基本情報
内容詳細
大きな傷痕を残した二つの世界大戦と、全体主義の失敗、16世紀から世界を支配していたヨーロッパの衰退で、歴史の終わりがたたえられ、帝国は虚栄の名のもと火刑に処せられたかのようにみえた。しかし、帝国は死すとも、帝国主義だけは永遠に死ぬことはない。その証拠が中国の驚くべき変身であり、あいも変わらぬロシアの復活、大国の重みを隠そうとしないアメリカである。世界の過去を知り、現在を理解するための歴史の重要な教訓がつまったかつてない歴史書。
目次 : 11 ナポレオンまたはフランスの夢の終わり―一八一二‐一八一五年/ 12 中華帝国の九つの人生/ 13 オーストリア王家の終焉―一九一八年/ 14 オスマン帝国の最期―一九一八‐一九二二年/ 15 第三帝国の最期の日々―一九四五年/ 16 原爆で解体された大日本帝国―一九四五年/ 17 イギリス帝国の後退―強国から影響力のある国へ―一九四五年から現在まで/ 18 フランスの植民地帝国の悲劇―一九四五‐一九六二年/ 19 ソ連の最期またはロシア帝国の二度目の死―一九八九‐一九九一年/ 20 アメリカ帝国は衰退に向かうのか?
【著者紹介】
パトリス・ゲニフェイ : 社会科学高等研究院に属するレイモン・アロン政治研究センター研究指導教授。代表的な著書に『革命と帝国の歴史』(ペラン社刊タンピュス・コレクション)のほか、とくに『ボナパルト』(ガリマール刊)は評価が高く、多数の賞を受賞している
ティエリー・ランツ : パリ・ナポレオン財団所長。執政政治と第一帝政の専門家としてすぐれた業績があり、ペラン社からは、『ウィーン会議』、『ヨーロッパの建てなおし―1814‐1815年』(ピエール・ラフュ賞を受賞)、他、著書多数
鳥取絹子 : 翻訳家、ジャーナリスト。著書の他、訳書多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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to boy さん
読了日:2021/10/10
y yoshi (イツモ ホンヲ ハナシマセンデシタ) さん
読了日:2020/04/12
水無月十六(ニール・フィレル) さん
読了日:2021/10/28
田中峰和 さん
読了日:2018/06/23
Teo さん
読了日:2020/11/16
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