フルーリー、リヒャルト(1896-1967) レビュー一覧

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  • スイスの作曲家、リヒャルト・フルーリーの歌劇『破戒...

    投稿日:2023/12/11

    スイスの作曲家、リヒャルト・フルーリーの歌劇『破戒の聖僧ヴィターリス』を収録したCDです。 ポール・マン指揮、ニュルンベルク交響楽団の演奏で収録されています。 この作品は初演後は本録音まで演奏されなかったと言う作品です。 作品はフルーリーらしく後期ロマン派ベースの充実したオーケストレーションをしていますが、一部の曲を別にすればこれと言って引き込まれる曲もなく、忘れられていったのも分かる気がします。 マンはトッカータにフルーリーの作品を録音して、この作曲家の作品の紹介に務めていますが、このCDではニュルンベルク交響楽団の重心の低いドイツ的サウンドを生かした、演奏を聴かせてくれます。 またシュティアー他の歌手も不足なし。 またすごいのはセリフ集に加えて、作曲家の息子が作品の解説をしている他、本録音時の写真や初演の指揮者や歌手、それらと一緒に映ったフルーリーらの写真が乗った貴重なブックレットが付いており、これだけでも価値はあるでしょう。 録音も良好。

    レインボー さん

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  • 珍しい作品を積極的に紹介するトッカータ・レーベルが...

    投稿日:2022/06/28

    珍しい作品を積極的に紹介するトッカータ・レーベルが出した一枚です。 20世紀前半から半ばぐらいまで活躍したスイスの作曲家、リヒャルト・フルーリーの管弦楽曲を集めた内容となっています。 『祝典のための5つの管弦楽小品』は1935年作曲でCD中最も古い作品ですが、わかりやすい作品でこのCDの中で最もおすすめです。 『ヴァイオリン協奏曲第3番』はクーレンカンプによる古い録音で知られていますが、今回新たに録音が登場し、聴き比べできるのは嬉しいところ。 晩年に書かれた『4つのカプリース』『アンダンテ・ソステヌート』は、前者はミニ協奏曲とも言える内容で、後者はメロディが大変美しい作品です。 フルーリーの作品は後期ロマン派音楽をベースにした調性的な音楽だそうですが、このアルバムを聴く限り飛び抜けた曲こそないが、安定した水準の作品が並び良いと思います。 演奏はポール・マン指揮、リエパーヤ交響楽団、ヴァイオリンはアレクサンドル・ドゥバッハ。 マンはトッカータ・レーベルにイギリス音楽を大量に吹き込んだ指揮者で、フルーリーの音楽にも取り組んでいるとのこと。 そのためか演奏は大変共感豊かに演奏しており、リエパーヤ響の上手さもあり名演となっています。 ヴァイオリンのドゥバッハも他では録音は見ないですが、なかなか熱い演奏です。 2021年録音で、音質良好。

    レインボー さん

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