ねことワルツを[日本傑作絵本シリーズ]

フジコ・ヘミング

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784834086751
ISBN 10 : 4834086755
フォーマット
出版社
発行年月
2022年11月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
48p;22

内容詳細

ねこへの愛情を表現した石津ちひろさんのことばが15編。それにフジコ・ヘミングさんが心温まる絵で応えました。早口ことばあり、韻を踏んだ詩がありと、ねこについて存分に楽しんでいただけます。特にタイトルにもなった「ねことワルツを」は、幼き日のフジコさんがお父さんとワルツを踊る喜びと、その後の別れの哀しみを詠んだ詩で、胸に迫るものがあります。


《著者情報》
フジコ・ヘミング ピアニスト。本名、ゲオルギー・ヘミング・イングリット・フジコ。スウェーデン人の父と日本人の母のもと、ベルリンに生まれる。5歳でピアノを始め、10歳でレオニード・クロイツァーに師事。東京芸大卒業後、28歳でベルリン音楽学校に留学。ウィーンではパウル・バドゥラ=スコダに師事。レナード・バーンスタインやブルーノ・マデルナに才能を認められるが、聴力を失うアクシデントに遭遇。日本に帰国後の1999年、NHK「フジコ あるピアニストの軌跡」が大反響を呼び、デビューCD「奇蹟のカンパネラ」が200万枚を超える大ヒット。以降、世界各国で演奏活動をおこなっている。絵を描くのも好きで、小さい頃から描き続けている。著書に『フジコ・ヘミング 14歳の夏休み絵日記』(暮しの手帖社)、『やがて鐘は鳴る』(双葉社)、『永遠の今』(CCCメディアハウス)など多数。被災者や動物などの支援活動も続けている。

石津ちひろ 愛媛県生まれ。早稲田大学文学部仏文科卒業。3年間のフランス滞在を経て、絵本作家、翻訳家、詩人として活躍中。『なぞなぞのたび』(フレーベル館)でボローニャ児童図書展絵本賞、『あしたうちにねこがくるの』(講談社)で日本絵本賞、『あしたのあたしはあたらしいあたし』(理論社)で三越左千夫少年詩賞を受賞。絵本に『くだもの だもの』『おやおや、おやさい』『おかしな おかし』『どきどきキッチンサーカス』(以上、福音館書店)、『バレエのおけいこ』(ブロンズ新社)。訳書に『あおのじかん』(岩波書店)、『マイロのスケッチブック』(鈴木出版)など多数。

【著者紹介】
フジコ・ヘミング : ピアニスト。スウェーデン人の父と日本人の母のもと、ベルリンに生まれる。5歳でピアノを始め、東京芸大卒業後、28歳でベルリン音楽学校に留学。バーンスタインやマデルナに才能を認められるが、聴力を失うアクシデントに遭遇。日本に帰国後、NHK「フジコ―あるピアニストの軌跡」が大反響を呼び、デビューCDが200万枚を超える大ヒット

石津ちひろ : 愛媛県生まれ。早稲田大学仏文科卒業。3年間のフランス滞在を経て、絵本作家、翻訳家、詩人として活躍中。『なぞなぞのたび』(フレーベル館)でボローニャ児童図書展絵本賞、『あしたうちにねこがくるの』(講談社)で日本絵本賞、『あしたのあたしはあたらしいあたし』(理論社)で三越左千夫少年詩賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • starbro さん

    フジコ・ヘミングの絵本を見つけたので、読みました。フジコ・ヘミング にこんなに画才があるとは思わなかったにゃあ(=^・^=) アートで音楽が聴こえてきそうな素敵な絵本です♪ https://www.youtube.com/watch?v=vhPDuJycPpc https://www.fukuinkan.co.jp/book/?id=7127

  • のっち♬ さん

    石津ちひろの言葉とフジコ・ヘミングの絵で猫への愛情を表現する15編。猫好き同士がタッグを組んでの10年越しの完成。フジコの多忙もありコロナ禍になるまで制作も停滞していたようだ。石津の文はふんだんに韻を踏んだ早口言葉や詩が多くを占め、ポロパラポロンと語感も音楽的なリズム感を意識した印象。フジコのパーソナルなエピソードも多く盛り込まれており、母親をこいしいと思う場面や、終盤の父親との別れのワルツは、過ぎ去った過去をイメージさせる灰色の色調が強く打ち出されており、ノスタルジックな感興と共に物寂しい余韻を残す。

  • yomineko@猫と共に生きる さん

    フジコヘミングさんの優しい音色が好き。ガンガン轢かない所が大好き。絵と詩もそんなゆったりとしたフジコさんの豊かで優しい心が伝わって来る。やはり平和の家に咲いているのは「ひなげしの花」🌸🌸🌸

  • ネギっ子gen さん

    世界的なピアニストで、被災者や動物などの支援活動も続けているフジコ・ヘミングは、小さい頃から絵を描くのが大好き(⇒『フジコ・ヘミング 14歳の夏休み絵日記』)。詩人・絵本作家・ 翻訳家である石津ちひろとの初めてコラボ。本作は、福音館書店の編集者がフジコのドキュメンタリー番組を見て、その中で紹介されていた絵に魅了されたことがきっかけに、12年の歳月を経て完成したとか。猫への愛情を表現した石津のことばが15編。それに、フジコの心温まる絵が応えた。早口言葉あり、韻を踏んだ詩がありと、猫について存分に楽しむ絵本。

  • たまきら さん

    とてもお洒落な作りです。フジコ・ヘミングの色使い、面白いな。絵も石津ちひろさんの詩もねこ愛に満ちていて、猫好きにはわかる世界かな。

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