パトリシア・ダニエルズ・コーンウェル

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真相 “切り裂きジャック”は誰なのか? 下 講談社文庫

パトリシア・ダニエルズ・コーンウェル

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784062751353
ISBN 10 : 4062751356
フォーマット
出版社
発行年月
2005年06月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
15cm,315p 図版16p

内容詳細

猟奇的な連続殺人犯「切り裂きジャック」。残忍な犯行はロンドンばかりでなく、郊外やフランスにも及んでいたのか!?コーンウェルが推理作家ならではの大胆な推理と、スカーペッタさながらの冷静で細心の調査にもとづいて、真犯人を追い詰めていく。すさまじい情熱を傾けた、著者渾身のノンフィクション。

目次 : 偽りの手紙/ 深い闇/ 夜中の徘徊/ ぴかぴかの黒いかばん/ あやしげな連中/ めった切り/ 悪ふざけ/ 荒野とぼた山/ 宿帳/ かいば桶のなかに/ 三つの鍵/ コブデン家の娘たち/ 昼なお暗き闇/ 死から遠いころ

【著者紹介】
パトリシア コーンウェル : マイアミ生まれ。警察記者、検屍局のコンピューター・アナリストを経て、1990年『検屍官』で小説デビュー。MWA・CWA最優秀処女長編賞を受賞して、一躍人気作家に。バージニア州検屍局長ケイ・スカーペッタが主人公の検屍官シリーズはDNA鑑定、コンピューター犯罪など時代の最先端の素材を扱い読者を魅了、1990年代ミステリー界最大のベストセラー作品となった

相原真理子 : 東京都生まれ。慶応義塾大学文学部卒業(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • ヨーコ・オクダ さん

    上巻よりは読みやすい。警察や新聞社に送られた切り裂きジャックからの手紙の分析、実際の事件の状況と手紙の内容、日付、投函場所等を付き合わせていくところなんかは興味深い。離婚した後もずっと某サイコパスを気にかけて援助し続けた女性の生涯もなかなか。彼女は元夫を疑わなかったのか?結局、残された記録、証拠の状態が悪く、本人も亡くなり、子孫もいないことから、現在の技術をもってしても裁判で有罪にできるようなネタはなく…。まぁ、コーンウェル先生はこの調査に7億円も投じたそうやから、自分の意見を押し通しても許されるよね!?

  • naginuko さん

    シッカートが犯人と特定した上での検証を続けて行く。こじつけと言えなくもない。あまりに古い事件だとやはり立証しづらいのだな。あくまで犯声明文を出した人物が切り裂きジャック本人だとしての検証だが、もし手紙を出したのがただの便乗愉快犯だったら…全ての証拠は崩れ去る。それは誰にもわからない。一番不思議に思った内臓への執着は画家だから、とか性的不能者だから、では納得いかなかった。外科医が疑われるほどの手際のよさだったのだ。 やはり全ての疑問に答えてくれるものではなかった。

  • どら母 学校図書館を考える さん

    記入漏れ

  • ウチ● さん

    ヴィクトリア朝末期ロンドンはイースト・エンドの陰鬱な風景が目に浮かぶ。多くが散逸してしまったとはいえ、ジャック・ザ・リッパー事件関連の証拠品、写真の数々が実際に公文書館にて公開されているとは。本書を読む限り、限りなく「黒」としか思えないシッカートの魅力的な風貌には戦慄さえ覚える。上・下巻を通読して、最後に上巻・扉にある献辞に改めて衝撃・・・スコットランド・ヤードのジョン・グリーヴ副警視官へ・・・貴方なら捕まえられたはず・・・

  • Mazza さん

    小説で読みたい。

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