フリーマン・ウィルズ・クロフツ

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クロフツ短編集 1

フリーマン・ウィルズ・クロフツ

User Review :5.0
(1)

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784488106195
ISBN 10 : 4488106196
Format
Books
Publisher
Release Date
August/1992
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

英国本格派の雄クロフツが満を持して発表した、アリバイ破りの名手フレンチ警部のめざましい業績を綴る21の短編を収めた作品集。「いずれも殺人事件であって、しかも、犯人は必ずまちがいをして、そのためにつかまっている。そのまちがいに、読者が事前に気がつけば読者の勝ち、気がつかなかったら、筆者の勝ちというわけである」と、読者に挑戦状を叩きつける。

【著者紹介】
フリーマン・ウィルス・クロフツ : 1879年アイルランド、ダブリン生まれ。鉄道技師であったが、病を得て長く休養した間に構想した『樽』を1920年に上梓し、好評を博す。1957年没

向後英一 : 1908年9月生まれ。東大法学部卒。1973年没(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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とにかく犯人というのは 意外なところでし...

投稿日:2021/04/11 (日)

とにかく犯人というのは 意外なところでしてやってくれるわけで。 指紋を拭きわすれたりとか 挙句の果てには所有物を被害者に持っていかれた 笑えない例もまぎれています。 まぁ、いずれにしても 犯罪はどこかしらで穴が出る、 ということですね。

murphy burnard さん | 兵庫県 | 不明

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • Kircheis

    ★★☆☆☆ フレンチ警視の短編集。 緻密な捜査と人間模様を描くのに長けたクロフツだけに、短編ではその良さを発揮できていないように思える。 しかも「犯人のミスを読者が当てるには無理があるのでは?」と思われるものもチラホラ。 ちなみに人間関係や動機は、これまでの長編で使われたものが転用されていることが多い。 また犯人にモノマネが得意な奴が多く、何度目かに「お前もかい!」と突っ込んでしまった(^_^;) どれも小粒だが、中では『写真』と『ブーメラン』が好みなオチだった。

  • セウテス

    【フレンチ警部短編集】第1弾。〔再読〕フレンチ警部が活躍する、21編の倒叙ミステリの短編集。一作一作は、ショートショートなみに本当に短めで、犯人が犯したミスは何かを推理する形式。似たような設定が多い事と、推理しても分からない作品が在る事は、少し残念に思う。クロフツ作品というかフレンチ警部シリーズを、アリバイ崩しを楽しむ作品とする読者には、チョッと肩すかしな短編集だろう。私的には刑事コロンボじゃないが、倒叙ミステリは大好きなジャンル。ただ本作を読むと、倒叙ミステリは長編だからこそ良いスタイルだと確信する。

  • たち

    どの話も、犯人が短絡的で呆れます。お金に纏わる話が目立ちました。中でも、『ブーメラン』と『薬壜』の 主人公はあまりにも勝手で腹が立ちました。出来れば、フレンチ警部はじっくりと、長編で読みたいです。

  • 本木英朗

    英国の黄金時代本格ミステリ作家のひとりである、F・W・クロフツの、日本オリジナル短編集のひとつである。もちろん俺は今回が初めてだ。最初から最後まで、本当に凄かった!のひとことである。でも殺人だけだし、ちょっと物足りないってこともあったかな、ウンウン。総点は75点くらいだろうか。……ではでは、また2巻でお会いしましょう。

  • J・P・フリーマン

    21篇の倒叙ミステリを収録した一冊。読者への挑戦的な要素が強く、フレンチ警視が犯人のミスを解説してくれます。一話が20ページにも満たない短い話なので、軽く読めるのも特徴です。

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