パウロ・コエーリョ

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不倫 角川文庫

パウロ・コエーリョ

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784041073834
ISBN 10 : 4041073839
フォーマット
出版社
発行年月
2018年10月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
336p;15

内容詳細

「生きることとは愛すること」。優しい夫と2人の子どもに恵まれ、ジャーナリストとして活躍するリンダ。誰もが羨む暮らしを送る一方で彼女は、理由のわからない孤独や不安に苛まれ、変化すること、変わらないでいることに恐怖を感じはじめていた。そんな折り再会したかつての恋人…。周囲を巻き込み、刺激と情熱に溺れ、すべてを失いかけたとき気づいた衝撃の真実。背徳の関係さえも、真実の愛を学ぶチャンスだったのだ―。

【著者紹介】
パウロ コエーリョ : 1947年ブラジル、リオデジャネイロ生まれ。現代において最も影響力のある作家の一人。ブラジル文学アカデミー会員。著作の多くが世界的ベストセラーとなり、81か国語に翻訳され、これまで170か国以上の国々で2億2500万部以上を売り上げた。フランスのレジオン・ドヌール勲章を受章。ほかにも様々な国際的な賞を受賞している。2007年には国連ピース・メッセンジャーに任命された

木下眞穂訳 : 上智大学ポルトガル語学科卒(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • コージー さん

    ★★★★☆完璧な夫と子どもに恵まれたジャーナリストの女性が、激情に駆られ不倫をする話。満たされ安定した生活が約束された人生に意義を見いだせず鬱状態になってしまう。そこから自らの力で刺激ある人生を謳歌しようとする。刹那の欲望に溺れながら傷ついてく彼女は、ついに真実の愛に辿り着く。不倫という不貞を美しい物語に仕立て上げた側面は、多くの方から不評を買うかもしれない。その一方で、誰もが隠し持っている欲望や心の闇をつぶさに描き出すことにより、惹かれていく部分も否定できない。コエーリョにしては人間臭い作品であった。

  • 田中雅/Miyabi Tanaka さん

    スピチュアルに重きを置いてはいますが、他のコエーリョ作品より精神世界に触れている要素は少なめ、というより現実社会に即して描かれているので、彼の精神世界描写に期待している読者にとっては「全く描かれてない」と思ってしまうかもしれません。 私個人は、コエーリョの作品群の中では、本作のような精神世界要素少なめの作品が好きです。 タイトル通り、「不倫」に走る一人の主婦が、不倫に走ったことで鬱々としてしまいますが、どこか全面的に爽やかさも感じられました。終わり方は劇的ではないので、不倫がまだ続きそうな予感もします。

  • Momoko Nishikawa さん

    10年も一緒にいるとどんなに素晴らしい人とでも、それが日常になる。そういう日常には馴れ合いと安定があるが、情熱は少なくなる。 そんな日々に不倫が起こる。情熱を感じると同時に嫉妬、罪悪感に苦しむ。欲望に振り回される。そんな苦しい出来事も人生の真実に至る試練なのかもしれない。 苦しみの意味について考えさせられた。

  • ラウディ さん

    パラグライダーで空を飛んでる時にすべての悩みから解放されて、神を感じたって感じの描写がありましたが、そういうのを聞くと空を飛んでみたくなります。鳥と同じ目線で会話ができるって感動的だわ。

  • さなちゃん さん

    夢と冒険を「アルケミスト」で熱く描写したコエーリョの、数多くのファンタジー、神秘性あふれる作品の中に、まさか「不倫」をテーマにした作品があるとは。タイトルの通り、お互い家庭をもつ男女が不倫する小説なんだけど、ただの不倫小説で終わらせないのがさすがコエーリョ。「すべてが変わってしまうのではないかという恐怖」と「これからの人生、毎日同じことの繰り返しになるのではないかという恐怖」を同時に抱えて苦しむ主人公に、既婚者としてなんとなく共感してまった。

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