困難な選択 上

ヒラリー・クリントン

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784532169411
ISBN 10 : 4532169410
フォーマット
発行年月
2015年05月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
19

内容詳細

2008年の大統領予備選後、ヒラリーは上院議員の職に復帰するつもりだった。だが予想外なことが起きる。民主党の大統領候補指名を争ったライバルであり、大統領に当選したばかりのバラク・オバマが、彼女に国務長官就任を要請したのである―。この回顧録は、類例ない歴史的な4年間に、ヒラリーが国務長官として経験した危機、難題、そして選択を明らかにするものである。

目次 : 第1部 再出発(二〇〇八年―チーム・オブ・ライバルズ/ フォギー・ボトム―スマート・パワー)/ 第2部 太平洋を越えて(アジア―旋回/ 中国―未知の海域/ 北京―反体制活動家/ ビルマ―淑女と将軍たち)/ 第3部 戦争と平和(アフパク―増派/ アフガニスタン―戦争を終わらせるために/ パキスタン―国家の名誉)/ 第4部 希望と歴史のあいだ(欧州―強い絆/ ロシア―リセットと後退/ 中南米―民主主義者と煽動政治家/ アフリカ―銃か成長か)

【著者紹介】
ヒラリー・クリントン : 2009年から2013年まで米国務長官を務めた。国務長官就任以前の40年間を、社会活動家、弁護士、ファーストレディ、上院議員として、市民への奉仕と公職にささげた(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • Isamash さん

    ヒラリー・クリントン2014年著作翻訳書。国務長官としての初訪問先がアジア重視を示すため日本だったのだ。オバマ政権成果としてビンラディン殺害経緯が詳細に書かれてる。逮捕して法廷で裁く気が殆ど皆無に驚くのは私の米国人や国際的常識の不理解に起因?強力な皇帝を賞賛し、国境地帯の国々の支配目指しロシアが弱小国と見られたり西側のなすがままになることは二度としない決意と描く、彼女のプーチン評は今読んでも凄く的確。熱心に協力を求める姿を見せてはいけない。彼は力強さと決断力だけを理解するから。某氏は本書読むべきだったか。

  • BLACK無糖好き さん

    オバマ大統領の一期目に国務長官を務めたヒラリー・クリントンの外交活動記録。守秘義務もあるが、アメリカの外交方針の概要は述べられている。興味深いのは"ブルドーザー"と言われるやり手外交官リチャード・ホルブロックと手掛けたアフガニスタンでのタリバンとの和平プロセスの顛末。この外交官の評価は大変気になる。一方でメキシコの麻薬カルテル掃討にも関与するが、カルテルが使用する武器の大半がアメリカから供給されている点をメキシコ大統領からも指摘される、アメリカの推し進める自由と民主主義外交と現実の矛盾が浮き彫りになる。 

  • koji さん

    「困難な選択」を迫られた時、どう対処するか。著者のレベルはとてつもなく大きなものですが、小さくても日々の参考になればと思い手に取りました。纏めると次の通りです。@自分のチームのパワーに自信を持ちつつ、自らの知識や意志の及ばないものがどれほど多く存在するかについて謙虚な姿勢を保つこと。A有効性の証明された戦略に従い、価値観を守ること。B短兵急に陥らないこと(その粘り強さ)。C秘密を守ること(ビンラディン掃討時の口の固さ)。Dユーモア(笑い)。指導者は悪戯ずき。ヒラリーとメルケルの大笑いのスナップは素敵です。

  • funuu さん

    人生において、人は誰しも困難な選択を迫られる。一部の人は、人よりさらに困難な選択を強いられる。仕事と家庭のバランスをどうとるのか。病気になった子供の世話、年老いた親の介護。学費の捻出方法。よい就職先探しと失業時の対応。結婚するのか、そしてその結婚を続けるのか。子供達が切望し、また当然与えられるべきチャンスをどう与えるか。人生とは、そうした選択の繰り返しである。選択と対処が自分自身を形作っていく。指導者や国家の選択は、戦争か平和か、あるいは貧困か繁栄の分かれ目となる。

  • キミ兄 さん

    オバマとの大統領候補指名を争った経緯から国務長官に就任して辞任までを書いた本。自慢とか後付けが無いわけではないが、やっぱりこの人は知性の人だな。下巻へ続く。⭐️⭐️⭐️。

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