パパの戸籍に私はいない -汚部屋で育ち、東大を出ても-(仮)バンブーエッセイセレクション

ハミ山クリニカ

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784801935938
ISBN 10 : 4801935931
フォーマット
出版社
発行年月
2023年06月
日本
追加情報
:
213p;22

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読書メーターレビュー

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  • 鷺@みんさー さん

    『汚部屋育ちの東大生』は、何年か前にネットで読んだ。今回は図書館で見つけて、タイトルから「あーそういうことやったんか」と腑に落ちながら借りた。最後まで読んで、やっぱり頭のいい人なんだなと。まとめ方や客観視が上手い。血筋的に生来頭が良かったんだろうな、と思う。一人暮らしの切っ掛けは知らなかったが、なかなか意外で面白かった。そこは神の采配だったのかもしれないね。所謂勉強的な頭の良さだけでなく、総合的な難易度で言えば東京藝大の方が東大よりも上なんだと思う。初めて周りとの差異を気にしなくて生きやすくなったのも良い

  • 今庄和恵@マチカドホケン室コネクトロン さん

    汚部屋育ち本の続編というか明かされた真相が痛ましすぎて。毒親ここに極まれり。どうか著者さんが親のことなどふっきって、幸せな道を歩まれますこと、心より祈念いたします。

  • ふじ さん

    不倫で生まれたとも知らされず、なぜか別居の父、苗字が母と違う、ある日から母とだけ会わなくなる…ある程度大きくなってからは気づきたくもないのだろう。捨てられた母は精神に異常をきたし、それを支えるのも主人公。本当に、おせっかいすぎる人がいなければ抜け出せなかったんじゃないかと思う。最後に自分の境遇を俯瞰して見られるようになった著者のこれからに幸あれ。健全な家族関係って人間関係の第一歩だからほんと大事。

  • アルカリオン さん

    フィクションだとすると出来が良くないので、実話ベースなのだろう。で、実話だとすると、些末な点ではあるが「東大に落ちて東京藝大にいったん進学・仮面浪人。一浪で東大合格」というくだりが引っ掛かる。最近の入試制度には詳しくないが、何が何でも東大ということであれば、前期後期ともに東大を受験するので藝大の受験機会はないのではないかと思うのだが。KindleUnlimited

  • くろねこ文学 さん

    不倫の子として生まれ、父から捨てられ毒親化した母親に育てられた悲惨な実体験を描く。母親のあまりの異常さと主人公が逆らう意思をなくし、母親の異常な過干渉を受け入れてしまうところにイライラした。が、よく考えれば、母親も辛かっただろうし、子どもの主人公の自己防衛的従順も仕方ないのかもしれない。かなり重い内容で、途中読むのがつらかったが、最後、主人公が母親を同情的に理解し、無責任な父親から精神的に離れられ前向きになれたところは良かった。こういう体験談を読むことで同じような思いをしている人の助けになるかもしれない。

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