ブラッドレー・ボンド

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帝都探偵奇譚 東京少年D団 明智小五郎ノ帰還

ブラッドレー・ボンド

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784569832555
ISBN 10 : 4569832555
フォーマット
出版社
発行年月
2017年01月
日本
追加情報
:
365p;19

内容詳細

蒸気と狂気と暗雲に包まれた、一九二〇年の帝都東京!怪人二十面相の挑戦を受けた資本主義の獅子・羽柴壮太郎は、かのアルセーヌ・ルパンにすら勝利した伝説の名探偵・明智小五郎を呼び寄せた。しかし彼のもとに現れたのは明智ではなく、恐るべき美貌と眩しいばかりの知性を輝かせる妖しき天才美少年・小林芳雄であった。「僕の知能指数は平常時の明智先生の2倍です。ご存じないかもしれませんが、探偵の能力とは、カラテ段位ではなく知能指数で測るものなのです」猟奇!闇の近代日本を舞台に、爆発寸前のアドレナリンと知能指数が火花を散らし、七つ道具が飛び交う!狂気に次ぐ狂気!変装に次ぐ変装!カラテに次ぐカラテ、帝都の蒸気と闇の中に垣間見る、暗き知性と復讐の炎!嗚呼!誰もがその名を知りながら真実の直視を避けてきた暗黒少年探偵奇譚、今ここに開幕!

【著者紹介】
江戸川乱歩 : 日本文学史の巨人であり、日本におけるパルプ小説(スリラー、アクション、怪奇要素の濃厚なエンターテインメント小説)のパイオニア的存在

本兌有 : パルプユニット「ダイハードテイルズ出版局」の作家・翻訳家・小説家

杉ライカ : パルプユニット「ダイハードテイルズ出版局」の作家・翻訳家・小説家

ブラッドレー・ボンド : サイバーパンク・ニンジャ小説『ニンジャスレイヤー』原作者

フィリップ・ニンジャ・モーゼズ : サイバーパンク・ニンジャ小説『ニンジャスレイヤー』原作者(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • 誰も悪くないこれは悲劇や さん

    マッシュアップのトンチキによって、一層際立つ原典のトンチキ。トラバサミ、テンションの高い地の文、「明智探偵ばんざーい!」…嗚呼、かの聖典を読破した懐かしき日々が蘇る。そう、偉大なる大乱歩は、頭の悪さにおいても偉大であったのだ! また、そのような外連味と奇想の万華鏡の背後に蒸気都市・東京の絶望と諦念が垣間見えるのもたまらない。「美術城」の最後の会話が奇天烈芝居に油断した読者に突き刺さる。経済と権力に押しつぶされ、蒸気の帳に隠された人間性。魔都の闇を切りさくのは、怪盗と探偵の絵空事のような活劇の光。傑作です。

  • シャル さん

    ニンジャスレイヤーチームが目をつけたのは、かの小林少年と怪人二十面相、そして明智小五郎の少年探偵団シリーズ。しかし江戸川乱歩のカラテは、今なお彼らに劣るものではなかった。大まかなストーリーはアレンジ少なめで、主に少年探偵団シリーズの『怪人二十面相』でありながら、その語り口は胡乱な忍殺構文となり、世界が恐るべき融合を果たす。そこに現れたのは土台である『少年探偵団』の物語の強さだ。小林少年の行動力、怪人二十面相の不敵さ、そして探偵明智小五郎。彼らはその新しい文体の中でも変わらず瑞々しく暴れまわるのである。

  • うさみP さん

    奇怪(太文字)一体誰が予想しただろうか。乱歩(知能指数)×忍殺チーム(カラテ)の超化学反応。怪物同士の知能指数イクサにヘッズも乱歩を知る一般読者も共々鼻血を吹きニューロンが焼き切れる。無残!という私自身は原作未読なので、原作にどこまで忠実なのかは分かりませんが、黒い蒸気を吐きながらギリギリのインを、時に鋼鉄の車体を削らせてガンガン攻めていて面白さ。続編もあるとしたら探偵同士の知能指数バトルも読んでみたい。探偵もニンジャの一側面なのか?それは読者の判断に委ねられる。

  • ぎーぬ さん

    けっこう面白くて、また読んでみたいと思う 二十面相の一人称「ぼく」がミステリアスで明智のキャラと相反しており異質なもの同士の頭脳戦が素晴らしい 小林少年はまだまだな感じ 続編が気になるところ 忍殺語が非日常感、社会の闇を思わせてナイス(弟)

  • ぎーぬ さん

    乱歩とニンジャ・スレイヤーの融合を思いついた人にその経緯を聞きたい。原作とかけ離れておらず、ニンジャスレイヤーをよく知らない身でも楽しめた。小林少年はかわいい。

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ブラッドレー・ボンド

1968年生まれ。ニューヨーク在住。90年代にインターネットを介してフィリップ・N.モーゼズと知り合い、共作を開始。言語学、歴史、伝統文化への造詣が深い

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