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知識の社会史 知と情報はいかにして商品化したか

ピーター・バーク

Product Details

ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784788509108
ISBN 10 : 4788509105
Format
Books
Publisher
Release Date
August/2004
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

知はいかにして社会的制度となり、資本主義世界に取り入れられたか。旅行案内、地図、職業広告、株式からスパイ、印刷術、図書館などを題材に、グーテンベルクから百科全書まで、知の歴史をパノラマ的に展望。

【著者紹介】
ピーター・バーク : 1937年、ロンドン生まれ。現在、ケンブリッジ大学エマヌエル・カレッジ教授。専門は文化史研究。著書多数

井山弘幸 : 1955年、静岡県生まれ。1978年、東京大学理学部卒業。1983年、同理学系大学院博士課程科学史科学基礎論専攻、単位取得退学。現在、新潟大学人文学部教授

城戸淳 : 1972年大阪府生まれ。東北大学文学研究科博士課程退学。現在、新潟大学人文学部助教授。専門は哲学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • テッテレこだち

    16〜18世紀ごろのヨーロッパを中心に、上は王侯貴族から下は職人や農民に至るまで、いかに「知識」、あるいは情報が社会の中に集積され流通されていったかを、大学の制度や図書館や出版や歴史的・地理条件などさまざまな角度から考察したもの。ときどき比較対象としてアジアの話もでてくるが、上記題材から「ヨーロッパにとってのアジア」的な面が強い感じにはなる。文章はかなり読みやすい。性質上注がともかく厖大。

  • 志村真幸

     社会史の立場から、「知識」について俯瞰した一冊だ。  印刷術、図書館、教会、知的財産権、読者、懐疑主義など、多数の分野からアプローチしている。研究状況を整理して、有用と思われる視点を提示していく書き方だが、著者独自の感性と観点でまとめられており、非常におもしろい。伝統的な切り口であっても、新しい側面から光を当てており、どのページも新鮮な興味と驚きをもって読み進めることができた。  あらゆる分野が扱われているので、本書を手がかりにして研究テーマを探すのもいいだろう。興味関心を広げていく入口として機能する。

  • 水無月十六(ニール・フィレル)

    歴史において「知識」がいかなる方法でまとめられ、扱われ、商売になってきたかをまとめた本。序盤は何が書きたい本なのか掴むのに苦労したが、章を経るごとに興味深く面白い内容に引き込まれていった。社会におから「知識」についての歴史を扱う内容は、かなりの濃度で一気に読むと熱が出てくるかもしれない。しかしそれに見合う知的興奮がある本ではあるので、「知識」という言葉にテンションが上がる人は是非一読を。

  • ぽてと

    これでもかというくらい人名が出てくる。中身はというと、マンハイムやフーコーがよく出てくるけれども、知識社会学と言うよりは知識と社会の関係史とでも言った方が良さそうなもの。この本における「知識」とは、生である情報を利用しやすいように体系化したものである。そんな知識を大学や知識人、図書館、都市などと絡めて近代までの歴史を見ていくのだが、何しろ話題が豊富でその分掘り下げが足りなくなってしまっている。

  • みかん

    グーテンベルクが印刷技術を発明したことによって、知識は本に記録、保管、分類、管理される対象となった。その歴史的過程について。

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