ピーター・ブラウン

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貧者を愛する者 古代末期におけるキリスト教的慈善の誕生

ピーター・ブラウン

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784766419320
ISBN 10 : 4766419324
フォーマット
発行年月
2012年04月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
20

内容詳細

今日もキリスト教社会で高く評価される美徳の一つ「貧者への愛」。それは紀元4‐5世紀に誕生し、キリスト教会を中心とする新しい社会システムを創成する新機軸となった。ローマ帝国のキリスト教受容という出来事を、古代末期研究の泰斗、ピーター・ブラウンが独自の視点で読み解く。メナヘム・スターン記念エルサレム歴史講演の記録。

目次 : 第1章 「貧者を愛する者」―一つの公的な徳目の創造(「都市を愛する者」から「貧者を愛する者」へ/ 「受けるよりも与えるほうが幸いだ」―パウロからコンスタンティヌスまで/ コンスタンティヌス以後―特権と救貧)/ 第2章 「貧者を治める者」―司教とその都市(預言するより施与せよ/ 「貧者」の定義をめぐる問題/ 二極分化のイメージ ほか)/ 第3章 「謙譲」―東方帝国における貧困と連帯(キリスト教的慈善の変化―社会的想像力における変化/ 古代末期における人口学的危機の欠如/ エヴェルジェティスムのキリスト教化 ほか)

【著者紹介】
ピーター・ブラウン : 1935年アイルランド、ダブリン生まれ。オクスフォード大学ニュー・カレッジ卒。同大学フェロー、ロンドン大学、カリフォルニア大学バークレー校教授を経て、1986年、プリンストン大学歴史学科のロリンズ記念教授職に着任。1996年以降はロンドン大学ロイヤル・ホロウェイ・カレッジの名誉フェローとなる

戸田聡 : 文学博士(オランダ・ライデン大学)。専攻は古代キリスト教史、東方キリスト教文学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • almadaini さん

    少し前に読了。ピーター・ブラウンによる本文もいろいろと勉強になったが、訳者による「ピーター・ブラウンの古代末期理解をめぐって—訳者あとがきに代えて」は、ピーター・ブラウンの著作群の実証の弱さと古代末期におけるキリスト教の重要性を指摘しておりいろいろと考えなくてはならない。

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ピーター・ブラウン

作家・イラストレーター。アメリカのニュージャージー州で自然と親しみながら育つ。絵本に『ふしぎなガーデン 知りたがりやの少年と庭』(2014年ボストングローブ・ホーンブック賞大賞、ブロンズ新社)、『きょうふのおばけにんじん』(2013年コルデコット賞オナーブック、学研プラス)などがある。ニューヨーク在

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