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Piano Quartets Nos.1, 2, 3 : Ax(P)Stern(Vn)Laredo(Va)Yo-Yo Ma(Vc)(2CD)

Brahms (1833-1897)

User Review :4.5
(2)

Item Details

Genre
:
Catalogue Number
:
88697556382
Number of Discs
:
2
Format
:
CD
Other
:
Import

Product Description

ヨーヨー・マの大ヒット・アルバムがリマスタリング再発売
ブラームス:ピアノ四重奏曲第1番、第2番、第3番(2CD)


ヨーヨー・マのベスト・セラーがリマスタリング再発売。2009年秋にリリースされた90枚組BOXセット『ヨーヨー・マ 30イヤーズ・アウトサイド・ザ・ボックス』と同様のDSDテクノロジーによる音源となります。
 ヨーヨー・マはデビュー当時よりスターンを中心にアックス等名手たちと共演した室内楽作品を多数発表するほか、「スターンと仲間たち」として同じメンバーで来日公演も行い人気を博していました。
 「室内楽こそ音楽のエッセンスである」と、その重要性を言及していた20世紀の巨匠演奏家アイザック・スターン。室内楽の名作として知られるブラームスのピアノ・クァルテットを、匠たちのみが到達しうる極上の名演で楽しめるアルバムです。(SONY)

【収録情報】
ブラームス:
・ピアノ四重奏曲第1番ト短調 op.25
・ピアノ四重奏曲第3番ハ短調 op.60
・ピアノ四重奏曲第2番イ長調 op.26

 アイザック・スターン(ヴァイオリン)
 エマニュエル・アックス(ピアノ)
 ハイメ・ラレード(ヴィオラ)
 ヨーヨー・マ(チェロ)

 録音時期:1986年、1989年
 録音方式:デジタル(セッション)

Customer Reviews

Comprehensive Evaluation

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 1990年前後だったと思うが、フランスのパ...

投稿日:2013/02/24 (日)

 1990年前後だったと思うが、フランスのパトリス・ルコント監督の映画「仕立て屋の恋」を観た。映画の中で主人公が夜独りで聴く音楽、これがピアノ四重奏曲第1番の第4楽章を借用したもの。主人公の性格を言葉を使わず美しく表現していたのが印象的だった。それを観て買ったのがこのCD。たしか映画のポスターだかに書かれたキャッチコピー(セリフ)が「君を少しも恨んでないよ。ただ、死ぬほど切ないだけだ。」とあったのが印象的。その雰囲気にこの四重奏曲はとても合う。  演奏はスターンを中心に集合したメンバーだが、誰かが突出している印象はない。これのかなり後に出たアルゲリッチ、クレーメルらの四重奏曲(第1番)のようなスリリングな演奏からするとひなびた演奏だが味わい深さではこちらの方がいい。私は気分によって聴き分けている。  もっとも有名な1番は前述の箇所も含め安心してひたれるし、2番の胸をしめつけられるような切なさ、第3番の緊張感と諦観の色合いも十分。各奏者が室内楽を心から楽しみながら奏でていると思う。レビューを打っている現在(2月)でももちろん良いが、秋の夜にはもっともぴったりくるような気がする。  ちなみに同じ監督の「列車に乗った男」という映画ではシューベルトの即興曲が物語の中心にやさしく響いて泣かせる。

うーつん さん | 東京都 | 不明

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別盤でブラームス・ピアノ四重奏曲第1番を...

投稿日:2012/02/13 (月)

別盤でブラームス・ピアノ四重奏曲第1番を聴いていましたので参考までにメモを入れさせていただきます。「室内楽こそ音楽のエッセンスである」とその重要性を言及していた巨匠演奏家アイザック・スターンと仲間たちメンバーによるこの演奏は1986年に録音されたものでスターンが66歳、ヨー・ヨー・マが31歳(ついでにラレードが45歳、アックスが37歳)という大御所スターンと若き日のマの二人の奏者を中心にラレードとアックスが上手くサポートする形となって各演奏家が個性を主張して行く或いはスターンが全員を巻き込むというよりアンサンブルとして音楽を作り上げて行くといったスタイル・・・従ってよく歌いシンフォニックになっており、演奏タイムは@13’38A8’03B10’13C8’04と各楽章比較では最終楽章がやや速い印象(他の同曲演奏と比べると決してそんなに速くはないのですが・・・)を受けました。この曲は一頃シェーンベルクによる打楽器の目立つちょっと大げさなオーケストラ版CD(ラトル/BPO、若杉/KRSOなど)も出て若きブラームスの迸る情熱が聴き処となっておりますが本盤演奏は第1楽章からそんなにゴツくないスタートで完璧に縫う様に繊細なピアノが素晴らしいですね。少し全体ソフトになり過ぎの観がありもっと四人踏み込んで欲しい時もありましたが〆への準備段階での不安げな様子からラストピークを経ての余韻作りにはこのアプローチが適しているのでしょう、、第2楽章、第3楽章も当たりがソフトで焦点定まらない雰囲気もあるのですがマァこんなところで穏やかな〆が良いです。最終楽章は私などは仏映画「仕立て屋の恋」に導入されていた中間部を思い出すのですがスタートの活発なジプシー舞曲風の「きつさ」がこの全体ソフトな演奏の延長線上でのマイルドさに中和され中々良い仕上げになっています。そしてクロージングへの攻めテンポアップが見事! 同年録音の第2番そして1989年録音の第3番は未聴ですがこれらピアノ四重奏曲演奏は1992年グラミー賞を受賞しております。なお、本盤はリマスタされたものとなってのEurope 分の登場で従来USA分と比し価格がぐっとお得であります。(タイムについては盤により多少異なる場合があります。)

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