物質は何からできているのか アップルパイのレシピから素粒子を考えてみた

ハリー クリフ

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784760154975
ISBN 10 : 4760154973
フォーマット
出版社
発行年月
2023年01月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
472p;20

内容詳細

物質の最小単位とは何か。なぜわれわれは存在するのか。宇宙の始まりを探る理由とは。カール・セーガンいわく「アップルパイをゼロから作りたかったら、まず宇宙を発明しなければなりません」から始まる素粒子をめぐる物語。

目次 : 料理入門/ アップルパイを切っていくと/ 原子の材料/ 原子核をぶつける/ 熱核融合オーブン/ 星の素質/ 究極の宇宙オーブン/ 陽子のレシピ/ そもそも粒子とは?/ 最後の材料/ 万物のレシピ/ 見落としている材料/ 宇宙を発明する/ 終わり?

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • やいっち さん

    書店で見付け、即手にした。この手の本は大好物。アップルパイを作るには、店で売っている素材で…じゃなく、素材をとことんそれこそビッグバンの極みまで探究する。ダークマターやダークエネルギーなどの最新の宇宙研究も当然扱っている。

  • tom さん

    宇宙の年齢は137.99 ± 0.21億年。最初の始まりから10の-43乗秒までの間に宇宙は大爆発し、いろんなことがあり、さまざまな物質を生み出し、今の宇宙ができた。そのプロセスを解説してくれる。本の終わりは、未だ未解決の宇宙の最初の出来事について書いている。多次元宇宙だとか超弦理論だとか、理解不能のことが多々。もっとも、この本の半ばを過ぎたあたりから、ほとんど理解不能の状態が続く。この本をスルスルと読める人は幸せ者だと思いながら読了。そして、宇宙というか私の生活空間には不思議が詰まっていると実感。

  • 宇宙猫 さん

    ボリュームがありすぎて読めそうもない。時間がある時に再挑戦。

  • やすお さん

    最新の素粒子物理学の現場を一般向けに解説する書籍。著者の説明がうまく、原子核やニュートリノ、クオーク、ヒッグス粒子などがするりと分かる(分かった気になる)。アップルパイを作るために用意するのは、つきつめれば宇宙を作成するようなものとして、物質の根源を探求する。根源を探るための加速器を使った実験の模様は、まさに冒険譚だ。本書を読むとその冒険に参加できる。ある意味、宇宙の根源を解説しようとしている本でもある。これまでの素粒子物理学の流れを一冊の書籍にまとめた著者の功績は大きい。

  • Yuki2018 さん

    表題は、長年に亘って最高の頭脳が多大なコストをかけて取り組んできた究極の問いと言えるだろう。原子は原子核と電子でできており、原子核は陽子と中性子でできている。陽子や中性子はクォーク等の素粒子が強い力で結合されたものだ。では、それらは何で、何故存在しているのか?物質を分割していく還元主義では答えがでない。いつか答えが出る日が来るだろうか。本書は軽妙な語り口ながら、粒子は「場」に起こる波動であるとか、反物質などが登場する後半は特に難解で分からないままにページを捲るのみ。実に不思議で興味をそそるテーマである。

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ハリー クリフ

ケンブリッジ大学を拠点とする素粒子物理学者で、CERNの大型ハドロン衝突型加速器LHCb実験で研究を行っている。ロンドン科学博物館で7年間にわたって学芸員を務めた。定期的に市民向け講演を行い、テレビやラジオにも出演している。2015年に行われたTEDトーク「Have We Reached the E

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