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ヒエロニムス・ボスの世界

パイインターナショナル

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784756252326
ISBN 10 : 475625232X
Format
Books
Release Date
December/2019
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

目次 : 画家の略歴/ ボスの絵画/ さまざまな主題(風景/ 建築表現/ 顔/ グリザイユ―モノクロームの絵画/ 天国と地獄のヴィジョン/ 音楽、そして騒音/ 幻想的な獣、モンスター/ 四大元素―風、火、土、水)/ 用語解説/ 文献―ボスをさらに理解するために

【著者紹介】
ティル=ホルガー・ボルヒェルト : 1967‐。ブリュッヘ美術館長。専門は14〜16世紀の初期ネーデルラント美術。ボン大学で美術史および音楽学を学ぶ。2003年からブリュッヘのフルーニンゲ美術館等の学芸員を経て、2014年より現職

熊澤弘 : 東京藝術大学大学美術館准教授。東京藝術大学美術研究科修士課程修了。東京藝術大学大学美術館常勤助手/助教、武蔵野音楽大学音楽学部音楽環境運営学科をへて、2017年4月より現職。オランダを中心とした西洋美術史、博物館学を専門とし、日本国内外ノ美術展覧会企画にかかわる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • アキ

    プラド美術館にて、予想通りボッシュ「快楽の園」には常に人だかりがあり細かな描写は見ることが叶わなかった。Bosch in detailでは、その細部を拡大して解説している。2016年はボス没後500年で大規模な調査が行われた。本書では風景、建築、顔、音楽、モンスター、四大元素などテーマ毎に分類している。それによると、地獄の翼扉における樹木人間などの他に、楽園の中に三つ頭のトカゲのような邪悪なものが紛れ込んでいることがわかる。ヤン・ファン・エイクからボスを経てブリューゲルに至るフランドルの系譜が見えてくる。

  • 更紗蝦

    ヒエロニムス・ボスの絵の一部を拡大(絵の表面のひび割れが確認できるほど拡大している場合もあります)して、ボスの絵画技法を分析し、「風景・建築・顔・音楽・モンスター・四大元素」などの個別の主題ごとに、そこに込められている意味を解説した本です。個人的にトラッドミュージックが好きなので、楽器に関する解説が一番印象に残りました。バイオリンとバグパイプが伝統的に悪魔と関連づけられていることとか、ハーディ・ガーディが物乞いの楽器だったということを初めて知り、とても驚きました。

  • 宇宙猫

    ★★ ボスの絵を”風景”とか”建築”、”顔”などに分類して切り取って解説してるんだけど、絵全体と関連した説明がしてあるので絵ごとにまとめて欲しかった。取り出した部分だけは良く分かるけど、とっちらかってる感じで分かりにくい。

  • Christena

    一見ユーモラスな生き物たちがひしめくボスの絵ですが、実は一つ一つに意味があり、難解な作品。この本では、それを丁寧に解説しています。リスボンの国立古美術館に『聖アントニウスの誘惑』を見に行った時は、実物の迫力に圧倒されて、ただ呆然と眺めてた記憶があり、この本を読んでいたら鑑賞のしかたも変わったのかなと。持っていくには重いけど、そのぶん美しい挿絵が満載の見応えのある本でした。

  • tama

    図書館本 新刊案内で 原題がBosch in Detail でボスの作品の細部が切り出し、拡大され、元の絵のここ、と言うのを探して見たり。この本、かなり面白い。特に、幻想的生物、風景が好きな私のようなオタク(恐らく諸星大二郎もそうなのだと思う)にはたまらない本。出来れば手元に置きたい。でも、もう置く場所がないなあ・・・。

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