CD 輸入盤

ピアノ協奏曲第1番、他 カーゾン、セル&ロンドン響、他

ブラームス(1833-1897)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
425082
組み枚数
:
1
レーベル
:
:
Europe
フォーマット
:
CD

商品説明

カーゾン&セル/ブラームス:ピアノ協奏曲第1番

大迫力のコンチェルトとして知られるブラームスのピアノ協奏曲第1番ですが、カーゾンとセルの組み合わせによるこの演奏は、中でもトップクラスの緊迫感と厳しさに貫かれた名演として知られています。録音がデッカということもあって、冒頭から凄まじいオーケストラ・サウンドが展開されますが、カーゾンのピアノの音も圧倒的で、終楽章のペダルを踏み込む衝撃音の生々しさなど驚くばかり。もちろん、抒情的な部分では独自の透明なリリシズムを聴かせてくれますが、それにしてもこの名前の組み合わせからはちょっと想像できないほどの気迫がビシビシと伝わってくる白熱した演奏であることに違いはありません。ジョン・カルショーとケネス・ウィルキンスンの名コンビによる優秀な録音も特筆ものです。
 カップリングはエードリアン・ボールトと共演したフランクの交響的変奏曲と珍しいリトルフのスケルツォ。どちらも親しみやすい作品で、ヘヴィーなブラームスの後ではその美しさ楽しさが際立ちます。

ブラームス:ピアノ協奏曲第1番ニ短調作品15[50:03]
 クリフォード・カーゾン(ピアノ)
 ロンドン交響楽団
 指揮:ジョージ・セル
 録音時期:1962年5月(ステレオ)
 録音場所:ロンドン、キングズウェイ・ホール

フランク:交響的変奏曲[15:23]
 クリフォード・カーゾン(ピアノ)
 ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団
 指揮:エードリアン・ボールト
 録音時期:1955年12月(ステレオ)
 録音場所:ロンドン、キングズウェイ・ホール

リトルフ:スケルツォ(交響的協奏曲第4番作品12から)[07:49]
 クリフォード・カーゾン(ピアノ)
 ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団
 指揮:エードリアン・ボールト
 録音時期:1958年12月(ステレオ)
 録音場所:ロンドン、ウォルサムストウ・タウン・ホール

収録曲   

クラシック曲目

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  • Johannes Brahms (1833 - 1897)
    Concerto for Piano no 1 in D minor, Op. 15
    演奏者 :
    Curzon, Clifford (Piano)
    指揮者 :
    Szell, George
    楽団  :
    London Symphony Orchestra
    • 時代 : Romantic
    • 形式 : Concerto
    • 作曲/編集場所 : 1854-1858, Germany
    • 言語 :
    • 時間 : :
    • 録音場所 : 1962, [Studio]
  • Cesar Franck (1822 - 1890)
    Symphonic Variations for Piano and Orchestra, M 46
    演奏者 :

    指揮者 :

    楽団  :

    • 時代 : Romantic
    • 形式 : Variations
    • 作曲/編集場所 : 1885, France
    • 言語 :
    • 時間 : :
    • 録音場所 : , [Studio]

総合評価

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録音状況が悪いのでしょうか? ピアノの音...

投稿日:2011/12/04 (日)

録音状況が悪いのでしょうか? ピアノの音がこもって、埋もれている感じに聞こえます。演奏が大変いいぶん、「もっとピアノのボリューム上げて〜〜」とずっと思い続けなければならず、フラストレーションがたまりました(特に、遅〜い2楽章)。

ぽよーん さん | 東京都 | 不明

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録音が古いにもかかわらず大変鮮明な録音で...

投稿日:2011/11/22 (火)

録音が古いにもかかわらず大変鮮明な録音であり、しかも冒頭からすさまじい迫力の演奏である。カーゾンのピアノも大変力強くこの曲の素晴らしさを十分堪能できて感動しました。セルの伴奏も力強く理想的なサポートでした。この曲のトップクラスの演奏と思います。

clajaztaro さん | 岡山県 | 不明

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これぞ、名演・名録音!ブラームスのピアノ協奏曲...

投稿日:2011/10/19 (水)

これぞ、名演・名録音!ブラームスのピアノ協奏曲第1番はこの一枚で決まり!何しろ、冒頭のドラムロールからして、尋常ならざる雰囲気だ。強烈なアクセントの弦といい悲鳴のような管といい、唸り方がとにかく凄い。そして序奏が静まるや、枯淡の境地ともいうべきピアノが忽然と現れる。円やかさと厳しさを併せ持つカーゾンのピアニズムは、ブラームスの芸風と完全な一致を見せる。それを下支えするオケ(特に低弦)がこれまた雄弁で、筋肉質ながらも仄かにロマンスを薫らせる。殊に第2楽章など、重厚さのなかにもみずみずしさを湛えており、深々とした瞑想の境地に心洗われる想いがする。終楽章の畳み掛けも凄まじく、ティンパニの決めも見事だ。このように、演奏内容だけ取ってみても素晴らしいが、特筆大書すべきは録音の優秀さだ。何しろ、名プロデューサー:ジョン・カルショウと録音の神様:ケネス・ウィルキンソンというDECCA黄金時代の最強コンビの録音である。録音から半世紀も経つというのに、全く綻びを知らない。分離の良さなど驚異的ですらある。協奏曲の録音では、とかくピアノがでしゃばる余りオケが貧弱になるか、逆にピアノがオケに埋没してしまうか、何れにせよアンバランスな録音の方が圧倒的に多い。しかし当盤は、何れ劣らぬ強力な音圧を出しつつ、完全に分離して聴こえるのである。更に、打鍵の瞬間の音とホールに反響した時に出される音とのバランスの再現にも事欠かない。終楽章など、カーゾンがペダルを踏み込む音すら捉えきっているのである。これらは従来のLEGENDS盤でも十分に堪能できるが、一時期限定販売されたSHM-CD盤は更に上を行く高音質に仕上がっている。LEGENDS盤より一段と透明感に磨きがかかり、音の立ち上がりや減衰も、より自然になった。SHM-CD盤は現在廃盤であるが、中古市場をくまなくチェックすれば巡り逢えるかも知れない。自信を持って推奨したい。

遊悠音詩人 さん | 埼玉県 | 不明

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人物・団体紹介

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ブラームス(1833-1897)

1833年:北ドイツのハンブルクでヨハネス・ブラームス誕生。 1843年:演奏会にピアニストとして出演。作曲家、ピアニストのマルクスゼンに師事。 1852年:ピアノ・ソナタ第2番が完成。 1853年:ピアノ・ソナタ第1番、ピアノ・ソナタ第3番が完成。 1854年:ピアノ三重奏曲第1番、シューマンの主題による変奏曲が完成。

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