(こちらは新品のHMVレビューとなります。参考として下さいませ。中古商品にはサイト上に記載がある場合でも、封入/外付け特典は付属いたしません。また、実際の商品と内容が異なる場合がございます。)
エミール・ハルトマン:室内楽作品集
1836年、エミール・ハルトマンはデンマークの作曲家ヨハン・ペーター・エミリウス・ハルトマンの息子として芸術一家に生まれました。幼少時から作曲を学びましたが、故郷デンマークでは父の影に隠れがちな存在で、留学先のドイツで活躍の場を広げたようです。
ハルトマン作品の多くは楽譜も残っておらず、長い間忘れ去られていましたが、このアルバムではデンマークのヴァイオリニスト、エリザベス・ツォイテン・シュナイダーがハルトマンが得意とした室内楽に光を当て、ドイツとベルギーから精鋭音楽家を集めて録音、ハルトマンのロマンティックで美しく技巧的な作品を蘇らせました。ライナーノーツにはシュナイダーのハルトマン作品への想いが綴られています。
シュナイダーはデンマークで生まれ1981年にデビュー。その後米国に留学し様々な賞を受賞。デンマーク王立管弦楽団やデンマーク国立放送交響楽団の首席を務め、現在はデンマーク音楽アカデミーで後進の指導にもあたっている名手です。(輸入元情報)
【収録情報】
エミール・ハルトマン:
● ピアノ五重奏曲ト短調 Op.5 (1865)
● 弦楽四重奏曲イ短調 Op.14 (c.1872-75)
● 弦楽四重奏曲ハ短調 Op.37
● アンダンテとアレグロ イ短調〜ヴァイオリンとピアノのための Op.12
エリザベス・ツォイテン・シュナイダー(ヴァイオリン)
ニコラ・デュポン(ヴァイオリン)
トニー・ニス(ヴィオラ)
ユストゥス・グリム(チェロ)
ダニエル・ブルメンタール(ピアノ)
録音時期:2018年12月3-8日
録音場所:Krzysztof Penderecki European Centre for Music
録音方式:ステレオ(デジタル/セッション)
世界初録音