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おうち性教育はじめます 一番やさしい!防犯・sex・命の伝え方

フクチマミ

User Review :4.0
(1)

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784040645179
ISBN 10 : 4040645170
Format
Books
Publisher
Release Date
March/2020
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

子どもにどうやって伝えたら…が、マンガでわかる!

「なんでママは立っておしっこしないの?」と聞かれたら、
「知らないおじさんに髪をひっぱられた!」と子どもが泣いて帰ってきたら、どうしますか?
おうち性教育=子どもを守るための教育です― 

自らが学校で詳しく「性教育」を教えてもらってこなかったママ・パパたち。今の学校ではさらに教える範囲が狭くなっています。その一方、幼児からネットを使い性情報に簡単につながることができる現在、子どもが性の対象になった事件を伝えるニュースも連日報道され「自分の子どもを被害者にも加害者にもしたくない」という漠然とした不安でいっぱいです。性教育を学ぶことは、実は「性犯罪の被害者・加害者にならない」「低年齢の性体験・妊娠のリスクを回避できる」さらに「自己肯定感が高まり、自分も人も愛せる人間になる」とメリットばかり!

では、いつ何から伝えるの? 世界では、5歳から(!)の性教育を取り入れている国が多く、3〜10歳ごろの自分の体に興味を持ち始めた時が最も教えやすいタイミング。お風呂上がりに「おしり〜おっぱい〜」とふざけ始めたら、教えるチャンスです! 本書は、「うちにも赤ちゃんはくる?」といった突然やってくる素朴な質問への答え方から、性犯罪の被害者・加害者にならないための日々の言葉かけ、思春期に訪れる男女の心と体の変化まで、親子で一緒に学ぶことができます。
日々の家族の会話で子どもを守り、これからの時代を生き抜くための力を養う「おうち性教育」をはじめましょう。


【目次】
1章 おうち性教育=子どもの幸せを守るための教育です
1…学校では学べない?親が教えるメリット 2…思春期では遅い!?おうち性教育年齢
2章 おうちでまず伝えたい3つのこと
1…勝手に触らない・触らせないプライベートパーツ 2…防犯のために知っておきたい「NO・GO・TELL」 3…何でも相談できる親子関係を作るには?
3章 親も一緒に!からだとこころを学ぼう
1…子どもに教えるときの注意点 2…男の子のこころとからだ 3…射精ってなに? 4…精通があったら 5…一緒にお風呂はいつまで?
6…女の子のこころとからだ 7…妊娠と月経(生理)のこと 8…月経(生理)がきたら 9…ママの生理をどこまで伝える?伝えない? 10…「出産」を話そう 11…受精と性交の話
4章 こんな時どうする!性のはなしQ&A
・うんち、おしっこ、おしり、ちんちんなどを連呼するので困っています。・性器さわりをしているのを見てしまいました・家族団らん、TVでベッドシーンを見たら・子どもがAV、アダルトサイトを見ていた・パートナーが性教育に無理解、非協力的・子どもはいつからセックスしていいんだろう・避妊について、いつどう伝えればいい?
5章 大人が知っておきたい これからの性の話
1…“3つ”の性行為 2…男女ともに大切なセルフプレジャー(マスターベーション) 3…SEXだけじゃない性的ふれあいって? 4…多様で豊かな性のあり方

【著者紹介】
フクチマミ : マンガイラストレーター。日常生活で感じる難しいことをわかりやすく伝えるコミックエッセイを多数刊行している

村瀬幸浩 : 東京教育大学(現筑波大)卒業後、私立和光高等学校保健体育科教諭として25年間勤務。この間総合学習として「人間と性」を担当。1989年同校退職後、25年間一橋大学、津田塾大学等でセクソロジーを講義した。現在一般社団法人“人間と性”教育研究協議会会員、同会編集による『季刊セクシュアリティ』誌編集委員、日本思春期学会名誉会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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娘が生まれたことがきっかけで読んだネット...

投稿日:2021/03/11 (木)

娘が生まれたことがきっかけで読んだネットで話題になっていた本。 性教育という口にするのも躊躇ってしまうような、重く難しいテーマをポップなマンガを用いて分かりやすく読みやすく噛み砕いてあり、とても入りやすかった。 自分が親にしてもらったことや、これまで自分が生きてきた道はベストと勝手に思いがちだけど、こうして正しい知識を知っていくと、実はそうとも限らないと学んだ。 周囲には男子が多い学生生活を送ってきたため、わりとホモソーシャルで生きてきたが、娘やこの先に出会うかもしれないLGBTQの方を思うと、スマホやパソコンと同じく、考え方を常にアップデートさせていかなければいけないと気付かさせてくれた本。

だーいし さん | 千葉県 | 不明

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • mariya926

    読友さんのレビューを読んで、いつかの時のためにリクエストしたのですが…なんと3歳から10歳の親に必要な本でした。漫画だから簡単に読めますが、内容は深いです。『プライベートパーツ』口、胸、性器、おしり。その人のいのちに関わる部分なので、他人(親であっても)勝手に触ったり、触らせたり、見ようとしたり、見せてはいけない。大切に扱わなくてはいけない(優しく清潔に)勝手に触ったり見ようとしてきた人には『嫌だ』と言い逃げるように教える。正しい性についての教育を家庭でもできるように、一度は読んで欲しい内容です。

  • ☆よいこ

    保護者向け性教育指導本。「性教育」というとなんかハードル高そうだけど、イコール「子どもの幸せを守るための教育」だと言われるとコレは知っとくべきだと思う。親が教えるメリットがある。性的なトラブルを避けることができ(被害者にも加害者にもならないために)、尚且つ自己肯定感を高めることができる。質問された時に焦らないためには、親も練習が必要。恥ずかしいことでも汚いことでもない、事実を淡々と説明する&セックスだけが愛情表現でないことも知る▽コミックエッセイ風で、読みやすい。なるほどーってかんじ。多様性は豊かさ。

  • yasunon

    相性:★★★☆☆ 抜粋:「性についての無知・無理解は無謀な性行動を生み出す。性についてしっかり学ぶことは慎重な性行動、幸せにつながる性行動を生み出す」 所感:幼児期からの性教育についての本。マンガで読みやすい。子供に教えるためには、まずは親が男女の体や性のしくみを理解する必要があるという。なんとなく性に恥ずかしい、ネガティブなイメージで育った世代なので、抵抗感を無くしていきたい。「赤ちゃんはどこから産まれてきたの?」ある日突然来るかもしれない質問に、それをきっかけに淡々と、事実を伝えられるように備えたい。

  • あっか

    超良書!親から子に伝えたい性教育関連の本は多々読んで来ましたがベストオブベストくらい良かった。全編コミックエッセイで読みやすいのはもちろん性教育というか最早「命の教育」、子ども達が自分も大切な人も大事にできる伝え方が満載。実際にどう伝える?と悩むところも具体的な声掛け例が載っているし(しかもとても納得で実践的!)子育てしている人なら本当に全員に読んでほしい!と思える1冊でした。おうち性教育という表題的に、目を背けたくなったり家でやらなきゃいけないの?ー感を感じさせるかもですが読んでみたら感動すること必至!

  • 性について学ぶことによって、性的なトラブルを避けることができる。それだけでなく、自分の性や体に対して肯定的に捉えられるようになって「自己肯定感の高い人間」に育つ。子どもに性について伝える難しさや、かけるべき言葉の例がコミックで描かれており興味深い。またいずれ読み返してみたいと思える本だった。

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