【中古:盤質B】 ラブレター

この身を削って句読点!
2013 年、静かなる平成ロックンロールデモクラシー。
人情と音楽まみれの素晴らしき世界! 日本屈指のハードワーキングバンド「バンバンバザール」スタジオ盤、最高傑作！
オリジナルアルバムとしてはなんと１４枚目のリリース。盟友おおはた雄一と共作した「赤いギター」にはリーダー福島の地元の英雄（互いに新宿ブラザーと呼び合う）仲井戸”CHABO" 麗市が赤いギブソンのスライドギターで参加。ジャジーなラブバラード「ハーモニー」にはアルバム『４』の名曲「こんな気持ち」以来１４年ぶりのデュエットとなる宍戸留美が参加。「シーサイド・クルーザー」ではインターネット上で“バンバンバザール大学インターネットマンドリンクラブ”なるものを結成。ネット上であらかじめアップしたベーシックトラックに、弦楽器のアンサンブルの投稿をyoutubeを通じて呼びかけ、ファンもレコーディングに参加すると言う前代未聞の発想での結実！


年間６万キロを愛車「ハイエース」で走り、もはや活動自体が社会実験と化しているバンバンバザールの目指す先には、暗澹たる音楽業界の行く末をあざ笑うかのように、薄っぺらいメッセージを笑いながら塗りつぶす正直な男達のロックンロール、うたの世界が繰り広げられる。まさに静かなる平成ロックンロールデモクラシー。
前作から３年の間にはメンバーの脱退、ボーカル福島ののどのポリープの手術、福島家、黒川家両家とも子供を授かると言う大きな節目を迎え、全編「うた」への回帰を感じさせるタイトル「ラブレター」。誰への愛なのか知る由もないが、幸せだけじゃなく絶望だけじゃなく、その狭間を行き来する人間が愛おしい渾身の９曲を収録。
8 月には「RISING SUN ROCK FESTIVAL in EZO」に４度目の出演。９月にはバンバンバザール自らが提案する日本一ピースで濃厚なキャンプイベント「勝手にウッドストック」の１２度目の開催。リーダー福島のブラックボトムブラスバンドの「恋のマジックアワー」の作詞、歌唱。大物歌手のプロジェクトへの楽曲提供、その他秘密の巨大プロジェクトも進行中など今年下半期も話題に事欠かない。


[profile]
1990 年結成。ストリートの演奏がきっかけでギタリスト吾妻光良氏に見いだされ、1st アルバム「リサイクル」でデビュー。JAZZ、JIVE、JUMP BLUES、FOLK、COUNTRY、LATIN、HAWAIIAN などオールドタイミーで様々なルーツの香りのするGOOD MUSIC 作品をこれまで発表し続けている。バンバンバザールは現在、福島、黒川の２人を中心にメンバー、音楽性、演奏スタイルともに常にフレキシブルであるものの、結成以来一貫して「ライブ！」生の音楽にこだわった活動をし続けている。
もちろんまさに日本全国またにかけたツアーもライフワークとなった。
2002 年より既成の音楽イベントに飽きたらず、シーンの交流をはかるため、キャンプ場を借り切っての屋外イベント「勝手にウッドストック」を毎年開催、ステージ設営、フード、運営までしっかりこだわり数多くのアーティスト、ファンと一体化した盛り上がりを見せている。自らのレーベル「HOME WORK」を立ち上げ、アーティストのCD プロデュース、活動のサポート、2006 年よりFM NACK5 で「GOO GOO RADIO」のパーソナリティも務め、まさにGOOD MUSIC の種をまき続けている。