CD 輸入盤

ピアノ五重奏曲(弦楽五重奏曲復元版)、クラリネット五重奏曲(ヴィオラと弦楽四重奏版) ゼブラ・トリオ、クリシア・オソストヴィッツ、他

ブラームス(1833-1897)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
TOCC0066
組み枚数
:
1
レーベル
:
フォーマット
:
CD
その他
:
輸入盤

商品説明

ブラームス:ピアノ五重奏曲(弦楽五重奏曲復元版)

ブラームスは、例えば交響曲などを作曲する際に、まずは2台ピアノ版のスコアを書いてからオーケストレーションを行うことがほとんどでした。他の作品も完成までに楽器編成が変更になっているものがしばしば見られ、それはブラームス自身の探求心の現れであったと言えるのかもしれません。
 1864年に作曲されたピアノ五重奏曲は、最初(このCDに収録されている)弦楽五重奏曲として構想されたのですが、試演の際の評価が芳しくなかったために破棄されてしまいました。後に2台ピアノのためのソナタとして書き換えられ、周囲からの助言もあり、最終的には現在の形として定着したものです。ここでは、破棄された弦楽五重奏版をチェリストのカルットゥネンが復元したものを演奏。ブラームスの最初の構想をなぞるに相応しい演奏となっています。
 もう1曲は、クラリネット五重奏曲のクラリネットをヴィオラに置き換えたもの。最初はかなり驚きますが、聴いているうちに「これもありかな」と思えてくるのが、ブラームスの懐の深さでしょう。(輸入元情報)

【収録情報】
ブラームス:
● ピアノ五重奏曲ヘ短調 Op.34(カルットゥネンによる弦楽五重奏曲復元版)
● クラリネット五重奏曲ロ短調 Op.115(ヴィオラと弦楽四重奏版)


 ゼブラ・トリオ
 クリシア・オソストヴィッツ(ヴァイオリン)
 リチャード・レスター(チェロ)

 録音時期:2011年10月1,2日
 録音場所:The Music Room, Champs Hill, Coldwaltham, Pulborough, West Sussex
 録音方式:ステレオ(デジタル/セッション)

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ブラームスのOp.34は、当初弦楽五重奏曲と...

投稿日:2022/09/18 (日)

ブラームスのOp.34は、当初弦楽五重奏曲として企画されたが、その後、2台のピアノ・ソナタを経て、ピアノ五重奏曲になったのは有名な話だ。今回、弦楽五重奏曲の復刻版を聴く機会を得たが、ちょっと渋すぎる。明らかに、ピアノ五重奏曲のほうが華がある。ブラームス自身が弦楽五重奏曲版を破棄してしまったのがわかるような気がする。 一方、Op.115は、有名なクラリネット五重奏曲のクラリネット→ヴィオラ持ち替え版だ。こちらもクラリネット版より渋みは増すが、弦楽器の緊密性が増すことにより、クラリネット版とは別の魅力が感じられる。ブラームスが持ち替え可能と指定したのもうなずける気がする。

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人物・団体紹介

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ブラームス(1833-1897)

1833年:北ドイツのハンブルクでヨハネス・ブラームス誕生。 1843年:演奏会にピアニストとして出演。作曲家、ピアニストのマルクスゼンに師事。 1852年:ピアノ・ソナタ第2番が完成。 1853年:ピアノ・ソナタ第1番、ピアノ・ソナタ第3番が完成。 1854年:ピアノ三重奏曲第1番、シューマンの主題による変奏曲が完成。

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