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エストニア出身のミケル・キュトソン指揮による
バラキレフの管弦楽作品集
ロシア国民楽派の五人組のリーダー、ミリイ・バラキレフ。ロシア民族の音楽性を追求した哀愁漂う旋律や、オリエンタリズムが特徴。バラキレフの代名詞ともいえる難曲ピアノ曲『イスラメイ』など一部の作品は現在でも演奏されていますが、他の作品は録音もそれほど多くなく、こと管弦楽曲となるとコンサートでも取り上げられる機会は多くはありません。
今回は、前作でグラズノフの交響曲第7番を録音したエストニア出身のミケル・キュトソン率いるニーダーライン交響楽団がバラキレフの管弦楽曲に挑みます。シェイクスピアの劇のための付随音楽として書かれた『リア王』の色彩豊かな序曲。そしてウクライナ出身のピアニスト、ディナーラ・クリントンをソリストに迎えた、美しいロマンティックな旋律が印象的な単一楽章の『ピアノ協奏曲第1番』。チャイコフスキーの交響曲第4番第4楽章で使われている旋律などロシア民謡の旋律を用いて作曲された『3つのロシア民謡の主題による序曲』。最後にバラキレフがコーカサス地方への旅行中に出会った民俗音楽の影響が感じられる交響曲第2番。ニーダーライン交響楽団による多彩なサウンドとMDGの高音質録音で鮮烈に響きます。(輸入元情報)
【収録情報】
バラキレフ:
1. 劇付随音楽『リア王』〜序曲
2. ピアノ協奏曲第1番嬰ヘ短調 Op.1
3. 3つのロシア民謡の主題による序曲
4. 交響曲第2番ニ短調
ディナーラ・クリントン(ピアノ:2)
ニーダーライン交響楽団
ミケル・キュトソン(指揮)
録音時期:2021年3月3-6日
録音場所:クレーフェルト=メンヒェングラートバッハ公立劇場
録音方式:ステレオ(デジタル/セッション)
SACD Hybrid
CD STEREO/ SACD STEREO/ SACD SURROUND