SHM-CD

ヴァイオリン協奏曲 シェリング、モントゥー&ロンドン交響楽団(XRCD SHM-CD)

ブラームス(1833-1897)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
JMXR24021S
組み枚数
:
1
レーベル
:
:
日本
フォーマット
:
SHM-CD
その他
:
限定盤, Xrcd

商品説明

RCAレッド・シールXRCD発売10周年
アニヴァーサリーSHM-CDエディション第4回発売
XRCDマスタリング・エンジニア、杉本一家セレクション
高音質CDとして評価の高いXRCDと、CD素材として脚光を浴びる
SHM-CDとが融合! 史上最高・究極の高音質CDがここに誕生!

・初回のみの限定生産盤。
・豪華デジパック仕様+透明プラスティックケース封入による、永久保存パッケージ。
・ジャケットには初出LP盤のジャケット・デザインを使用。

若きシェリングと巨匠モントゥーの邂逅。美しく紡ぎだされるブラームスの抒情。
伝説のエンジニア、ケネス・ウィルキンソンの手がけた見事なサウンドが蘇る。

その端正で純正な音色、卓越した技巧と音楽性で、20世紀を代表するヴァイオリニストとして人気の高かったポーランド出身のヘンリク・シェリング(1918〜1988)。彼がRCAに録音したベートーヴェンとブラームスのヴァイオリン・ソナタは巨匠アルトゥール・ルービンシュタインとの共演ということもあって不滅の価値を持つが、それらと同時期に録音されたのが、やはり巨匠モントゥーとの唯一の録音となったこのブラームスのヴァイオリン協奏曲です。
 モントゥー率いるロンドン交響楽団という温度感の豊かなバックアップを背景に、シェリングはあくまでも作品に誠実に立ち向かい、内面的感動にあふれた演奏を聴かせています。シェリングはこの録音のあと、1962年にドラティ指揮ロンドン響、1972年にはハイティンク指揮コンセルトヘボウ管とこのブラームスの協奏曲を再録音、再々録音し、それらは確かに円熟期ならではの懐の深い名演ですが、この最初の録音には後の録音には聴くことの出来ないストレートに作品に核心を衝こうとしていく覇気と情熱のほとばしりがあります。それは、このヴァイオリニストにつきまといがちな微温的イメージを一新させる勢いと求心力にあふれた熱演であり、若き日のシェリングの真価を知らしめるべき名演といえるでしょう。解説:諸石幸生、アーヴィング・コロディンほか(BMG)

ヨハネス・ブラームス(1833-1897)
・ヴァイオリン協奏曲ニ長調Op.77
 ヘンリク・シェリング(ヴァイオリン)
 ロンドン交響楽団
 ピエール・モントゥー(指揮)

 録音:1958年6月10-12日、ロンドン、キングスウェイ・ホール(ステレオ)
 マスター:オリジナル2チャンネル・マスター使用
 (デッカ・オリジナル)
 オリジナル・プロデューサー:ジェームズ・ウォーカー
 オリジナル・レコーディング・エンジニア:ケネス・ウィルキンソン
 リマスタリング・エンジニア:瀧口博達
 LP初出:LSC-2281(1959年2月)
 JVC K2 24 BIT REMASTERING/STEREO
 SHM-CD

総合評価

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オリジナルマスターの状態が良くないのかと...

投稿日:2021/07/15 (木)

オリジナルマスターの状態が良くないのかところどころ聴きにくくなるところがあります。モントゥーのブラームスと言うことで期待していたのですが残念ながらこの演奏は私には合わなかったようです。何がと聞かれると表現しづらいのですが…。この演奏のファンの皆さんごめんなさい!

困ったお父さん さん | 三重県 | 不明

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名録音の名復刻!デッカの伝説のエンジニア、ケネス・...

投稿日:2011/07/25 (月)

名録音の名復刻!デッカの伝説のエンジニア、ケネス・ウィルキンソン氏が手がけた原盤を、超高音質のXRCDで復刻したとはいえ、この音質はまさに破格。年代離れしているというよりむしろ、目の前で演奏されているような生々しさだ。音が“見える”と比喩してもいいだろう。舞い散る松脂や弓使い、更にはフィンガリングの一つ一つまで“見えてくる”のだ。その生き生きとした表情は、とかく真面目一辺倒と思われがちなシェリングのイメージを一新、奇をてらわずして細やかなニュアンスにも事欠かない、味のある演奏をしていたのだと、目から鱗が落ちる思いがする。シェリングとしては後にドラティやハイティンクとも録音しているし、クーベリックとのライヴ盤(ORFEO)も名演として名高い。だが、歳を重ねるにつれて冗長さが目立つようになり、殊に最後のハイティンク盤に至っては、すっかり弛緩しきってしまっている憾みもある。その点、若い日のシェリングには後年にない覇気があるといえる。当盤はシェリングの全録音中、最も熱のこもった演奏になっており、大変好ましい。モントゥのサポートも素晴らしい。最晩年ながらだれることのない指揮は、シェリングの音楽性と見事な一致を見せている。タイトな弦や明るい管など、録音の優秀さも相俟って、はっとするような響きにも恵まれている。若きシェリングと老巨匠モントゥの邂逅によって生まれた、奇跡の演奏と言えよう。

遊悠音詩人 さん | 埼玉県 | 不明

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LP時代からの愛聴盤。複数のシェリング盤...

投稿日:2009/02/05 (木)

LP時代からの愛聴盤。複数のシェリング盤の中で不滅のバッハ無伴奏の世界に一番近いのは、これです。端正でひたむきな中に、今回のXRCDでは意外なほどニュアンス豊かに演奏されているのが伝わってきます。LPや旧CDの極端に右chに偏ったダンゴ状の音場は見違えるように改善されました。しかし第3楽章5分13秒で大きく音がクリップします。これは従来のLPやCDにはなかったものです。高音質が売り物の高価なXRCDなら、従前になかった事故については表記すべきで、そこで1点減点します。

Cherubino_492 さん | 東京都 | 不明

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人物・団体紹介

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ブラームス(1833-1897)

1833年:北ドイツのハンブルクでヨハネス・ブラームス誕生。 1843年:演奏会にピアニストとして出演。作曲家、ピアニストのマルクスゼンに師事。 1852年:ピアノ・ソナタ第2番が完成。 1853年:ピアノ・ソナタ第1番、ピアノ・ソナタ第3番が完成。 1854年:ピアノ三重奏曲第1番、シューマンの主題による変奏曲が完成。

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