念アルバムの第8番でシリーズがスタートしたのが2003年。以来、回を重ねるごとに全集完成への期待度が高まり、最新の研究成果を踏まえて、第1番、第2番、第3番、第4番では初稿を採用した点や、初リリース時点で、正規盤で唯一となるベンヤミン=グンナー・コールスらが2007年までに校訂した最新復元稿のフィナーレを収めた4楽章版による第9番などでも、ブルックナー・ファンのあいだで話題を集めたことは記憶にあたらしいところです。
 SACDによる初のブルックナー交響曲全集である当セットは、すぐれた録音もまたたいへん評価が高く、メインの収録会場である古都アーヘンの大伽藍、聖ニコラウス教会の包み込まれるような豊かな音響がまさにブルックナー、そしてSACDでの再生にも適していて、重厚なオルガンのひびきに喩えられるブルックナーの交響曲の魅力をあますところなく伝えてくれます。(輸入元情報)

【収録情報】
『ブルックナー:交響曲全集(11曲)』


Disc1
● 交響曲第1番ハ短調 WAB.101(1865/66年リンツ稿)
(46:04)
 録音:2011年6月11-13日 アーヘン、聖ミヒャエル教会(ライヴ)

Disc2
● 交響曲第2番ハ短調 WAB.102(1872年第1稿/2005年ウィリアム・キャラガン校訂版)
(66:21)
 録音:2010年5月22,24日 アーヘン、聖ニコラウス教会(ライヴ)

Disc3
● 交響曲第3番ニ短調 WAB.103(1873年初稿)
(67:38)
 録音:2006年6月3,5日 アーヘン、聖ニコラウス教会(ライヴ)

Disc4
● 交響曲第4番変ホ長調『ロマンティック』 WAB.104(1874年初稿)
(68:56)
 録音:2008年5月30日、6月1日 アーヘン、聖ニコラウス教会(ライヴ)

Disc5
● 交響曲第5番変ロ長調 WAB.105
(71:45)
 録音:2005年5月14,16日 アーヘン、聖ニコラウス教会(ライヴ)

Disc6
● 交響曲第6番イ長調 WAB.106
(52:13)
 録音:2009年5月30日、6月1日 アーヘン、聖ニコラウス教会(ライヴ)

Disc7
● 交響曲第7番ホ長調 WAB.107
(64:03)
 録音:2004年5月29,31 日 アーヘン、聖ニコラウス教会(ライヴ)

Disc8
● 交響曲第8番ハ短調 WAB.108(ハース版)
(75:25)
 録音:2003年6月7,9日 アーヘン、聖ニコラウス教会(ライヴ)

Disc9
● 交響曲第9番ニ短調 WAB.109(1894年原典版/2000年グンナー・コールス校訂)
(69:54)
 ※サマーレ、フィリップス、マッツーカ&コールス校訂(1983-2007年)によるフィナーレつき
 録音:2007年5月26,28日 アーヘン、聖ニコラウス教会(ライヴ)

Disc10
● 交響曲(第00番)ヘ短調 WAB.99
(36:29)
● 交響曲第0番ニ短調 WAB.100 (41:23)
 録音:2012年5月26,28日 アーヘン、聖ミヒャエル教会(ライヴ)

 アーヘン交響楽団
 マルクス・ボッシュ(指揮)

 SACD Hybrid
 CD STEREO/ SACD STEREO/ SACD SURROUND


収録曲   

ディスク   1

  • 01. Allegro
  • 02. Adagio
  • 03. Scherzo Schnell - Trio Langsamer - Scherzo
  • 04. Finale. Bewegt, Feurig

ディスク   2

  • 01. Allegro. Ziemlich Schnell
  • 02. Scherzo Mig Schnell - Trio Gleiches Tempo
  • 03. Adagio. Feierlich, Etwas Bewegt
  • 04. Finale. Mehr Schnell

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総合評価

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(1)音質:先行レビューの指摘通り、CD層...

投稿日:2023/05/12 (金)

(1)音質:先行レビューの指摘通り、CD層とSACD層で格段の差があります。後者で聴く方が正解だと思います。(2)演奏:8番が良かったです。ハース版ですし、終楽章のコーダで他の多くの演奏のようにアッチェレランドがかかりません。ただ再現部の第3主題は少し速過ぎるのでは?(3)アンスフェルデンの生家・記念館でいつも流れている6番や初稿の1番と3番も充分に堪能できました。(4)しかし、2番を聴いて愕然! 第2楽章部分に「スケルツォ」が入っている…………。こんな楽章配列の初稿(異稿)が有るのでしょうか???? (5)今の処、編集ミス、製造ミスかなと思っています。1枚1枚コピーするのでなく、一気に大量プレスするはずなので、私のロット以外にも大量に出回っているはずなのですが、レビューには今のところ指摘がありませんので、すっきりしない気分です。どなたか声をあげてくれませんか。また、販売元にも抜き取り検査をお願いしたいです。

よねさん さん | 大阪府 | 不明

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9番の完成版に興味があってSACDのブルック...

投稿日:2017/05/05 (金)

9番の完成版に興味があってSACDのブルックナー全集が一つあってもいいかと購入。9番は曲の構成が変わったことで楽章の位置付けが変化して大変面白く聞けた。しかしそのほかの曲の印象は良くなかった。遠く広がりのないオーケストラの提示、ディテールが残響に埋もれて雑然とした印象。 しかしここで諸兄のレビューを読んでマルチチャンネルのシステムで再生してみると再生装置のクオリティーでは劣っているにも関わらず印象は一変。スピーカーの外までオーケストラが広がり残響の中からディテールがくっきりと浮かび上がり指揮者のやりたいことが伝わってくる。 あらためて2chで聞き直してわかったのは、この録音は何も調理しない生野菜のようなもの。素材をSACDにそのまま放り込んであるから2chで細部を聞き取ろうとするとかなり音量をあげる必要がある。 そういえばRCOの自主制作盤の初期がこんな音だったな。

yygyg さん | 東京都 | 不明

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ブルックナーが微笑んだ ブルックナーがシ...

投稿日:2016/10/29 (土)

ブルックナーが微笑んだ ブルックナーがシンフォニーで書こうとしたものは何かを解き明かした演奏 8番以外は初稿スコアを用いている へ短調00番から既にブルックナー音楽の魅力を引き出して見せた 創作の習作期・初期に置かれる6曲が一際光彩を放っている 中でも4番「ロマンティック」は秀逸だ 理解を得られず改稿が重ねられた4番 その初稿にこそブルックナーが息づいている オーストリーの風土が生んだブルックナーの幻想世界が広がっている ブルックナーの楽才と創意の未来が駆け巡っているフィールドが4番だ そこには紛れもないオーストリーの風が吹いていた ボッシュは真実世界への扉を開いた この初稿が喝采を持って迎えらる現実があったら その後のブルックナーと世界の音楽は別の相貌を有することになっただろう ブルックナーは音楽言語の整理整頓をした上で中期・後期の5曲を書いた 時代に受け入れられるための妥協は拍手を得たが 指揮者による解釈という名の改変が始まる 横暴は百年を超えて続けられ常套手段と化した その音楽は耳から耳へと受け継がれていった 四楽章版9番を全集に組み込む先進性あるボッシュも例外ではない 全11曲真正なブルックナー演奏でありながら 5番7番で落とし穴に落ちている どちらも第一楽章(5番は第二楽章も)が遅い アラ・ブレーヴェ(2/2)を4/4でテンポを取ってしまっている 実に残念だが それでもこれは聴く価値ある労作と言える SACDの特性を生かした音響もブルックナー鑑賞に適している きっとお気に召すと確信する 一聴をお奨めする   

風信子 さん | 茨城県 | 不明

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人物・団体紹介

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ブルックナー (1824-1896)

1824年:オーストリアのアンスフェルデンでヨーゼフ・アントン・ブルックナー誕生。 1845年:聖フローリアン修道院の助教師に就任。 1856年:リンツ聖堂及び教区教会のオルガン奏者に就任。 1866年:交響曲第1番完成。 1868年:音楽大学の教授に就任。 1869年:交響曲第0番完成。 1872年:交響曲第2番完成。 1873年

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