CD

Brahms: Violin Concerto

Brahms (1833-1897)

User Review :4.0
(1)

Item Details

Genre
:
Catalogue Number
:
UCCP3500
Number of Discs
:
1
Label
:
Format
:
CD

Product Description

フィリップス歴史的名盤シリーズ第5回
ヴァイオリニスト編(全10タイトル)

フィリップスの歴史的名盤を復刻するシリーズ第5回発売は、ヴァイオリニスト編第2弾です。
 こちらは、ワルシャワに生まれ、ベルリンでカール・フレッシュに師事し次いでジャック・ティボーにも教えをうけ、ナディア・ブーランジェに作曲を学んだシェリングの幅広いレパートリーからの協奏曲録音。(ユニバーサル)

シェリング/ブラームス:ヴァイオリン協奏曲

・ブラームス:ヴァイオリン協奏曲ニ長調 作品77
 ヘンリク・シェリング(ヴァイオリン)
 ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団
 ベルナルト・ハイティンク(指揮)
 ステレオ録音
 録音:1973年4月 アムステルダム、コンセルトヘボウ(ステレオ)

Track List   

Customer Reviews

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ブラームスの協奏曲は、シェリングが正式デビューを果...

投稿日:2007/11/09 (金)

ブラームスの協奏曲は、シェリングが正式デビューを果たす際にも奏でられた曲である。つまりシェリングの十八番とも言えるだろう。さて、ハイティンクをバックにつけた当盤は、集中よりも拡散に向かっている。数多の演奏家の晩年のスタイルに漏れず、テンポも遅目だ。元来パワーで圧倒するようなタイプではなかったシェリングのヴァイオリンは、更に淡々とした趣になっている。だから人によっては地味に聞こえるだろうし、この格調高さを持て余してしまうだろう。私としても、集中力と歌心、それにライヴならではの迫力が絶妙な67年盤(クーベリック/バイエルン放送SO)の方を高く評価する。しかし、現在はびこるテクニック一辺倒の演奏と真っ向から対立するシェリングの演奏には、深い味わいがある。音色も美しいし、何よりその中に感じる豊かな情緒には、感銘を受ける。

ゆーさん さん | 埼玉某所 | 不明

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