新版 魂(ソウル)のゆくえ

ピーター・バラカン

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784865592085
ISBN 10 : 4865592083
フォーマット
発行年月
2019年09月
日本
追加情報
:
280p;19

内容詳細

この1冊が日本の音楽ファンを育んできた!
刊行30周年を記念して、
ソウル・ミュージック・ガイドの決定版をリニューアル新発売!


愛され続けるロングセラー(11刷)に、
11のプレイリスト=全448曲を加えた新版の登場です。
デザインや本文組みも一新しました。

FM番組『バラカン・ビート』『ウィークエンド・サンシャイン』や
NHKワールド『ジャパノロジー・プラス』などラジオやテレビでおなじみ、
ピーター・バラカンが、ゴスペルからヒップホップまで、
アメリカのソウル・ミュージックの歴史とスターたちを語った本書は、
多くのミュージシャンやリスナーに支持され、ロングセラーとなっています。

この30周年記念版は、著者が各章ごとに新しく選んだ合計448曲のプレイリストを、
ストリーミング・サービスのSpotifyに作成し、
リンクQRコードと書き下ろしの解説を加えた新版です。

ヒップホップがポピュラー音楽の主流となっているなか、
若いリスナーたちがブラック・ミュージックの歴史に
新たな関心を寄せている今、最適の入門書としてお薦めしたい1冊です。

※本書は、2008年に弊社から発売した『魂(ソウル)のゆくえ』の改訂新版です。
1989年のオリジナルの新潮文庫版発売から数えて今年が30周年にあたります。

◎著者プロフィール
ピーター・バラカン Peter Barakan
1951年ロンドン生まれ。ロンドン大学日本語学科を卒業後、1974年、音楽出版社で著作権関係の仕事に就くため来日。一九八〇年に退社後、執筆活動やラジオ番組への出演などを始める。八〇年代にはYMOとそのメンバーの海外コーディネーションを担当。八四年から三年半、TBSテレビのミュージック・ヴィデオ番組『ザ・ポッパーズMTV』の司会を務めた。
現在はフリーランスのブロードキャスターとして活動。ラジオ/テレビで『ウィークエンド・サンシャイン』(NHK-FM)、『バラカン・ビート』(Inter FM)、『ライフスタイル・ミュージアム』(Tokyo FM)、『ジャパノロジー・プラス』(NHK BS1、NHK World)などの番組を担当。
また、二〇一四年から毎年秋に開催されている音楽フェスティヴァル『Peter Barakan's Live Magic!』を監修している。
おもな著書に『ロックの英詞を読む──世界を変える歌』(集英社インターナショナル)、『ピーター・バラカンのわが青春のサウンドトラック』(光文社知恵の森文庫)、『ラジオのこちら側で』(岩波新書)、『ピーター・バラカン音楽日記』(集英社インターナショナル)がある。

◎目次
二〇一九年版の読者のみなさんへ

00 はじめに──ぼくにとってのソウル・ミュージック
01 ゴスペルの話から始めよう─ソウル前史
02 R&Bからソウルへ──レイ・チャールズ、サム・クック、ジェイムズ・ブラウン
03 モータウン─黒人の夢を乗せた都会のサウンド
04 サザン・ソウル──スタックスが作りあげた六〇年代の奇跡
05 ニュー・オーリンズのR&B
06 七〇年代ソウルのスーパースターたち──内省と成熟
07 フィラデルフィア・ソウル─都会育ちの黒人たち
08 ファンク、ロックとソウル
09 ディスコ・ブームとソウルの死
10 ヒップ・ホップの時代
11 魂のゆくえ──むすびに代えて

▶プレイリスト
01 ゴスペルの話から始めよう
02 R&Bからソウルへ
03 モータウン
04 サザン・ソウル
05 ニュー・オーリンズのR&B
06 七〇年代ソウルのスーパースターたち
07 フィラデルフィア・ソウル
08 ファンク、ロックとソウル
09 ディスコ・ブームとソウルの死
10 ヒップ・ホップの時代
11 魂のゆくえ

あとがき
人名索引

ユーザーレビュー

総合評価

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5.0

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あぁ。待っていました。 早く読みたい。。...

投稿日:2008/04/13 (日)

あぁ。待っていました。 早く読みたい。。。

はるきち さん | 佐賀県 | 不明

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読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

powered by

  • らぱん さん

    著者にとってのソウルは自分を解放してくれる音楽だと話は始まる。まるでいつものラジオで聴いているように音楽を読んだ。 彼が愛するソウルという音楽とはどういうものか。ソウルの歴史の前史はゴスペル。R&B、モータウン、サザンソウルへ。ニューオーリンズとフィラデルフィアに触れて、ソウルとファンクやロックの関係。ソウルの全盛期のスーパースター。ディスコ・ブームが齎したソウルの死。…たくさんのミュージシャンと楽曲の紹介があり、レーベルの説明に裏話やエピソードがあり、それぞれの時代の社会背景との関係性などもある。↓

  • クラムボン さん

    2019年に新版として2度目の復刊となったそうだ。70年代の半ばには、わずかの例外を除いて終わったと言う《ソウルミュージック》だが、復刊を望んだ熱烈なファンがいるのだろう。私はライトなリスナーだが、ソウルの息の根を止めたのがディスコ・ミュージックだと聞かされると、ブームの凄まじさを今更ながら感じる。ゴスペル、R&B、モータウン、サザンソウル、ファンクと変遷し、数々の名曲を生んだソウルの死は寂しいが、ピーター・バラカンが終章で紹介した最近の西アフリカや中米の音楽に心惹かれた。何やらソウル(魂)を感じるな。

  • naomi_chi さん

    一家に一冊。Spotify登録者ではないけどQRコードでプレイリストに飛ぶのはありがたい。

  • Qfwfq さん

    ★5

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人物・団体紹介

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ピーター・バラカン

1951年ロンドン生まれ。ロンドン大学日本語学科を卒業後、1974年、音楽出版社で著作権関係の仕事に就くため来日。80年代にはYMOとそのメンバーの海外コーディネイションを担当。84年から3年半、TBSテレビのミュージック・ヴィデオ番組『ザ・ポッパーズMTV』の司会を務めた。現在はフリーランスのブロ

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