ピーター・スワンソン

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そしてミランダを殺す 創元推理文庫

ピーター・スワンソン

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784488173050
ISBN 10 : 4488173055
フォーマット
出版社
発行年月
2018年02月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
432p;15

内容詳細

実業家のテッドは空港のバーで見知らぬ美女リリーに出会う。彼は酔った勢いで、妻ミランダの浮気を知ったことを話し「妻を殺したい」と言ってしまう。リリーはミランダは殺されて当然だと断言し協力を申し出る。だが殺人計画が具体化され決行日が近づいたとき、予想外の事件が……。男女4人のモノローグで、殺す者と殺される者、追う者と追われる者の攻防を描く傑作ミステリ! 解説=三橋曉

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2019このミス海外編2位!ということでわく...

投稿日:2019/01/07 (月)

2019このミス海外編2位!ということでわくわくしながら読み始め、一番いいところで一旦止めて結末を想像中です。この著者は初めて読みますがとても上手い。

fugyo さん | 東京都 | 不明

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読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • ヴェネツィア さん

    各章はリリーをはじめ主要な登場人物たちの視点によって語られる(厳密な意味での一人称ではなく、三人称が織り込まれている)手法。これは十分に功を奏していると思われる。そして物語の中盤でのいきなりの大きな方向転換には唖然としつつも、その巧みな策術に乗せられてゆく。やや物足りない面もないことはないが、三者三様の(キンボールを含めて四者とするべきか)心理劇としてのドラマは大いに感興をそそるものである。最後をどんな風に結ぶのかと興味を持って読んでいたのだが、そのエンディングがまた実に上手い。海外ミステリーの上々吉。

  • W-G さん

    面白かった。話の展開自体は、国内の新本格物と比べても、そこまで凝っている訳ではなく、その辺りを読み慣れている人であれば驚きは少ないかもしれない。ただ、こういうシンプルな仕掛けをズドンと放ってくるパワフルさは、海外作品にはあって国内ミステリにはあまり見られないものかもしれない。そういったところで、内容は全く違うが、近い国内作品として『容疑者Xの献身』を連想した。とにかくまぁ、男目線で見ると、テッドが哀れに感じるくらい、したたかな女性ばかりが登場する。著者の他の作品も気になる。

  • starbro さん

    『このミステリーがすごい! 2019年版』海外編&〈週刊文春〉2018年ミステリーベスト10海外部門&「ミステリが読みたい!2019年版」海外篇(『ハヤカワ・ミステリマガジン』2019年1月号)いずれも第2位ということで読みました。官能ノンストップミステリ、好評価に違わず、予想外の展開で楽しめました。映画化されるようですが、ヒットの予感です。 http://www.webmysteries.jp/archives/14220924.html 【読メエロ部】

  • 青乃108号 さん

    複数視点同時進行型犯罪小説。視点が変わる度に時系列が行きつ戻りつしながら物語が語られるので度々混乱しながらもその見事な構成に没頭して読んだ。なるほど。こういうオチか。登場する女性、ミランダとリリー、2人の魅力にああ、これは仕方ないなと巻き込まれやらかしてしまう男達の運の悪さに同情を禁じ得ない。と言いながらも1度は此のような女性にお目にかかりたかったなとも思う、やらかしたくはないけど。

  • ゆのん さん

    久しぶりの海外小説。当時人物に全く共感はできないが、内容は非常に面白かった。シドニー・シェルダンの作品によくあるような女性が主人公で復讐やのし上がってゆく小説、悪女が登場する小説は大好物である。故に決して褒められない行動や犯罪を犯しているが応援してしまう自分がいる。一部の終わりでは思わず『うそ・・』と呟いてしまう程、物語は意外な方向へ。俄然面白くなってゆく。小刻みに読者を裏切ってゆく為、一気に読まされてしまった。ラストは『そう来るかっ!』という感じ。何冊本を読んでも素直に騙されてしまう自分に苦笑。

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