ビルギット・アダム

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王様も文豪もみな苦しんだ性病の世界史

ビルギット・アダム

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784794211880
ISBN 10 : 4794211880
フォーマット
出版社
発行年月
2003年01月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
20cm,253p

内容詳細

昔も今も下半身に人格なし。本書は、淋病、梅毒からエイズまで、これまであまり注目されてこなかった、性病に苦しみ続ける人類の歴史をペーソスあふれる筆致で綴る異色の文化史。

【著者紹介】
ビルギット・アダム : 1971年南ドイツのバイエルン生まれ。アウグスブルク大学およびスコットランドのエジンバラ大学で英文学とコミュニケーション論を学ぶ。現在は作家、翻訳家、英語教授として活躍中

瀬野文教 : 1955年東京生まれ。北海道大学独文科修士課程卒。DAAD(ドイツ学術交流会)給費生としてケルン大学に留学。現在ドイツ語塾トニオ・クレーガーを経営(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • ikatin さん

    (図書館)講義準備のため斜め読み。ある程度拡大解釈があるにしろ、中世ヨーロッパ性風俗環境おそるべし。SNSの普及により現代の性のカジュアル化も加速され、また別の意味で今後が心配である。そこにアダムとイブがいる限りはねえ・・・。

  • ショコラテ さん

    著者がおそらくドイツ人のため、ドイツの事例が多い。人類が長年苦しんできた性病の世界史。『怖い絵』や皆川博子氏の『薔薇密室』がお好きな方はご一読されるのもいいかも。それにしても、歴史的有名人のあの人もこの人も梅毒だった!というのは…いろいろな意味で凄いです。この性欲があったからこそ、人類は地に満ちたんでしょうね。同時に病も犯罪も満ちたけど。

  • nranjen さん

    梅毒や淋病といった性病について、第一章ではヨーロッパの性病を歴史から、第二章では治療法の変遷、第三章では近現代の社会変化と性病、そして第四章では現代のエイズについて、王族、芸術家や哲学者、独裁者、アイドルなどの例を交えて論じられている。それと同時に性病とどう向き合ってきたのかという社会の変化も描き出されている。原文か訳文かわからないけど、マネとモネが混同されている気がする。

  • 19690702 さん

    真偽ははっきしとしないとしても、梅毒による高揚で生み出されたニーチェの哲学と、健康であったヒトラーの蛮行との比較は面白かったです。考えたこともなかったので物の見方として新鮮でした。序盤から中盤の性病に対する偏見や差別と対応が右往左往する議論を読んでいると、無知な中世人はしょうがないなと思っていましたが、終盤のエイズへの対応や右往左往を見ると、自分も人のことは言えないなと反省しきりです。

  • karasu さん

    システィーナ礼拝堂が、教会が経営している売春宿の利益で建てられたことを知った。すごいことやってたんだなあ。

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ビルギット・アダム

作家、翻訳家。1971年南ドイツのバイエルン生まれ。アウグスブルク大学およびスコットランドのエジンバラ大学で英文学とコミュニケーション論を学ぶ

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