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Comp.string Quartets: Amadeus Q +dvorak: String Quartet, 12,

Brahms (1833-1897)

User Review :4.5
(4)

Item Details

Genre
:
Catalogue Number
:
4577072
Number of Discs
:
2
Label
:
Format
:
CD

Product Description

アマデウスQ/:《ブラームス弦楽四重奏曲全集》&《アメリカ》<br>1959&60年ステレオ。アマデウスQのブラームスといえば66〜68年の《五&六重奏全集》や70年のギレリスとの《ピアノ四重奏曲第1番》が有名ですが、このアルバムはそれに先立つ隠れた名盤。結成10年程の時期のもので、颯爽として若々しいパワフルさと、ポルタメントやルバートなどを流麗に使いこなす演奏はこの時期ならではのもので、ブラームスの楽想を再現するのに最適と言えるでしょう。また、一分の隙もなく、旋律線と内声のバランスも非常に良い演奏は、内声の比重の高いブラームスの世界を見事に表現しています。カップリングは同時期に収録されたドヴォルザーク《アメリカ》の第1回目録音。

Track List   

Disc   1

  • 01. Allegro
  • 02. Romanze
  • 03. Feel the Drive - Doctor's Cat
  • 04. Allegro
  • 05. Allegro Non Troppo
  • 06. Andante Moderato
  • 07. Quasi Minuetto, Moderato, Allegro Vivace
  • 08. Finale, Allegro Non Assai

Disc   2

  • 01. Vivace
  • 02. Andante
  • 03. Agitato (Allegretto Non Troppo)
  • 04. Poco Allegretto Con Variazioni... Doppio Movimento
  • 05. Allegro Ma Non Troppo
  • 06. Lento
  • 07. Molto Vivace
  • 08. Finale, Vivace Ma Non Troppo

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Comprehensive Evaluation

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録音は古いが音は鮮明で各楽器の分離も良く...

投稿日:2014/03/27 (木)

録音は古いが音は鮮明で各楽器の分離も良く十分に楽しめる。このカルテットはブラームスとの相性が抜群である。濃密で粘っこく旋律を歌わせるスタイルが、ブラームスのロマンティックな音楽性にピッタリなのだ。モーツァルトやベートーベンには表情が濃すぎて居心地が悪いところがあるが、ブラームスにはこのねっとりしたセンチメンタリズムが実に心地よいのだ。アメリカも濃密にねっとりと旋律を歌わせ、これがかえって個性的で新鮮に響く。むせかえるほどのロマンティシズムを味わえる個性的な名演だと思う。

greyfalcon さん | 福岡県 | 不明

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以前書き込みした者ですがデータ的なものに...

投稿日:2012/02/20 (月)

以前書き込みした者ですがデータ的なものに触れつつをあらためてメモします。ブラームス室内楽は何れも晦渋だが一度懐に入るとその魅力というか特に晩秋とか晩年とかに聴くと心に浸みます。私はLP盤で一時聴いていたのですが1947年結成のアマデウスSQによるブラームスの弦楽四重奏曲(1959〜1960年録音)で第1番(タイム@8’05A6’40B9’03C5’34)で申しますと何と寂寥感、静寂感を表出していることでしょう。本SQのメンバーは独墺系が多いのもこうした曲にも対応出来る要素があるのでしょう。第1番はやヽ神経質な遣り取りが印象的、前曲よりは分り易い第2番(同@9’13A9’19B5’17C6’25)は第1楽章のコーダ等の後の遣り場のない味わいは愁眉と言えるでしょう。第3番(同@7’42A7’25B7’40C9’35)は聴いておりませんが本ブラームス弦楽四重奏曲集は間違いないと期待されます。1959年収録のドヴォルザークの「アメリカ」(同@7’03A7’27B3’50C5’28・・・?)については第1楽章冒頭から歌うメロディ線をボヘミア民謡風一辺倒にはならずに展開しておりやや線が細い感じが・・・そして再挑戦する如くアマデウスSQは1977年にもこの曲を再録しておりますが私は未聴であります。これらの演奏は流石録音自体は気のせいか古さを感じさせ鈍重な響きは否定出来ないけれども結成後十年余のまだ若々しさというか徒に弄くらない処が分かりやすい演奏結果となっております。(タイムについては盤により多少異なる場合があります)

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ブラームス室内楽は何れも晦渋だが一度懐に...

投稿日:2008/09/17 (水)

ブラームス室内楽は何れも晦渋だが一度懐に入るとその魅力というか特に晩秋とか晩年とかに聴くと心に浸みます。本タイトルで私の持っている盤で申しますとアマデウス四重奏団はその弦楽四重奏で何と寂寥感、静寂感を表出していることでしょう。本SQのメンバーは独墺系が多いのもこうした曲にも対応出来る要素があるのでしょう。第1番はやヽ神経質な遣り取りが印象的、前曲よりは分り易い第2番は第1楽章のコーダ等の後の遣り場のない味わいは愁眉と言えるでしょう。他の曲は聴いておりませんが本ブラームス室内楽集は間違いないと期待されます。

一人のクラシックオールドファン さん | 芦屋 | 不明

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