絶望名人カフカの人生論

フランツ・カフカ

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784864101158
ISBN 10 : 4864101159
フォーマット
出版社
発行年月
2011年11月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
20cm,238p

内容詳細

カフカの絶望の言葉には、不思議な魅力と力がある。読んでいて、つられて落ち込むというよりは、かえって力がわいてくる。誰よりも落ち込み、弱音をはき、前に進もうとしなかった人間の言葉を集めた、絶望の名言集。

【著者紹介】
頭木弘樹 : 筑波大学卒業。カフカの翻訳と評論を行っている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • 馨 さん

    共鳴するところも沢山あった。ネガティブな事、不幸と感じる事、絶望がカフカにとってのそうであるように、生きる力となることもある。

  • ちょこまーぶる さん

    カフカっていう人物の人となりをわかった気がする。彼の本は過去に「変身」しか読んだことがなかったが「変身」からは分からなかった。少しずつ読んでいったが、一遍一遍が結構納得できることが多かった。中でも、15章の「病気に絶望・・・していない」が一番心が引かれましたね。病気になった人にしかなかなか理解できないかもしれないが、何故かすんなり入ってきたんだよな。時々、ページをめくって読んでみる本に出会いました。

  • 優希 さん

    やっぱりカフカはいいなと思います。ネガティブで絶望的な言葉のアフォリズム集ですが、共感するというか同調するというか。劣等感に満たされている世界ですが、このマイナスの世界に飲み込まれるのは決して嫌いではありません。

  • みゃーこ さん

    カフカ絶望しすぎやろ。悲観のるつぼで自らを責め苛む自分を表現する、ここまで突き抜けると一周回って笑えてくる。「こんなふうに寝たり起きたりを繰り返し、その間にとりとめないことを考えるのだけが僕の人生なのだ」とトコトン暗い。こうなってくると逆に力をもらえるのが不思議だ。というのが本書のコンセプトであるが、左ページの解説は不要。

  • 抹茶モナカ さん

    カフカの手紙や日記からネガティブな記述を抜粋した超訳本。ここまで神経質だったのか、と、しみじみ思った。生きる事に疑問が出ていたので、ヒントが欲しくて読んだ。ダウナーな音楽が気持ち良い時があるように、気持ち良く読めた。絶望的な自分の内面あれこれをここまで正直に書けるのはさすが。

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フランツ・カフカ

1883‐1924。オーストリア=ハンガリー帝国領のプラハで、ユダヤ人の商家に生れる。プラハ大学で法学を修めた後、肺結核に斃れるまで実直に勤めた労働者傷害保険協会での日々は、官僚機構の冷酷奇怪な幻像を生む土壌となる。生前発表された「変身」、死後注目を集めることになる「審判」「城」等、人間存在の不条理

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