ピーター・ブラウン (作家)

人物・団体ページへ

帰れ 野生のロボット

ピーター・ブラウン (作家)

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784834085211
ISBN 10 : 483408521X
フォーマット
出版社
発行年月
2021年05月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
320p;22

内容詳細

ずたずたに破壊されてしまった「野生のロボット」ロズは、飛行船に乗って無人島をあとにした。むかった先は人間社会。ロズははたして生きのびることができるのだろうか?そして、息子のキラリや友だちのみんなに、ふたたび会うことができるのだろうか?前作『野生のロボット』に続き、自然と科学、さらには人間社会のあり方についての問いかけに満ちた物語。

【著者紹介】
ピーター・ブラウン : 作家・イラストレーター。アメリカのニュージャージー州で自然と親しみながら育つ。絵本に『ふしぎなガーデン 知りたがりやの少年と庭』(2014年ボストングローブ・ホーンブック賞大賞、ブロンズ新社)、『きょうふのおばけにんじん』(2013年コルデコット賞オナーブック、学研プラス)などがある。ニューヨーク在住

前沢明枝 : 翻訳家。東京の郊外で様々な野生生物との出会いを経験する。訳書に『バドの扉がひらくとき』(ニューベリー賞受賞作品)『家出の日』(産経児童出版文化賞推薦、以上徳間書店)など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

ユーザーレビュー

総合評価

☆
☆
☆
☆
☆

0.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0

読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

powered by

  • アナーキー靴下 さん

    去年読んだ児童書の中で、私的にはかなり高ランクに位置している「野生のロボット」の続編。本作もまた良かった。前作同様、さらっと読めばハートフルな感動に包まれる子供向け作品のようであるのに、所々、心に爪痕を残すような引っかかりがあり、そして読後はさらに深く考えてしまうような何かがある。主人公ロボット、ロズの「擬態」は、設計者にとって、こうでありたい理想の投影となっていたのではないだろうか。人間にとって、存在すると信じたいもの。前作から引き続き、ロズの真意を想像すると恐ろしくもあるが、しかし今回の余韻は温かい。

  • ☆よいこ さん

    児童書。『野生のロボット』続編。野生化したロボットは傷付き倒れた。傷を癒すために工場に運ばれたロボット、ロズは「普通のロボット」のフリをして生き延びた。足の悪い父親と子供2人で営む丘の上農場に買い取られたロズは、いつの日か自分の家族が待つ島に帰ることを夢見る。逃げ出すための準備をし我慢の日々だったが、ガンの息子キラリがロズを見つけ出した。ロズはキラリと島に帰る旅を始める。▽ロズの我慢強さ、優しさ、勇気にわくわくする。良本。

  • 信兵衛 さん

    本続編の映画化も既に決定されているそうです。楽しみ。 また、原作には未邦訳の第3弾「ワイルド・ロボット・プルジェクツ」もあるそうです。是非翻訳刊行して欲しい処です。

  • NakaTaka さん

    とても面白かった。野生のロボットの続編。ロズは、プログラミングはそのまま、つまり以前の記憶を残したまま、体の修理だけされ、今度は農場で働く。でも、無人島には帰りたい。そのためにやったことは。ロズの優しさ温かい心。それはロボットとしては欠陥品なのか?キラリとの再会。親子の情愛の深さに胸打たれる。効率的に生きるロボット設計技術者だって、心動かされるだろう。感動した。

  • joyjoy さん

    「ロズ、夜は働くな。子どもたちと料理をするのがおれの楽しみなんだ」。シャリーフさんは、どこまでをロボットに任せるか、任せずに自分でやりたいことは何か、分かっているね。私たちは大丈夫?いつの間にか、あれもこれもAIに頼りすぎていないかな。 島で、動物たちはいつまでも生きているわけではない。ロズ、寂しくならないかな?でも、また新たに誰かのママになったりするのかもしれないな。「これが私です」と言えるものを見つけたロズ、すてきだ。

レビューをもっと見る

(外部サイト)に移動します

文芸 に関連する商品情報

おすすめの商品