パスカル・ドゥヴァイヨン

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パスカル・ドゥヴァイヨンとめぐるドビュッシーの島々 前奏曲集を中心に

パスカル・ドゥヴァイヨン

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784276143890
ISBN 10 : 4276143896
フォーマット
出版社
発行年月
2016年05月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
135p;21

内容詳細

目次 : まえがき / 序章 / [1]植物の島 / ヒースの茂る荒地/枯葉 / [2]風の島 / 野を渡る風/西風の見たもの / [3]文学の島 / 音と香りは夕べの大気に漂う/亜麻色の髪の乙女 / パックの踊り/ピクウィック卿を讃えて / [4]ユーモアの島 / とだえたセレナード/ミンストレル/風変りなラヴィーヌ将軍 / [5]神秘の島 / 沈める寺/霧/月光の降り注ぐテラス / [6]過去の島 / デルフィの舞姫たち/カノープ / [7]静寂の島 / 雪の上の足跡 / [8]踊りの島 / アナカプリの丘/妖精たちはよい踊り子 / (コラム) 「自由」を求めるドビュッシー / 「印象派」から「点描画法」へ / [9]旅の島 / ヴィーノの門 / (コラム) 時間や距離が廃絶された世界 / [10]不思議の島 / 帆(ヴェール)/オンディーヌ(水の精) / [11]ヴィルトゥオーゾの島 / 交代する三度/花火 / (コラム) ヴェルトゥオジティの占める位置 / ドビュッシーの“難しさ” / あとがき / ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ / 〜前奏曲24曲を類似する曲ごとにグループ分けし11の島に分類。 / 多くの譜例を用い、作品の特徴をユーモアも交えながら解説し、 / 具体的な練習方法も提示する。ドビュッシーのピアノ作品の中で / 最も長く、他のどの作品集よりも彼の音楽の神髄が結集された作品 / ≪前奏曲集≫を題材として選んだパスカル・ドゥヴァイヨン氏による、 / 待望のドビュッシー作品の紙上レッスン。〜 / (「ムジカノーヴァ」(2012年4月号〜2013年5月号)連載を / 単行本化、大幅に加筆修正したもの。)

【著者紹介】
パスカル・ドゥヴァイヨン : リーズ国際コンクール、ヴィオッティ国際コンクール上位入賞に加え、1978年のチャイコフスキー国際コンクールでは、フランス人ピアニストとして過去最高位となる第2位を獲得。ベートーヴェン・ピアノ・ソナタ全曲演奏からバルトーク、メシアンまでレパートリーは多彩で幅広く、ピアノ・コンチェルトのレパートリーも50曲を超える。これまでNHK交響楽団、ロンドン・フィルハーモニック、ロッテルダム・フィルハーモニック、パリ管などとの共演を重ねる。現在ベルリン芸術大学教授、英国王立音楽院客員教授および準名誉会員、桐朋学園大学特任教授およびMusic Alp夏期国際音楽アカデミーの芸術監督を務める

村田理夏子訳 : 東京藝術大学卒業後、ドイツ政府給費留学生(DAAD)としてベルリン芸術大学に留学、パスカル・ドゥヴァイヨンに師事。以後Naf¨og財団、ローム・ミュージック・ファンデーション、ヒンデミット財団各奨学生として研鑽を積み、2000年、同大学を満場一致の最高点で首席にて卒業、ドイツ国家演奏家資格を取得。マリア・カナルス国際コンクール入賞、ポルト国際ピアノコンクール第3位。ベルリン・フィルハーモニー・ホールにおける協奏曲の公演は20回を超える。現在、ベルリン芸術大学講師およびMusic Alp夏期国際音楽アカデミー講師をつとめている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • Toshiyuki Marumo さん

    帯の「さあ、乗船なさいますか?」という言葉に誘われ思わず乗船してしまった。ドビュッシーの前奏曲を曲順ではなく11のキーワードにより分類し、楽譜を交えて詩的な言葉で解説したあまり類書にはない手法で書かれた本で、おそらくピアニストをターゲットとした本かと思うけれど、楽譜をほとんど読めない僕が読んでもとても興味深く、1曲の解説を読む毎に該当の曲を聴くという方法で数日かけて読了。ドビュッシーが楽譜に込めた音楽革命への思いが朧気ながらわかりかけてきて、再びドビュッシーがマイブームになってきました。

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