Franck: Symphony In D Minor Dukas: L`apprenti Sorcier Ibert: Escales Etc.

Blu-spec CD(TM)によって蘇る、RCA Red Sealのアナログ黄金期の名盤！
フランク：交響曲ニ短調、デュカス：魔法使いの弟子
シャルル・ミュンシュ＆ボストン交響楽団
完全生産限定盤

フランクの交響曲は、ミュンシュ＆ボストン響の最高傑作の一つ。豪快な力強さ、緊張感が漲りながらも、どこまでも開放的な情熱が横溢しておりドイツ的な構成感とフランス的な色彩を合わせ持ったフランクの本質に相応しい名演。併録のデュカスとイベールにおいても、当時のボストン響の充実度を裏付ける豊麗な響き、現在は失われてしまったフランス的な特質を堪能できます。ベルギー人だったフランクは、構成感や重厚さを重視するドイツ的な作風を持ち、その意味でミュンシュの音楽性にぴったりの作曲家でした。この交響曲にフルトヴェングラーやメンゲルベルク、ザンデルリングなど、ドイツ系の指揮者の名演が多いのもそのためであり、むしろ生粋のフランス人指揮者の演奏には不満が残ることが多いほど。その意味でミュンシュの解釈は理想的。彼は1945年＝パリ音楽院管弦楽団、1957年＝ボストン響（当盤）、そして1966年＝ロッテルダム・フィルと３種類の録音を残しており、ミュンシュによる同一曲録音回数記録では、『幻想』の５回、ラヴェル『亡き王女のためのパヴァーヌ』『ボレロ』『ラ・ヴァルス』『スペイン狂詩曲』の４回に次ぎ多いものです。（ソニー・ミュージック）

【収録情報】
・フランク：交響曲ニ短調（録音時期：1957年3月11日）
・フランク：交響詩『呪われた狩人』（録音時期：1962年2月26日）
・デュカス：交響詩『魔法使いの弟子』（録音時期：1957年11月4日）
・イベール：交響組曲『寄港地』（録音時期：1956年10月10日）
　ボストン交響楽団
　シャルル・ミュンシュ（指揮）

　録音場所：ボストン、シンフォニー・ホール
　録音方式：ステレオ（セッション）