イシスのヴェール 自然概念の歴史をめぐるエッセー 叢書・ウニベルシタス

ピエール・アド

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784588011092
ISBN 10 : 458801109X
フォーマット
出版社
発行年月
2020年01月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
522p;20

内容詳細

「自然は隠れることを好む」。ヘラクレイトスの謎の箴言から、25世紀にわたる西洋世界の自然探究が始まる。慎しみ深く身を隠す女神の真の相貌をめぐって、古代哲学から中世の神秘主義、ルネサンス以降の機械論的世界観からゲーテ、ニーチェやハイデガー、そして現代科学にいたるまでの人間の知が繰り広げてきた思索の営みの物語。フーコーの信頼厚かったフランスの古典学者アド、初の邦訳。

目次 : 1 死のヴェール/ 2 自然のヴェール/ 3 「“自然”は隠れることを好む」/ 4 自然の秘密のヴェールを外す/ 5 プロメテウス的態度―技術による秘密の発見/ 6 オルフェウス的態度―言論、詩、芸術による秘密の発見/ 7 イシスのヴェール/ 8 自然の秘密から実存の神秘へ―畏怖と感嘆

【著者紹介】
ピエール・アド : 1922年生。パリのカトリック家庭に生まれ、神学教育を受ける。15歳で高等神学校に進級、22歳で司教の資格を得たのち、ソルボンヌで神学・哲学・文献学を学ぶ。27歳でCNRS(フランス国立科学研究センター)の研究員となり、宗教界を離れて哲学の道を選ぶ。文献学の研究を土台として、古代ギリシア思想と新プラトン主義、とくにプロティノス研究で著名となる。1963年には´EPH´E(高等研究実習院)のディレクター、82年にはミシェル・フーコーの推薦もありコレージュ・ド・フランスの教授に就任。2010年没

小黒和子 : 1958年東京女子大学文理学部英米文学科卒業。1966年米国ワシントン大学大学院修士課程修了。元東京女子大学助教授、元早稲田大学非常勤講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

ユーザーレビュー

総合評価

☆
☆
☆
☆
☆

0.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0

人物・団体紹介

人物・団体ページへ

ピエール・アド

1922‐2010年。パリで神学教育を受け、司祭の資格を得たあと、ソルボンヌで神学・哲学・文献学を学ぶ。二七歳でフランス国立科学研究センター(CNRS)の研究員となり、哲学の道に進む。文献学に基づいた古代ギリシア思想や新プラトン主義の研究を専門とした。フランスで初めてウィトゲンシュタインについて論じ

プロフィール詳細へ

哲学・歴史・宗教 に関連する商品情報

おすすめの商品